私らしく、丁寧な暮らし

畑、野菜、料理、食育、絵本、子どもをテーマに自分らしい丁寧な暮らしについて、綴っていきます。
#丁寧な暮らし

女子の正論

2019-02-13 07:20:41 | 保育士
昨日の出来事。

カプラという積み木を使って遊んでいた男子2人とおせっかい女子2人のお話。

そもそも、保育室では、玩具が混ざらないようにとか、安全に遊べるようにとか、遊びやすいようにとか、様々な理由でコーナー分けしている事が多いのですが、そのコーナーを巡って起きた揉め事についてです。

カプラコーナーで遊んでいた男子たちがカプラコーナーからカプラを持ち出し、ロッカーの裏へ…コソコソとカプラを積上げていたのです。
そこへお節介女子の登場!
女「ここでカプラやっちゃいけないんだよ!」
男「いいじゃん!」「やってないし!」
女「先生に言っちゃお〜」「先生〜!…」
となるわけです。

そこで、女子になんでロッカーの裏でカプラやっちゃいけないのかたずねると、
カプラはカプラコーナーでやらなきゃいけないの
ロッカーでやると、ロッカー使えなくなっちゃうから
邪魔だから…

まぁ、出るわ出るわ…
でも全て正論。
ルールですよね。

そこで、なんでロッカーの前でやってるか聞いてみた?何か理由があるのかもしれないよと伝えると
怖い顔で男子たちに
「なんでそこでやってたの?!!」と聞くのですが、当然男子たちは「教えない〜!!」とケンカモードになるのです。


私が伝えたかったのは、色々な感じ方があるという事。その場面だけで判断するのではなく、その背景や内面へも目を向ける事。
この先、沢山の人と触れ合う中で、自分とは異なる感じ方をする人もいるでしょう。そういう時に、自分の思いをどんな風に伝えるでしょう?
ストレートに…
オブラートに包んで…
あなたの感じ方はこうでしょう。私はこう感じました。

相手の思いを分かろうとする人…そういう大人に育ってほしいですね。