150湯以上は巡ったでしょうか、源泉かけ流しの温泉にひかれて山をてくてく秘湯探し
共同湯や湯街で出会った人との世間話に心癒されて
新緑や紅葉の中での露天につかる 至極のひととき いいね~
風情ある内湯 ツルツル湯だったり、ぬるぬる湯だったり
湯治しながらとっぷりと満喫してきた あの日を振り返ります
ある年、25年来の湯遊びと と伊香保温泉・猿ヶ京温泉・湯宿温泉を巡ります
今回は、車の移動です。関越道の渋川伊香保ICをめざします。伊香保といえば水澤うどんですね
「水澤亭」に寄ります。
麺も透明で つるつると喉越しいい
ごまだれのつゆがうまいですね
まずは伊香保温泉の露天に行きます。
長い長い階段を登り、伊香保神社まで365段
与謝野晶子の詩が刻まれています。
なんとも風情があり、旅情を盛り上げてくれます。
なんと全国の温泉地で茶色のまんじゅうが「温泉まんじゅう」の名前で販売されていますが、その発祥は、ここ伊香保の「勝月堂」湯乃花まんじゅうから始まったそうです。。
365段の階段を登った右側に、温泉の茶色い湯花をイメージし、
黒砂糖を使って茶色のまんじゅうを作りだし、その後全国の温泉地で茶色のまんじゅうが製造され、『温泉まんじゅう』の名前で販売されるようになったそうです。。
伊香保には、「黄金(こがね)の湯」と「白銀(しろがね)の湯」があります。
ここは、黄金の湯ですね~
鉄分が酸化した独特の茶褐色です。からだに効きそうです。
伊香保から中山峠を超え、猿ヶ京温泉のホテル湖城閣に行きます
ここの露天はユニークです、大樽風呂(直径3mもある醤油の大樽です)
もちろん源泉かけ流しです
猿ヶ京から下り、今日宿泊する「湯宿温泉(ゆじゅく)」に行きます。
ここはこじんまりな温泉街
4つの共同浴場や古い石畳があり落ち着いた面影を残してます。
ここにはもう五回ほど訪れたでしょうか お気に入りの場所です。
入り口のゆけむりの塔です
右側が温泉街の路地です
入り口から出口まで350mもない湯宿温泉の石畳
石畳に歴史を感じます。
石畳の道が、湯宿温泉街の中を狭く、くねくねと通ってます
温泉街のまん中あたりにある広場「みちの広場」です
かわいい道祖神
共同湯の「窪湯(くぼゆ)」他にも「竹の湯」「小滝の湯」「松ノ湯」があります。
協力金を募金箱に入れて使わせてもらいます。
扉の鍵は、前もって今日宿泊する「みやま荘」で借りてきました。
先客はいません
案の定 熱くて入れない。
ホースを蛇口につけて水でうめます。
源泉なのに
石畳を歩いていると若山牧水の・・・ ひとり旅・・
小滝の湯も熱い、地元の方は夕刻に来るみたいです。
今日泊まる「みやま荘」1泊2食で5850円と安いけど、建物も部屋もお風呂も綺麗です
食事も昔ながらの御膳で出してくれます。
足りなければ、大きな音を出してやって来る「移動販売車」待ちます。
夕方、みやま荘の駐車場に止まるので 刺身などを湯治場感覚で購入
内風呂もきれいだ、風呂床面が亀甲柄の石、他の泊り客とも会わず、いつも貸切でした。
翌日は、おすすめの日本の原風景が残る、須川宿の「たくみの里」に行きます
湯宿温泉上バス停から日和橋をわたり「五郎兵衛やかた」を左に見て坂を登っていきます。
五郎兵衛うどんは、幅広の麺に芋がら・椎茸・鴨肉・野菜がのった味噌仕立ての汁です
席にて煮ながら食します
坂を登りきると突然開けた場所に出ます。 ここが街道だったとは、
昔は、雑草が生い茂る原っぱの中の淋しい宿場だったらしい。
三国街道を上り下りする旅人も、温泉の湧く「湯宿温泉」のほうに足を向けてたんでしょうね
今では町並み整備がされ水路などが復元されている。
(昔は街道中心に流れていたらしい)
たくみの里の集落には昔ながらの手法をそのままに木工、竹細工、和紙などの手作り体験ができる家が点在しています。
季節季節の花が咲き、家族連れで来ると楽しいことうけあいです。
蕎麦屋でそば打ち体験をする。上野藪蕎麦の主人から学んだ腕前を発揮します。
みなかみ産のそば粉使用、こねる・打つ・切る・茹でる・そして食べるまでの行程を体験します
私は、小麦2にそば粉8に挑戦します
田舎そばです。 どうにか上手くできました
天然の舞茸天ぷらの大きいこと
もう一件おすすめの「福寿茶屋」の豊楽寄せ豆腐とアツアツの生揚げ
注文すると1つ1つ揚げたてを作ってくれます。これがアツアツで旨い。
レンタサイクルで回るもよし、ぶらぶら歩くもよし 香りの家・陶芸・木織・おめん・七宝焼
マッチ絵・鈴・おしばな・ガラス・人形・石画
ドライフラワー・農産物加工・ちりめん細工などの 手作り体験のお店がありますよ
ここに来ると気分が晴れやかになります 春も夏も秋もいいですよ
この1本ざくらを探すのも いいかも
遠くには、かすかに谷川岳の残雪が見えました。
廃校になった校舎の壁 なにげないけど面白い
書き綴っているうちに、また行きたくなりました。。
秋のコスモスを見にまた伺います。
こちらのブログもご覧下さい「ひとり、ときどき ふたり散歩」