デジカメの電池が切れて写真がアップできないので、
違うネタを少し。
ひかり回線を利用した映像配信サービス、
4th mediaを利用していると書きました。
それが開通してから、
Jリーグパックでアルビの試合を観まくっていました。
サポーターはビッグスワンへ来い!と言われそうですが(苦笑)。
で、この放送が非常に嬉しいんですね。
前も書いたんですが、地上波でたまにやる放送と違い、
Jリーグについてありとあらゆる選手まで
細かく把握している実況と解説の人が当たっていること。
何が違うって、選手をリスペクトしているんですね。
選手の良いところを良く知っていて、
そういうプレーを褒める。これが嬉しい。
特に八塚浩さん。良い実況します。
解説者も、メジャーな人じゃないけど、非常に良く見ている。
で、アルビの試合を観ていて思ったんですね。
今年のアルビの戦いぶりは誇りに値すると。
結果が出ていると言うこともありますけど、
観ていて非常に気持ちが良いサッカーをします。
決して要領良くはないけど、誠実。愚直。真摯。
こういう言葉が当てはまる。
これ、
反町監督時代と、今の鈴木監督では、
取っている戦術は全く違いますが、
共通しているのが上記のこと。
言い換えると、「ハードワークを厭わない」ことです。
逆に言うと、それをしない選手は使えないということです。
このチームカラーって、誰が作ったんだろうかと思います。
どういうわけか、新潟の土地柄と似ている気がします。
スターはいないけど、地道に真面目に頑張る選手たち。
新潟のサポーターは、そういう県民性と選手を、
どこか重ね合わせていると思います。
どれが先だったのか?
分かりません。
でも、良い監督に巡りあっていることは間違いないし、
それに応える良い選手もいる。
良いサポーターもいる。
フロントの考え方も今のところぶれてはいない。
これって、どれが欠けてもいけないんですよね。
例えばこれまでの日本代表は、監督がその色を作っている。
「○○JAPAN」と言う呼び名は、代表においてより顕著です。
トルシエ、ジーコ、オシム。
でも、これって本末転倒で、
本当は協会がしっかりとしたビジョンを持って、
それに沿う監督を選ぶ、
それこそが正しい順番。
それを監視するのがメディアやサポーター。
そういう意味では、
今のアルビのチームカラーは、
ここ何年かで確実に浸透している気がします。
これは、何にも換え難い、価値のあるものだと思います。
新潟の誇り。そう言って差し支えないと思います。
これを守っていくために、
先導するのはもちろんチームのフロント。
間違っても、名前で監督を呼んではいけない。
結果は大事だけど、それ以上に、積み上げるものが大事。
チームカラーというのは、チームの伝統や歴史であって、
フロントもチームも選手もサポーターも、
それをリスペクトするものでないといけない。
これらが一体となって、今の新潟のチームカラーを
大切にし、お互いに認め合い、監視していかないといけない。
もし結果が出ないことがあったとしたら、
立ち返るべきはそのチームカラー。
アルビレックスの歴史を積み上げていかないといけない。
もう、チームは、誰かだけのものではない。
そう思うのは、今の戦いを見ていて思うのですが、
特に、外国人選手に、そういうのが顕著に表れます。
エジミウソンも最初は個人プレーが目立ったけど、
ファビーニョという真面目な選手がいたからこそ
チームにフィットしたのはあると思います。
勿論、本人の努力は当然ですが。
そうして、シルビーニョやマルシオ・リシャルデスなど、
献身的なプレーを行う外国人選手を見ていると、
本当に感動します。
サッカーのチームは、野球より移籍が多いので、
そのチームカラーを守るのは難しいですが、
新たな選手が入ってきたときに、
その選手がどうなっていくか、
それは今いる選手が練習やゲームで
何を体現するかで決まります。
昔、反町監督は言っていました。
「走れない選手は使わない」と。
そのとおりです。
極論かもしれませんが、
90分中1度しか仕事をしないフォワードは要りません。
仕事というのが、例え毎試合の得点だとしても、
フロントはそういう選手を連れてきてはいけない。
これから未来永劫続いてほしいアルビの歴史は、
フロントが中心となりつつも、監督、選手、サポーターが
一体となって作っていくものであってほしい、
アルビの後半戦へのエールを込めて。