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「赤旗」創刊97周年

2025年02月01日 11時21分09秒 | 一言

いま、必要とされている新聞

 「しんぶん赤旗」紙面に真っ先に目を通すのは、早朝配達する方がたです。

 きょう2月1日は、「赤旗」の創刊日です(1928年)。9万人を超える党員、支持者が、雪の朝も、酷暑の日も、配達・集金に参加する―こんな献身に支えられている新聞は世界でも他に例がありません。

■現実政治を動かす

 「赤旗」は、現実政治を動かしています。

 安倍晋三、菅義偉、岸田文雄の歴代政権を終わらせるうえでも、石破茂政権を少数与党に追い込むうえでも大きな貢献をしました。

 安倍首相が政権を投げ出すまで追い込んだ「桜を見る会」問題の追及は「赤旗」(日曜版)の報道から始まりました。菅政権が大きく傾くきっかけになった学術会議任命拒否問題も、岸田首相を辞任に追い込んだ裏金問題も、「赤旗」がスクープしました。

 総選挙では、自民党の2000万円裏公認料を明らかにした“赤旗砲”がとどめとなり、自公勢力を少数与党に追い込みました。

 「赤旗にやられた」(閣僚経験者)ことが政界でも広く認識されています。戦争法廃止の「市民連合」は総選挙後の「声明」で「赤旗」の活躍を「記憶にとどめておくべき」としました。

 「赤旗」がスクープを連発できるのはタブーがないからです。日本共産党の機関紙として、財界・大企業べったり、米国いいなり政治とたたかう党の政治路線が編集方針の基盤にあり、また大企業からの広告を受けず、読者の購読料によって支えられているからです。

 戦前、日本共産党と「赤旗(せっき)」は、日本帝国主義の侵略戦争に反対し、国民のくらしと民主的権利を守るたたかいを命懸けですすめました。

 戦後は米占領軍の弾圧にあらがい、今日に至るまで米軍の横暴を告発し、国民とともに、たたかってきました。

 商業新聞・放送が戦前、侵略戦争を賛美・推進し、戦後も、米占領軍への「星タブー」をはじめ、天皇への「菊タブー」、創価学会への「鶴タブー」などに縛られるなかで、真実を報じる「赤旗」は光彩を放ちました。

 大企業本位の政治と「日米同盟」絶対は、多くのメディアが触れない、今日の最大のタブーです。これに正面から対峙(たいじ)し、国民の期待に応えるのが「赤旗」です。

■未来へ展望を示す

 今日、ジャーナリズムにも「忖度(そんたく)」がひろがり、その役割を果たしていないとの批判が高まっています。また、SNSをめぐって、社会と政治に混乱と分断をもたらす虚偽情報の大量氾濫が大きな問題になっています。こうした混迷のなかで、希望ある未来への展望を示す新聞として「赤旗」への大きな期待が寄せられています。

 一方で、「赤旗」は部数減による発行の危機に直面しています。これを打開するためにも、100万読者をめざして奮闘し、また10億円の赤旗募金に応えていただいていることを、こころに深く刻んでいます。「赤旗」の紙面をいっそう充実し、より多くの方がたに愛読していただけるように努力します。


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