毎秋うかがっていた「東京都美術館」の「水彩人展」と「一水会展」
コロナ禍で中止、楽しみにしていたのにガッカリです。
でも10月30日〜11月22日開催の
「国立新美術館」の「改組 新 第7回日本美術展覧会」は楽しみです。
【江戸っ子は、粋にすすって 一気に食べたのだとか】
江戸時代
〇武士は「盛り蕎麦」をこのみ
〇町人は「かけ蕎麦」をこのみ
〇農民は蕎麦ではなく「うどん」をこのんで食べていたという。
「盛り蕎麦」の食べ方として
長い蕎麦の先をほんの少し
汁に付けていただく食べ方が
江戸の男の通で、粋な食べ方だったようです。
こうした食べ方をすると
まず蕎麦だけが、先に口に入り
蕎麦の味を十分に楽しんでから
最後に蕎麦の先につけ汁がついた麺が、口の中に入る
蕎麦本来のうまみをしっかり堪能できる粋な食べ方です。
見た目も美しい食べ方なので
江戸の男性の憧れの食べ方としても
ひそかなブームになったとのことです。
もちろん、この食べ方をするには
薬味などいろいろなものを入れずに
シンプルにいただくのが流儀です。
ところが、武士よりも社会的に身分も低い低層身分の人ほど
大根おろしや薬味などを具沢山にして
しかも、つけ汁までも麺にぶっかけて、全部混ぜて食べていたそうです。
江戸時代の「盛り蕎麦」の粋なすすりは
余裕のある方の優雅な食べ方
せめて経済的に成功する日を夢見ながら
粋なすすりに憧れたのかもしれません。
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