JR山手線にある、東京の住みたい町第1位の「恵比寿」。
町名は、ヱビスビール工事にあやかって付けられました。
ちなみに2位は吉祥寺、3位は麻布です。
人気の理由を見ると
①乗り入れ路線も多く、山手線も埼京線も地下鉄も通ること。
②芸能人もたくさんいて、オシャレなお店が多いからと書いてあります。
これに付け加えるなら、下町感が残っていることでしょうか。
駅前では盆踊りや祭があったり、その中心が「恵比寿神社」なのです。
駒沢通りからひとつ中に入ると静寂な社があります、
仕事に通う人が手を合わせます。
20年通った恵比寿で、よく訪れた行きつけの居酒屋さん「たつや 南口店」。
「駅前店1階」と「駅前地下店」と「南店」の3店しかありません。
今年も久しく伺うと、ご主人から
“「たつや」のことブログに載せてるよね?” と聞かれます。
こんなに通っていたのに忘れていました、早速作ることにしましょ。
「やきとり たつや」の赤い看板が出ていますが、 ここには「鶏」はありませんので御注意を。
※お店の説明書きは「やきとり」の「とり」とは「肝裏」と書き「はらのうち」、つまりは内蔵を表していますとのことです。
つまり「もつ焼き」が主流なのです。
一人飲みならカウンターでゆったりと。
テーブル席が6席、落ちついた雰囲気です。
グループで飲むならこのボックスで。
ハイボールが流行ったり、最近はビールが嫌いという人も多く、 缶チューハイのようにお酒を炭酸で割って飲むのがスタイルになっているようですが、昔から焼酎を割って飲むと言えば「ホッピー」なのです。
当初は値段の高いビールの代用品からスタートしていますが、 今はオジサン達ばかりではなく若い人にもファンが多く、 東京では扱っている居酒屋もたくさんあります。
疑問に思うのが、飲み放題でビールや日本酒、サワーとかあるのに、なぜホッピーが無いのか?
原価が高い飲み物だからでしょうか。
※低カロリー:ホッピーは100mlで約11キロカロリー(ビールの約1/4)。
※アルコール:冷やしてそのまま飲めば、アルコール度数約0.8%低アルコール飲料。
※低糖質・プリン体ゼロ:うまみ成分物質を多く含む食品を大量に摂取すると、尿酸値が高まり痛風や、高尿酸血症の原因になるといわれていますが、ホッピーは、このプリン体を含みません。(焼酎入りの場合も同様です)
なんとカラダに優しい飲み物なのでしょう、日本酒・ビールが美味いのは当たり前ですが、今からの身体を考えるなら「ホッピー」でしようか。
ホッピーに割るベストな焼酎が、水色ラベルも綺麗な「キンミヤ焼酎」です。
三重県の「宮崎本店㈱」の甲類焼酎です。
クセのないスッキリとしたまろやかな味わいで、 関東地方の下町居酒屋では、定番の焼酎です。
しかし疑問なのが、このキンミヤ焼酎が、 「蔵元のある三重県を初め東海圏での知名度はさほどでもないのに、 なぜ、東京…しかも下町に集中して爆発的な人気と知名度を誇るのか?」
調べてみると、関東大震災で未曾有の被害がもたらされた下町において、 ほかの酒屋は売掛金の回収を急ぐため東京に入ったそうですが、 キンミヤの社長は一切請求はしないどころか、 大きな焼酎かめに「いのちの水」を満たして、船で三重県から運び入れ、 無料で取引先に配ってまわったのだそうです。
下町の方はその恩を忘れず、その後飛躍的にキンミヤの売れ行きが伸びたのだそうです。
今、「キンミヤ焼酎」+「ホッピー」+「ホッピーグラス」をお店に置いて、 3冷のベストな飲み方をすればお客さんが集まること確実です。
ここ(たつや 南口店」は、希少価値な「3冷ホッピー」出してくれるお店です。
※ 1冷は、調布にある「ホッピービバレッジ㈱」のホッピージョッキを使用し、冷蔵庫でキンキンに冷やしたものを使います。
※ 2冷は、ホッピー飲料も冷蔵後で冷します。
※ 3冷は「金宮焼酎」も冷蔵後で冷します。
氷は一切入れないのが、3冷ホッピーなのです。
このお店 ホッピーグラスを冷やす専用の冷蔵庫も「ホッピービバレッジ㈱」から提供されています。
今年は、創業115周年、「いままでもこれからも ホッピーでハッピー物語」
※下は、デザインが可愛いホッピーマニアの間で人気の「ピタクリーナー非売品」。
さて、カウンターの正面に座り「白ホッピーちようだい !」と声かけます。
ホッピーグラスの下には、☆が縦に2つ印刷されています、 キンミヤ焼酎を入れる量は、本来は☆2つまで焼酎を入れてくれますが、 私が席につくと、☆ひとつの少なめで出してくれるようにお願いしています。
これに丁度ホッピー1本がきれいに収まります。
まさに ''ジョッキで飲むカクテル''
いつも頼むのが、「てっぽう たれで2本」、「なんこつ 塩で2本」お願いしま~す。
てっぽうは柔らかく、串打ちの数も少ない希少な部位です。
もつ焼きの値段は、1本180~190円、そんじょそこらのもつ焼きとは違います。
御主人は、1本1本念入りに焼き、焦げた部分をハサミで取り除き提供してくれます。
創業したのは昭和26(1951)年
南店にあった「ホッピー戦士物語」の小冊子を読んでみると、たつやの御主人が、「黒ホッピー」を生み出したんですね。
平成6年から23年までの17年間通い続けたお店。
その後も恵比寿に用事がある時は、手土産持って必ず立ち寄ります。
色々なところでホッピーを飲みますが、ここのが一番ですね !
今度は、ホッピーと黒ホッピーのハーフ&ハーフを作りましょうか。
「恵比寿のやきとり たつや 南店」
営業時間は16:00~翌1:00
定休日は日祝・年末年始
※勘定を払う時次回のために「ご来店一杯無料サービス券」が頂けます。
(この券1枚にてホッピー、レモンハイ、梅サワー、ウーロンハイ、1杯無料サービス致します。)と書かれています。
それと「スタンプ謝恩カード」、スタンプ30個たまると3000円の飲食券が進呈されます。 ※雑誌「東京人」にも特集がのりました。
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