日曜日の記事ですみません。
チェンバロ八百板さんの見附のスタジオにて、
前述の片野先生のレッスンを受講しました。
12:00から1番目の受講。
他のレッスン受講者と聴講の方が数名。
歌った曲は、
バッハの「Bist du bei mir」と、
5月に楽路歴程の演奏会で歌ったバッハのBWV131より
2曲目のアリアを。
チェンバロを八百板さんが弾いてくださるという贅沢なレッスン。
こんな機会もそうないと思って、
MDで録音したのですが、
動いていたはずなのに録音されていませんでした。
帰りの車の中で一人発狂していました(怒゛)。
内容は、非常に濃密でした。
というか、かなり細かく止めて頂き、
その都度、細かいチェックが入りました。
否、細かいのではなく、全てが当然の指摘でした。
発音については、そこそこ慣れていたつもりが、
「歌唱」することにおいての問題点が、
僕の発声技術の拙さとともにあらわになりました。
言われたのは、語尾の処理など。
これは僕も普段指導する時に言うことなのですが、
曖昧な母音を、曖昧なまま発音できていませんでした。
僕は、声を出そうという意識が強すぎて、
曲の世界の表現や、そういう発音に即した歌唱が、
かなり疎かになっていました。
そういう意味で、指摘の内容をすぐに良く出来なかったことに、
自分でもどかしさを感じながらのレッスンでした。
カンタータBWV131の方は、
ピッチの悪さを指摘され、
細かく動くメリスマの処理の不慣れが出たと思います。
とにかく、いい経験になったレッスンでした。
録音できなかったのが返す返すも悔しいですが。
実は、今年に入ってレッスンを受けていた先生が、
今後事情で新潟に来られないことになって、
レッスンが無くなってしまった矢先の今回。
今日思ったこと。
この機会を逃したくないこと。
新潟で、指揮者として、歌い手として、
「唯一」の存在になるために勉強したいこと。
まだ若いので色々経験してはいきますが、
「何」を中心に据えたら良いか、
いくらか視界が良好になった気がします。
迷わず行けよ 行けば分かるさ
1,2,3、ダァーーーーーッ!!!
by (好きじゃないけど)アントニオ猪木