佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

アタック25考~tek310、幼き故の失敗~

2009年02月09日 21時57分49秒 | テレビ番組
 
 「パネルクイズ アタック25」
を知らない人はいないと思います。
私が幼き頃から放送されてきた長寿番組です。
 
 
 えー、ほとんど話したことはありませんが、
tek310、実はこの番組の予選会に参加したことがあります。
予選会と言っても、今から20年以上前の話、
そう、小学生大会の予選会です。
 
 
 なぜ参加したのか、、、
その辺は覚えていないですが、多分父親に勧められてだと思います。
父親と一緒に予選会に行ったから、多分そうでしょう。
多分、当時NT21(今UX)で告知していたんでしょう。
 
 
 でも、その他の記憶はかなり鮮明です。
多分小5か小6なんですけど、
tek310は父親と一緒に、
会場である新潟市内にあるNT21の社屋へ行きました。
会場に入ると、数十名くらいでしょうか、
小学生が座っていました。
新潟県代表を決める予選会です。
 
 
 最初に、20問のテストがありました。
筆記なんですが、問題はペーパーではなく、
誰かが朗読して録音された問題が
一定時間ごとに出題されました。
その答えのみ紙に書くという感じ。
次から次へと出題され、あまり考える時間はありませんでした。
本番と同じような出題方法にしたんでしょうね。
内容は、、、いろいろな分野の問題だった気がします。
アメリカに関する問題があったような。。。
地理とかいろいろですね。
 
 
 採点のための時間をおいて、
すぐに一次予選通過者が発表になりました。
たしか、20問で20点満点ですが、
15点以上の人だったと思います。
数名だったんですが、tek310は何と通過したんですね。
今考えると、小学生の頃は一番頭がキレていた気が(笑)。
 
 
 そして、その次の課題は「面接」でした。
まず、色々な質問が書かれている用紙が配られ、
それに記入し、それを元にスタッフらしき人が面接を行う、
そんな感じでした。
 
 
 さて、ここです。
 
 
 今でも鮮明に覚えています。
以下に、面接の様子を再現します。
 
 
 
面接官「じゃあ、次に、よく見るクイズ番組ですが、
    ん、、、『クイズ100人に聞きました』。。。
   『アタック25』は見ないのかな?」
 
 
tek310「はい、、、時々見ます。」
 
 
 
 幼きtek310、
それは正直者。
生真面目。
その純粋なtek310に、
嘘をつく、おべっかを遣うという才能はありませんでした。。。
 
 
 本当に、時々しか見てなかったんですよ、実は(笑)。
父親主導で連れられて来たというのが分かりますね。
ええ、『クイズ100人に聞きました』は毎週見ていました(爆)。
面接が終わって帰り、父親に面接の内容を聞かれ、
答えた通りのことを話すと、
「えっ、お前、そんなこと言ったのか?」と言い、苦笑する父親。
「そこはアタック25って書かないとダメだろう」と。
幼きtek310は、
「えっ?あ、、、そうか、、、そうだよな。。。」
と心で思いました。
 
 
 今考えれば、
時々しか見ていない小学生を全国ネットに出せるかっちゅー話です。
そんな正直者な小学生は、機転が利かない訳です。
児玉清さんの質問に、言っちゃいけないことを
言ってしまうかもしれない。
 
  
児玉清「えー、tek310君がよく見るテレビ番組は。。。ん???
    アタック25は見ないのかな?」
 
tek310「はい、時々見ます」
 
  
 これはテレビ的にあり得ないですね(笑)。
後でハガキが送られてきましたが、
当然、二次予選で落選しました。。。
 
 
 でも、これをきっかけに、
tek310は少し大人になりました。
「正直だけでは生きていけない」ことを知ったあの日。。。
良い勉強になりました。。。