町蕎麦
今日は、有楽町の交通会館にパスポートを取りに行きます。
申請は平日ですが、受領日のみ日曜も取り扱っています。
途中「アコメヤ 銀座店」に寄って、 「京都懐石料理の銘店 雲月」の
『小松こんぶとじゃこ』を求めます。
高貴な黄色の布を纏い、桐箱に納められています。
「小松こんぶ」は、昆布が細く切られています。
白いご飯にのせて食べてみると、 ちょうど良い塩加減で、
中に山椒の実が入っておりピリッとします。
もちろん白いご飯の上にのせたり、
お茶漬けにしたりしても美味しいのですが、
別の上にのせても美味しいのです。
豆腐の上に「小松こんぶ」をのせ、 ごまを掛けて食べてみると、
いつも食べている豆腐が、格段に美味しくなります。
ほかにも、千切りしたピーマンに「小松こんぶ」をのせ
ごまとごま油を加えて、合えてみました。
ピーマンの苦みと昆布の旨味が意外とクセになります。
今の時期ならば、「茹でた菜の花」もよろしいかと。
ほろ苦い味が春を感じさせます。
お昼は、この時期に食したい銀座「泰明庵」の「せり蕎麦」を食べに行きます。
蕎麦前に「山形の出羽桜 辛口」のぬる燗を貰い、
「いんげんのゴマ和え」をあてにします。
まわりのお客さんもお昼から地酒と刺身で一杯やっています。
5才ぐらいの子は、椅子の上に行儀よく正座して蕎麦をすすっています。
さて今日はあるでしょうか、「セリの根っこ」。
食せる根っこは、この時期にいつもあるものではなく、
山形から取り寄せています。
行ってみないと分からない冬の薫りです。。
「せり蕎麦 かしわ入り」の温かい蕎麦を頼みます。
店員さんが、『ねぎ』は入れますかと言われるので、
普通のねぎと思い 『ハイ』と答えます。
わたしは、『根っこ』はありますかと聞くと、
『ねぎは先ほど伺いました』と言われます。?はて?はて
根っこは注文してないし……?????
こちらの店は、「セリの根っこ」を「ねぎ」と言うのか、訛っているのか?
次回行った時には『ねぎありますか』と聞いてみましょ。
きました訪れるたびに食べられなかった、
《セリ蕎麦 かしわ 根っこ入り》初めて食します。
青々とした色とセリの薫りが広がります。
汁の中には根っこ根っこ、口にすると香りが強く、汁と蕎麦が引き立ちます。
春の香りを満喫し、汗が冷めるのをまって、席をたちます。
東京駅近くの京橋に出来た「京橋エドグラン」まで散歩しながら帰ります。
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