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ひとり ときどき ふたり旅 さんぽ 壱

②衝撃500km体感 リニアモーターカー搭乗記

 

車体のカラーリングは見ることはできず、入り口だけがポッカリと。

 

500キロの世界に手招いています。

 

席は、4列シー卜、新幹線ブルーの椅子です。

 

ところどころにモニターが設置され、リニアでは窓も意味のないような気もしますが、外の景色が見えるとホットしますね。

 

椅子の座りこごちは良く、リクライニングもついています。

 

①実験センターから上野原方面に、後ろ向きで走ります。【走行速度320km/h】

 

②前向きに「上野原市」→「笛吹市」42.8キロを疾走します。【走行速度500km/h】

 

③「笛吹市」→「上野原市」よりに35キロ、後ろ向きに戻ります。【走行速度500km/h】

 

④前向きに7キロ、実験センターに戻り終わりです。【走行速度285km/h】


さて、時間がきました500km/hを体感します。

②の走行に入ります。トンネルが多くほとんど外は見えません。

リニアモーターカーはゴム製タイヤが採用され、出発してしばらくの間はタイヤで走行します。

時速150キロあたりで、タイヤ走行から電磁波に変わる瞬間、「フワッ」と浮いた感があります。

あっという間に新幹線の速度300キロを超えます。

10cm浮いて走行しています。

 

ぐんぐんスピードを上げ、モニターを見ると501キロ。皆さんの歓声が響きます。

 

振動が多少ありますが、営業時にはなくなるそうです。

モニターを見上げると、「映画バック卜ゥーザ一・フィーチャー」のごとく、光が飛んでいます。

奥に白い明りが、実験センターをあっという間に過ぎ、笛吹市まで7分。

 


 

上野原から新幹線モードで、実験センターに到着です。

 

あっという間の15分、表に出て窓越しにリニアの全体を写真におさめます。

鼻が長く15mもあります。これが音と揺れをおさえている形状でしょうか。

 

2027年に「中央新幹線」東京都・品川~名古屋間で開業を目指します。

すでにの品川駅の建設工事が始まっています。

リニア駅は新幹線駅の地下40mに造るため、新幹線の線路が沈まないよう、

鉄桁を設置する作業が進められています。

完成後の駅は、全長約800m、幅約60m。二本のホームを備え、四編成が停車できるとのことです。


『2027年には、時速500km/hで東京都~名古屋間を最速40分。』

『2037年には、東京都~大阪は最速67分で結びます。』

 

あっという間の夢の体感、まだからだが宙を浮いてるような気分で、センターを後にします。

 

リニア見学センターが良く見える「駅の道 つる」に寄ってみます。

 

経木に包まれた、都留名物の「八朔(はっさく)巻寿司」。

 

胡瓜と玉子焼きの存在感がある巻寿司です。

 

都留市のお祭り「八朔祭」、地元の方は「おはっさく」と呼び、大名行列が街を練り歩きます。 

 

一時間に一本のバスを待ちます。

 

リニア見学センターから降りてきたバスに乗って、大月駅に向かいます。

 

バス停に着くと、リニアの後発に乗るお客さんでいっぱいです。

 

あずさ号に乗って「桔梗信玄餅のアイス」を買って、新宿駅に戻ります。

 

ちなみに12月23日から中央本線を走る「新型 スーパーあずさ」、大月駅では停まりません。


 東海道新幹線の将来の経年劣化や

 大規模災害に対応するために進められた「中央新幹線計画」。

 あと10年後には、この「山梨リニア実験線」も営業軌道に含まれ、

 品川駅→相模原→甲府→飯田→中津川を走行して名古屋へ着くルートです。

 ライフスタイルも変わる、夢のプロジェクトは加速しています。

 

 衝撃! 時速500kmを体感 超電導リニアに搭乗 No.1 ここクリック。

 衝撃! 時速500kmを体感 超電導リニアに搭乗 No.2 ここクリック。

 

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