さて、書こうと思っていて封印していたネタを。。。
今日、韓国でのK-1が放送されていました。
はじめに書いておきますが、
僕はボクシングファンです。
最近は忙しくてちゃんと目を通せていないのですが、
もともと大学からボクシング雑誌を買い続け、
仕事を始めてからの夢が、WOWOWに加入すること。
開局以来唯一続いている、週1回のボクシング番組を見るためです。
海外のボクシング事情を、雑誌でしか知られなかった時代を
大きく変えた画期的な出来事だったんです。この放送開始。
最近は正直見れていませんが、
ビッグマッチは生中継するので、それは見てます。
さて、ボクシングは、昔はそうでありませんでしたが、
今では立派なマイナースポーツです。
何で判断するかって、数字(視聴率)ですね。
昔はよく世界戦をどの局でも放送してましたが、
数字が取れないから、世界戦はもとより、
深夜のボクシング番組も少なくなりました。
そんな中、突如現れたのがK-1。
日本人は食いつきました。
その時ボクシングファンがどういう気持ちで
それを見ていたかというと、
正直苦々しい思いです。あとは冷めた見方。
僕もそういう一人でした。
でも、見ていないのに、悪いコト書けませんよね(笑)。
だから、昔もチラチラ見てましたが、
最近もチラチラ見ています。
僕の感想ですが、
率直に言って、K-1は未熟な格闘技に見えます。
2点あって、
「どういう形が、完成したK-1のスタイルかが見えないこと」
「選手の技術的な水準が高いとはどうしても思えないこと」
です。
これは全ての選手というわけではありません。
中量級?でしょうか、魔裟斗とかは、ボクシングの勉強を
よくしていると思います。
でもね、ボブ・サップ、曙が出てきた頃から、
明らかにおかしくなっている気がしますね。
K-1のやり方はとてもうまいと思います。
常に注目選手をつくっていくやり方。
最近ではシュルトやチェ・ホンマンでしょうか。
しかし今日のこの2人の試合も、
実況は盛り上げていましたが、明らかに凡戦に見えました。
技術の拙い人をここまで堂々と出されると、
かえって感心してしまいます。
ちょっと辛口でしょうか。。。
もう一つどうしても理解できないことが。
飛びヒザです。
シュルトの得意技ですが、
両手で相手の頭を抱えてあごをヒザで蹴る行為。
これを認めるって、どういうルールなんだろうと思います。
あれを防ぐ方法ってあるんでしょうか?
あと、今日見ていて、足を蹴られて転んでいる(ダウンしている)
ように見えたのが全てスリップでした。
この辺のルールは、僕が理解できてないだけでしょうかね。。。
しかし、韓国でも韓国相撲からK-1に進出する人が増えてます。
残念ながら、ボクサーにも、結構います。
「元チャンピオン」という肩書きで出てくる国内外の選手。
これ、推測ですが、やっぱりギャランティーだと思います。
ボクシング、特に日本ではファイトマネーが低い。
世界戦でもです。
日本チャンピオンでも、バイトしている人はザラにいます。
悲しいんですよね。
「元チャンピオン」の肩書きの人が、
K-1に流れて、そしてK-1生え抜きの人たちの
格好の餌食になっていくのが。
それ即ち、普通の人は、
「ボクシング < K-1」と
思い込んでしまうのですよね。K-1が強いと。
これに異議を唱えるとすれば、
僕が見た限り、K-1では、打撃よりも、
圧倒的に足技の方が有効に見えます。
元ボクサーが、足技もおぼつかないまま、
K-1で戦うという行為自体、無謀なわけです。
正直負けて当然です。
ギャランティーに負けてそこへ入っていく方も方ですが、
元ボクサーの肩書きを利用されているのが悲しい。
K-1から学ぶ点があるとすれば、
そのプロモーションの仕方でしょうか。
魅せ方などはボクシングにももっと必要です。
あと、階級?が少ないのもある。
ボクシングには、何と階級が17もあり
(ミニマム級からヘビー級まで)、
団体も主なもので4団体ある(WBA,WBC,WBO,IBF。
因みに日本が認めているのはWBAとWBC。
因みにPRIDEだが、西島洋介は元WBFという
マイナー団体のチャンピオンだった)。
細かすぎる。というか、分かりづらい。
「全員で戦ったら誰が一番か?」という、
いわゆる少年ジャンプ方式は、たしかに受ける。
長くなりましたのでこの辺にしておきたいですが、
ちょっと辛口が多かったので、
批判の書き込み等あるかな。。。
僕の、K-1の認識が甘いのかもしれないので、
その辺、教えていただけると嬉しいです。
韓国のボクシング事情を調べていて、貴ブログにたどり着きました。
同感です。
時々寄せていただくやも知れません。
怪しい者ではございませんので。
その節は、どうぞよろしくお願いいたします。
お邪魔いたしました。
ようこそこちらへお越しくださいました。
ボクシングネタは、最近あまり書いてなくて(というのも、テレビの放送がないからなんですが。田舎にいると余計そうです)、時々書きたいと思いますので、ぜひよろしくお願いします。