<「払田牛嶋」の県道から西を望む>
●歩いた日:2019年1月12日(土)
●歩いた所
・土崎(千屋):関根、厨川、上厨川、三井寺、田中、下川原
・払田(高梨):高柳、牛嶋、念仏谷地
●歩いたログ(足跡)(道のり4.8km)
(以上の地図:国土地理院)
「高柳」の集落に入ったところが十字路になっている。そこを左折して大きくカーブした道を進む。茅葺屋根の見えた大きな屋敷の脇を通るが、木立に遮られて茅葺の建物はよく見えない。
やがて道は堤防の上に至る上り坂になり、道左手の堤防上には神社と会館のような建物が建つ。坂を登り切ると「丸子川」にかかる橋のたもとで、堤防上の道を進んで会館の前に至る。会館には「下払田担い手センター」とある。
橋のたもとまで引き返し、渡り切ったところで振り返る。
📷006:「高柳」の一角
堤防の上に建つ担い手センターと神社が写る。堤防は「丸子川」の改修に伴って築かれたはずで、その上に神社に建てられた神社は、元々この場所にあったものか、それともどこからか移転して来たものか、後で航空写真で確かめたい。
会館の前に郵便配達の車が止まっている。会館に配達する郵便物があるのだろうか。
橋を渡り返し、「埋蔵文化財センター」に向かうまっすぐな道を少し北に進んだところで右折。「高柳」の大きな家々のたたずまいを眺めながら東に進んで、先ほど集落に入ったところの十字路に至る。十字路から今度は北に向かう。
大きな水路を越えた辺りから「牛嶋」になるようだ。そのまま北に行くと県道に出るが、途中で西に折れて家が建ち並ぶ道を進む。それにしても田んぼ中に建つこの辺りの家々はおしなべて屋敷も建物も大きい。
「丸子川」にかかる橋と「埋蔵文化財センター」をつなぐ直線道路に突き当たり、右折して北に向かう。センター脇の丁字路で県道に出て、東に少し進んだところで振り返る。
📷007:「牛嶋」の県道から西を望む
左端に見える大きな建物が県立の「埋蔵文化財センター」で、そのすぐ手前の道を左手から県道に出て来たところ。県道を挟んでセンターの向かい、桜と思われる木立の奥にある小さな建物が「払田柵総合案内所」である。また、道脇の大きな案内板が示すように、右端に復元された「払田柵外柵南門」が写る。
南門左奥の森(「真山」)に閉鎖された小さなスキー場のゲレンデがのぞく。
それにしても快晴の素晴らしい天気である。県道の奥に「姫神山」が浮かび上がっている。歩道にも雪がほとんどないが、日陰になっているところは雪が残っている。滑るので注意しなければいけない。
車を目指してまた東に進むと、趣のある松の木があるのでカメラを向ける。
📷008:「念仏谷地」の点景
そんなに古い松ではないが、なかなか見事な枝ぶりである。剪定したとは思われないので、雪の重みなどでこんな姿になったのであろう。
県道沿いを流れる「払田川」に歩行者用の橋がかかる。この家の正面の入口はこの橋を渡ってまっすぐ進んだところにある。この橋は車が通れないので、車はすぐ東側にある車道の橋をわたり、家の横から正面入口に向かうようになっているようだ。
ところで「念仏谷地」は面白い地名である。「地名への・・」によると、「念仏」は「ネブル(舐める)」に由来し、湿地や泥地の場所を意味しており、歩くたびにぬかるんでメタンガスがブツブツ泡を立てるので「ネンブツ」になったらしい、とある。
骨組みだけのハウスの向こうに雪雲がただよう「東山」が連なる。
(その4に続く)
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