東京において江戸時代から現在まで同一の場所で続く百貨店は、日本橋三越と上野松坂屋百貨店だけです。
今日は歴史ある「上野松坂屋百貨店」に伺います。
日本で最初にエレベーターガールを始めたのもこちらだったそうです。
エレベーターの「針式階数表示機」がレトロで豪華です。
円形の回りに階数が標示され、到着階数ごとに針が微妙に動きます。
「あがり、さがり」は、電球の明るさで表示。
エレベーターの中の照明も変わっています。
換気扇を金色で隠しています。
6階に上がると、2013年から日本全国35ヶ所を巡回し た「サザエさん展」、「最後の開催地、東京凱旋開催」が開かれています。
若い頃、世田谷区桜新町の「長谷川町子美術館」に行きましたが、つれあいは優待券を買い求めスイスイと入っていきます。
あの時も「ミニチュアの家」に色付けて、サザエさん地の近くに貼り付けたような!
サザエさんといえば、「荒川てくてくツアー」で、ガイドさんに教えていただいたことを思い出します。
1962年からアニメーションの
鉄人28号
エイトマン スーパージェッター
宇宙少年ソラン
サスケ
忍風カムイ外伝
サザエさん
のらくろ
ガボテン島 キャプテン
などなどを描いていた、アニメーション制作の「エイケン」が、家の近くにあったとは驚きです。
この地に住んで22年
東京の下町に唯一残る「路面電車」に乗り、
模型でお世話になった「セメダイン」の会社があり、
「きいちの塗り絵」で童心に戻り、
「金八先生」が髪を振り乱し歩いた土手を歩き、
「星飛雄馬」が家の壁穴を通し、ボール投げた長屋の近く、
見る方向で本数が変わる「お化け煙突」のモニュメントを触り、
梅ジャム、ウイスキーボンボン、あんこ玉を作っている駄菓子工場が近くにあり、
お世話になった有名ブランドの鉛筆工場があり、
「あしたのジョー」の「泪橋」をわたり、
すべてが近所に点在しているのです!
こどもの頃、親しんだ懐かしいものばかり、
移り住んで分かったこの場所、 広い東京なのに
なぜこの地に惹かれたのか 必然的な運命なのかも知れません。
この歳になっても、まだまだ楽しめるのかも!
知れませんね。
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