伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

「伊豆半島ジオパーク」の「ジオサイト・池」

2012年10月26日 | ウオーク

10月24日 (水) 

 一昨日歩いたところだが、今日も軽く散歩のつもりで一人で「池地区」を歩く。

この「池地区」の田園風景は地域で知る人ぞ知る素敵な散歩コースだが、今年になって「伊豆半島ジオパーク」が発足し、「池地区」のこの風景が「ジオサイト」となっていることを今回はじめた知った。

いつも車を止める「山神社」前の駐車場に最近作られたそんな掲示板が出ていたのである。

「ジオパーク」Geoparkとは地球活動の貴重な・美しい地質遺産を主な見所とする自然公園のこと。

より正確に言うと「地球科学的に見て重要な特徴を複数有するだけでなくその他の自然遺産や文化遺産を有し、それら様々の遺産が有機的に結びつけられた地域」 で、2004年に発足した「世界ジオパークネットワーク」が現在、世界各地にその認定を拡げており、日本では既に「洞爺湖有珠山」「糸魚川」「島原半島」「室戸」が認定されているという。

変化に富む海岸線、火山活動が生んだ特異な山容、深い海、豊かな温泉、山間に広がる緑の草原、どれ一つとっても様になる見事な景観、これほど多様な自然の遺産に恵まれている「伊豆半島」がこれまで「ジオパーク」でなかったのがむしろおかしい。現在では遅ればせながら世界認定を目指しての動きを始めているという。

その「伊豆半島ジオパーク」のメイン・テーマは「南から来た火山の贈り物」だとか。

そして、「ジオパーク」のなかで特に見所として価値が認められるところが「ジオサイト」というらしい。「池地区」もそのお仲間に加わえられたようで、車で10分足らずの近くにある「大室山」「一碧湖」「城ケ崎海岸」と並んで日本国中に知られることになったとは!。

いずれそのうちに「伊豆半島ジオパーク」の「ジオサイト」として日本のみならず世界にもしられることになりそうだ。 

この掲示板のお蔭で池地区を囲む山々の名前、既知の「矢筈山」のほか「孔の山」(アナノ山)「台の山」(ダイノ山)を知ることができた。名前がわかると、これらの山々の有難味も増す感じがする。

これが「矢筈山」と「孔の山」か。

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