<「釜蓋側道橋」から「出川」下流を望む>
●歩いた日:2021年6月7日(月)
●歩いた所
・上深井(飯詰):谷地中、矢矧殿、松葉野、耳取
・飯 詰(飯詰):碇、披
・境 田(飯詰):下八百刈
・金沢西根 :上菻沢、中菻沢、下菻沢、釜蓋、下糠塚
・藤木(旧大曲市):乙板杭
●歩いたログ(足跡)(道のり6.2km)
(以上の地図:国土地理院)
「出川」にかかる橋に至る。
📷07:「釜蓋側道橋」から「出川」の下流を望む
ここには車道と歩行者用の橋が別々にかかっている。名称は橋の南側の集落名をとって、車道の方は「釜蓋橋」、歩行者用の方は「釜蓋側道橋」となっている。
「出川」の流れは大きくないが、両側にかなり広い河川敷がとられている。
見える家々は「板杭」で、旧「大曲市藤木」に属する。川の左岸(左手)は旧「仙南村」である。
側道橋を渡り切って少し行ったところで振り返る。
(「釜蓋」の一角)
左手の歩道を渡ってきたところ。こうしてみると歩道は右側の県道が整備される前の古い道筋のようだ。
道の案内標識とともに「ここは釜蓋です」の標識もある。
歩道を引き返す。橋の手前で左手を望むと小さな池があるので、そこに寄ってみる。
(「釜蓋」ビオトープ)
池のそばに大きな看板が立ち、それには「釜蓋ビオトープ 田んぼと周辺のいきもの」とあり、魚、貝類、ゲンゴロウなどの絵が描かれている。
看板はだいぶ色褪せており、池も水が澱んでいるようで、あまり管理がよくないようだ。
池の近くの日陰で一休み。
座っていると盛んに「ヨシキリ」の鳴き声が聞こえてくる。草が延びた河川敷にいるのだろうか。「ギャギャッチ、ギャギャッチ、ギャギャチチチー」と聞こえる。子供の頃、この鳥のことを「ギャギャチ」と呼んでいたことを思い出す。
橋を渡り返して、川沿いの道を東(上流)に向かう。少し行ったところで、トラクターが田んぼで何やら作業をしている。
(「ソバ」の播種作業)
一見、耕起(田起こし)作業をしているように見えるが、トラクターの後ろに耕起用以外のアタッチメントを装着している。道で作業を眺めている人がいるので訊いてみると、「ソバ」の種まきをしているのだという。
なるほど!、上の方のアタッチには入っているのは「ソバ」の種子のようだ。ロータリーで耕した土に種子が落ち、落ちたところを下に付いているローラーで圧し、種子を落ち着かせる仕組みのようだ。耕起と種まきが同時にできるのかぁ~、と感心しながら、私もしばらくながめていた。
(その5に続く)
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