「東京都恩賜(おんし)上野動物園」で
ジャイアントパンダの「シャンシャン」を見たあと
うどんの釜揚げを食べようと「根津 釜竹(かまちく)」へ
ちょうどお昼ごろ、お客さんで混んでいます。
あきらめて、文京区根津の藍染大通りにむかう手前
巾着袋をよく買う染物屋「丁子屋(ちょうじや)」のとなり
手打ち蕎麦「鷹匠」に寄ってみます。
まえまえから気になっていたお蕎麦屋さん、
奥につらなるアプローチに歩を進めます。
藍色で染め抜いたのれんに粋さを感じます。
こちら、もしやお隣りの丁子屋さんで染め抜いた物でしようか。
待ちびともなく、奥の座敷を進めてくれますが
入り口右横のカウンター二席に腰掛けます。
まずは、エビスの瓶でいっぱい。
蕎麦まえに「盛り合わせ」をいただきます。
玉子焼・紅白板わさ・白菜漬・葉唐辛子・しらす山椒・大根漬・豆腐味噌漬の七品の酒肴。
燗酒のアテにちょうどよく、お酒がすすみます。
同じくして「釜あげ蕎麦がき」 もとどきます。
たれを付けて海苔を巻くのもよし、塩をかけて蕎麦の香を楽しむもよし、温かいうちに食します。
燗酒は「四季桜(しきさくら)黄ぶな(宇都宮)」正一合をいただきます。
辛口にチーズの様な口溶けの豆腐味噌漬を合わせます。
しめは「せいろ 二八蕎麦(にはちそば)」
細打ちで喉ごしよく、つゆはカツオの出汁が効いています。
もうひとつは「深山(みやま) 田舎蕎麦」
甘皮を入れた太めの黒蕎麦です、食感もよく噛みしめていただきます。
蕎麦の香りは言うにおよばず、食べた感があります。
いずれも、蕎麦の香りを邪魔することなく、ワサビをつけず
辛味だいこんのおろしが添えられます。
糸のような白ネギは、よく水にさらされ、口直しに合います。
「そば湯」は白濁とろり、名店のあかしです。
小一時間のお昼どき、1時すぎから混み合いますが
仲居さんの対応もよく、優雅なお昼となりました。
座敷は堀でないため、わずらいがある方はカウンターへ
貴重な二席です。
帰りは、暗渠(あんきょ)となった「藍染川(あいぞめ)」のヘビ道をたどり、「谷中」にむかいます。
また ぶらりと 伺いましょ。
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