今回の宿は、京都の北に位置する
「ザ ・プリンス京都 宝ヶ池（たからがいけ）」
・観光巡りは 「二条城」と「京都御所」
・おいしいお店は「レストラン 檜垣茶寮」「虎屋菓寮 京都一条店」
・ホテルプランで送迎してくれる 「貴船 ひろや」の川床料理で夕食です
設計は 日本の現代建築に多大な功績を遺した 建築家「村野藤吾氏」
ここは 清爽の別天地に立つホテルです
このホテル 全体に曲線を用いて 柔らかみがあります
周辺の景観になじむような 意匠的配慮がなされ
細部にまで宿る 村野氏の意匠を
ホテルコンシェルジュが 丁寧に説明してくれます
五感を刺激する村野 藤吾氏の 優雅な曲線美が放つ圧巻の建築美
いたるところにある緩やかなカーブ
ホテル中庭の優美な自然と調和した建物 空を見上げて穏やかになります
家具は 机脚や椅子脚はねこ脚で ゆるやかなカーブを描いています
朝食は 「アメリカンブレックファスト」 オムレツとオレンジをチョイス
泊まりたかった曲線美のホテルを堪能して
「国際会館駅」から「鳥丸御池駅」まで乗り継いで
「二条城前」に向かいます
今日のお空は 雲もなく 陽も暑く 30℃
すでに予約購入した「入場券＋二の丸御殿＋本丸御殿」チケット
QRコードで 入場します
【東大手門】
【唐 門】
【二の丸御殿】の中は 外人だらけ
【二の丸庭園（蓬莱島）】
この夏 「苔」も焼け 枯れています
【天守閣跡】
【本丸御殿】は予約のみ観覧できます 人も多くなく 静かに観られます
【波濤に鷲図】の衝立
【太閤しだれ桜】を クローンで増殖した「醍醐の桜」
そろそろお昼 タクシーに乗り 京都御所の「中立売御門（なかだちうり）」へ
「レストラン 檜垣茶寮」でお昼にします
食したのは 「檜垣茶寮うどん」
「光る君へ」のゆかりの地を 見学します
13：30の日本語案内に 間に合わせるため
「清所門」に集合し 「参観者休所」で待ちます
ルートは ゆつくり50分（無料）案内してくれます
【宣秋門】
【御所案内図】
【新御車寄】
【承明門】
【紫宸殿】
【屋根葺き】
【飾り金具】
【御池庭】
【御池庭のさぎ】
【蹴鞠（けまり）の庭】 平安時代 サッカー発祥の地か？
【御台所跡（台所）】
歩き疲れました 「中立売御門」から徒歩3分
御所近くの「虎屋菓寮 京都一条店」に向かいます
お店に向かうと 茶菓は道の奥にあると
堀池も涼やかで とらやは京都に5件あります ここが一番静か
雰囲気抜群のカフェ 中庭でもゆっくりとできます
頼んだのは 白小倉餡にそそられて
「宇治みぞれ（白小倉餡入）」と「宇治みぞれ 小サイズ」を頼みます
ガラス皿の下には 白小倉餡がいっぱい
室内の天井も かたち良い造り
ホテルに帰って
「奥座敷・貴船 川床で夕涼み」の時間まで
部屋でゆっくりとします
5時半 ロビーへ集まり 送迎バスで「貴船 ひろや」へ向かいます
「貴船神社」の昼間の景色は こんな感じ
ここ「ひろや」は 1932（昭和7）年に創業した老舗の料理旅館です
涼味あふれる会席料理を清流の真上に設けた川床で楽しめます
貴船の川床の上は街中よりも5℃～10℃ほど涼しく
水面を渡る涼風を感じながら 川床料理をいただきます
【貴船川床のウンチク】
鴨川では 床床「ゆかどこ」
貴船では 川床「かわどこ」と呼びます
貴船は 狭い谷に、水量豊富な川が急傾斜で流れ
その流れによる水音 連続する小さな滝
涼を感じる景観です
その川幅には屋根ではなく 葦簀を架けて陰を作り
板を渡して床を作り 素敵な空間が生まれています
造りが簡単なので ギシギシいうけれど
それも含めて 風流な気持ちを味わえます
この日も 西日本各地は また暑くなり
ホテルからバスに乗って 貴船 またホテルに戻ってくるまで
まったく「暑い」という感覚がなく 快適に過ごせました
逆に温かい 燗酒をいただきます
料理はおいしく おかみさんは鹿児島の方 話しがはずみます
このお店は 川の上に設えられた座敷に 座布団と座卓ではなく
テーブルと椅子が並べられ 私らには都合よく
床の端で靴下を脱ぎ 流れに足を浸すこともできます
いい年した大人が 童心にかえって 水遊びすることができて
暑さを完全に忘れ 水音に癒されます
お店の厚意で 食事を早く済ませ
「貴船神社」の夜景を見に行きます
帰りにも 写真を撮ってもらい うちわまでいただきました
おかみさんの見送り受けて 車の揺れに 酔いが深まります
⇨ ③京都洛北に 続く
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