みなさん、こんばんは。
今日はぐずついた天候予報でしたが、日中はちょっと暑かったですね。8月は、やっぱりこれくらい暑くないと、って感じました。
さて今日は、帰りがけに映画を見てきました。
「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」予告3
なんだか、レビューサイトで、あまりにも酷評されていたので、逆に気になって見てきました。
1993年の夏、フジテレビの「世にも奇妙な物語」の後番組として「If~もしも~」の中で放送後、反響が大きかったため、劇場公開された、岩井俊二監督の出世作を、アニメで公開するという、今ドキ珍しいパターンの映画です。
1993年というと、20代前半ではありましたが、このドラマ、リアルタイムで見て、映像がきれいで、切なくて、奥菜恵がめっちゃ美少女って感じだったのを、うっすらと覚えています。
さて、本作はというと、結論からすると、酷評という感じではないですかね。原作と違うところも多いようですが、作品の時間が倍になっていることから、やり直し回数を増やすという、膨らませ方しかなかったのかと。ちなみに、映像は結構気合入ってましたね。写実的で、かつ、きれいな映像を見せようという意図を感じました。
設定は、小学生から中学生へ変わり、ちょっと甘酸っぱい感じから、大人との間で揺れ動く感じを表現したかったのかと、思います。
あの終わり方はない、という人が多いですが、含みを持たせる感じが好きな方は、落としどころとしてはありでしょうし、アニメだけに、ビー玉のような玉を投げると、タイムリープでやり直せるというのは、アニメらしいファンタジーチックな演出なのかなと。
また、メインの2人は、散々酷評されていますが、これは、脇の声優が豪華なだけに、その稚拙さが目立ってしまっているのは仕方ないかな、ってところですね。
個人的には、おススメはしないものの、こんなもんでしょう、といった感じでした。
それでは、今日は、この辺で。また、明日!