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ひとり ときどき ふたり旅 さんぽ 壱

熊本の町 子飼 菊の湯 洗馬橋 さるく

2013年、1年ぶりの帰省です。

阿蘇山は、穏やかに煙りを吐いています。

 


※九州の方言で「さるく」とは「歩いて回る」という意味です。

 


熊本を離れて、母や父に会った回数を言えます。36回と60回。

私を分からない父は干し柿を「美味しい」と食べてくれる、それで充分といい聞かす帰省です。 


懐かしい熊本の町をぶらぶらします。

「ああ~ 昔ここで遊んだ場所や思い出の場所を訪ねます。」 

 


熊本のアメ横と言われる「子飼(こかい)商店街」は、昭和の面影を色濃く残す、昔ながらの商店街です。

店先からは、威勢のいい掛け声が響き、元気な「熊本弁」が飛び交います。

 

 


 熊本弁は、初めて聞くと荒い感じがしますが、心は優しいのです。

 ※「子飼」の意は、当時この地でカイコの子を飼っていたとのこと。

 

 


「タカナば いっちょはいよ (タカナを一つください)」

私はやっぱり「古漬け」より「青高菜漬け」がいいですね。

 

 


ぶらぶら歩いてると「ふとん屋 千羽鶴」の女将さんが、初対面なのに気さくに声をかけくれます。

 

 

 


お話しを伺うと「息子さんが、40年ぶりに東京から戻ってきたとのこと」

熊本日日新聞に取材された様子を話してくれます。嬉しそうです。

 

 


「千羽鶴」の名の由来などを聞き お茶まで馳走になりました。

 

 


読みづらい地名です。

「きたせんだんばたまち」

 

 


「藤崎八幡宮」や「夏目漱石の旧居」を巡ります。

 

マンホールのふたは「肥後つばきの模様」熊本市の花です。

 

 

 

通町筋駅から路面電車に乗って呉服町へ行きます。

幼少時乗ったチンチン電車に乗り、床板を見ると昔を思い出されます。

   

 


着きました ここ城下町、「唐人町」を歩きます。

おぉーしっかり組まれた「アーチ型の石橋 明八橋・明十橋」があります。

 

 


東京「日本橋」・皇居「二重橋」・秋葉原「万世橋」・肥後「通潤橋」などを手がけた

熊本出身の明治の名石工「橋本勘五郎」の手によって造られたものです。

頻繁な車の往来にも頑強に耐えています。

 

唐人町通りを歩きます。明治から大正にかけて熊本を代表する繁華街だったとか。

通りには古くからの趣きある建物が並んでいます。

 

 


路地好きな私 中に入って行くと船着場を古民家にしたお店「肥後 福のや」自然食の和食です。

 

 

 


橋を渡った門に「和田かまぼこ店」からし蓮根を買って丸かじりです。

 

 


「景観重要形成物認定」ポツンとここだけ、時間が止まってます。

 

 


 

路面電車の「新町駅」、風情があります。

 

 


新町駅から道路をわたり 「新鳥町(しんとりまち)」

「玩具問屋むろや」江戸時代からの創業です。遠くからでも目立つお店です。

 

 


おお~  銭湯が、昭和の雰囲気を残す「菊の湯」(廃業)

足腰も疲れたので入ることにしましょ。

ノスタルジック漂う浴場です。 

 

 

 


番台の女将さんに聞くと、熊本の銭湯もわずかに9件、熊本唯一の薪で沸かしているそうです。

 

 

 


「あんたがたどこさ、肥後さ、肥後どこさ~」で知られる「肥後手まり唄」。

 

せんばやまにはタヌキがおってさ」

この唄に登場する狸の像が、市電「洗馬橋」電停のすぐ脇にあります。

 

 

 

くまもん人気は不動ですね~。 

どこを見わたしても「くまもん くまもん」

 

くまもんに会えるのを願い
 
まだまだ知らない熊本の良さを感じるために  

また来年伺うことにしましょう

 

  

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