佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

興味は無いかも知れないけれど、

2006年11月03日 22時20分10秒 | 日記・エッセイ・コラム

 

 今日の出来事。

 

 

 今日は休みの日の割には

比較的早く起き(自分にしては、です)、

ちょうど昼頃に書店へ。

いつも仕事の帰りに寄るので、後ろの時間を

気にして本を見るのが窮屈だなと。

今日はゆっくり。

 

 

 実は、普段使う本屋は、

いわゆる全国チェーン系の書店。

というかレンタルショップ?

入りやすいので、普段雑誌を立ち読みするには丁度良い。

今日もまずそこへ。

 

 

 しかし、今日、日中暑かった。

おまけに店内、空調が入っていて暑い。

一応立ち読みするが、何か集中できない。

 

 

 そして、もう一つの書店へ。

これは、普段あんまり行かないのだけど、

僕の住む新津の良心と言うべき書店。

大きな本屋なんですが、

地方の割には文庫本とか専門書もあって、

雑誌の種類も、ちょっと凝ったものを置いている。

 

 

 そこに入ると、涼しい。

空調が丁度良い。

そして、静か。

これがいわゆる書店の空気だと思い出した。

時間を気にせず店内を。

いやー、ゆったりした時間。

 

 

 というか、実は、後ろがあった。

ちょっと遅れたが、アパートに帰って、

Jリーグヤマザキナビスコカップ

ジェフ対アントラーズのテレビ観戦。

昼食を摂りながら。

 

 

 本当は掃除もするはずが、ほとんど出来ず。。。

明日こそは。。。

 

 

 そして夕方家を出る。

一路新発田へ。

今日は、自分の先輩でもある

佐藤さおりさんの一時帰国記念のコンサートがあった。

行って待っていたら、思いがけず開演前にお会い出来た。

さおりさんは相変わらずさおりさんだった。

同じ苗字なので、”弟”として可愛がって頂いていたのだが、

結構久しぶりでした。

というか、変わり果てた”弟”の姿を見て、

どう思っただろうか(笑)。

演奏会の内容は別途。

 

 

 明日もコンサートが一つ。

実はあちこちコンサート行きたいけど、

ちょっと自粛中なので、一つめがけて行きます。

 

 


人間考~昨日のつづき~

2006年11月03日 00時50分47秒 | 日記・エッセイ・コラム

 

 さて、ぼんやりと昨日の続きを。

 

 

 繰り返しますが、

あくまでネタとして書いているので(笑)。

 

 

 

 今日ぼんやりと考えていました。

 

 

 僕は、勤め始めて5年半、

まあ色々あったんですが、

やっぱり、以前も書いたとおり、

職場にいると何だか不自然だなと思うことがあるんですよね。

自分が仕事が出来ないということも知ったし、

まあここには書きにくい自分のことも色々分かりました。

 

 

 なんと言っても、男性でありながら、

音楽科という特殊な環境で6年半も生活してしまったことは、

その後の僕自身の身の置き場所を見つけにくくしていました。

 

 

 

 たまに、その道に沿って、

教員になっていたらということを考えますが、

今の職場に勤め始めた時の最初のころを思うと、

僕が教員になって生徒に迷惑をかけなくて良かったと(苦笑)。

 

 

 ただ、道を変えて、

いわゆる一般社会に入ったことで、

僕はいろいろな部分で揺らぎました。

 

 

 自分が、周りにいる一般的男性と比べて、

著しくかけ離れているという感覚。

女性の中にいたからこそ成り立っていた

自分のアイデンティティーが、

ものの見事に揺らぎました。

正確に言うと、学生時代も同じことを思って

塞いでいた時期はありましたが。

 

 

 その当時ある人と話していたのですが、

音楽科の女性というのは、音楽科の男性に寛容だと。

一般的な男性社会に出て行ったら明らかに浮くような男性を、

寛容に受け入れていると。

これ即ち、音楽科の女性が、音楽科の男性を

男として見ていないから成り立つことなんですけど。

 

 

 最近は、少し薄くなったんですが、

それでも、僕は、やっぱり、一般社会に出ると、

浮いた存在なんだなと感じます。

男らしくないし、何より、

自分で現状を打開できるだけのたくましさがない。

その時、これまで周りの優しい人達に生かされていたことを知ったのです。

 

 

 今思うことは、

やっぱり、音楽取ったら、自分はただの人だな、と。

音楽をする場にいることが、自分が楽で一番楽しい。

勿論、いろいろな趣味はありますけど、

やっぱり、自分は、音楽という一番大きな鎧を

身に纏っているのだと。

 

 

 これも人と話していたのですが、

中田英寿だって、顔だけ見ればそんなに男前じゃない、

サッカーを通じてかもし出される付加価値があるから

そう見えるんだと。

 

 

 中田に言わせれば、

サッカーだけが僕の人生じゃないと言うかも知れませんが、

誰が何と言っても、彼を形作ったものはサッカー。

 

 

 大事なことは、

サッカーという鎧を外した時に、

人間として何が備わっているか。

何を学んでいるか、だなと。

 

 

 自分に置き換えると、

音楽を通して自分は色々学んでいくのかなと。

勿論、仕事もそうなんだろうけど、

音楽で学ぶことの方が、自分は大きいなと。

 

 

 音楽の世界で、自分を磨いていくことが

自分を一番良い状態に持っていけることで、

それを見て、人が、何か思ってくれたら、

何か心が動くような人間になれたら、

そういうことなんだなと。

 

 

 確かに、それだけでは片付かない「根深い」問題が、

自分には存在するのも事実で、、、

とにかく、ちゃんと「大人として」一人で生活していくことを

しっかり出来るようにならないといけない。

それすらがまともに出来ていない自分に、

音楽どうこうなんて言えた義理ではない。

でも、やっぱり仕事があって、音楽があって、

両方が今は車の両輪。

どちらかを欠くことなく、とりあえずしばらく

進んでいかないといけない。

 

 

 

 夢ばっかり見ないで、

今与えられている環境で一生懸命すること。

結局それの積み重ねなのかな、と。

 

 

 書きながらそれっぽい結論に達したので、

この話はここでおしまい(笑)。