佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

レッスン受講

2006年11月16日 00時40分10秒 | クラシック

 

 日曜日の記事ですみません。

チェンバロ八百板さんの見附のスタジオにて、

前述の片野先生のレッスンを受講しました。

 

 

 12:00から1番目の受講。

他のレッスン受講者と聴講の方が数名。

 

 

 歌った曲は、

バッハの「Bist du bei mir」と、

5月に楽路歴程の演奏会で歌ったバッハのBWV131より

2曲目のアリアを。

チェンバロを八百板さんが弾いてくださるという贅沢なレッスン。

 

 

 こんな機会もそうないと思って、

MDで録音したのですが、

動いていたはずなのに録音されていませんでした。

帰りの車の中で一人発狂していました(怒゛)。

 

 

 内容は、非常に濃密でした。

というか、かなり細かく止めて頂き、

その都度、細かいチェックが入りました。

否、細かいのではなく、全てが当然の指摘でした。

発音については、そこそこ慣れていたつもりが、

「歌唱」することにおいての問題点が、

僕の発声技術の拙さとともにあらわになりました。

言われたのは、語尾の処理など。

これは僕も普段指導する時に言うことなのですが、

曖昧な母音を、曖昧なまま発音できていませんでした。

僕は、声を出そうという意識が強すぎて、

曲の世界の表現や、そういう発音に即した歌唱が、

かなり疎かになっていました。

そういう意味で、指摘の内容をすぐに良く出来なかったことに、

自分でもどかしさを感じながらのレッスンでした。

 

 カンタータBWV131の方は、

ピッチの悪さを指摘され、

細かく動くメリスマの処理の不慣れが出たと思います。

 

 

 とにかく、いい経験になったレッスンでした。

録音できなかったのが返す返すも悔しいですが。

 

 実は、今年に入ってレッスンを受けていた先生が、

今後事情で新潟に来られないことになって、

レッスンが無くなってしまった矢先の今回。

 

 

 今日思ったこと。

 

 この機会を逃したくないこと。

 新潟で、指揮者として、歌い手として、

「唯一」の存在になるために勉強したいこと。

 

 

 まだ若いので色々経験してはいきますが、

「何」を中心に据えたら良いか、

いくらか視界が良好になった気がします。

 

 

迷わず行けよ 行けば分かるさ 

1,2,3、ダァーーーーーッ!!!

 

        by (好きじゃないけど)アントニオ猪木