高齢者中央集会開く
「人権の旗を高く掲げ、社会保障改悪の政治に対峙(たいじ)する、たたかいを強く大きく」を合言葉にした高齢者中央集会が31日、衆院第2議員会館で開かれました。全日本年金者組合、日本高齢期運動連絡会、中央社会保障推進協議会が主催です。
高齢期運動連絡会代表委員の吉岡尚志氏が開会あいさつ。1960~70年代に革新自治体が全国に広がり老人医療費無料化が実現した運動と財界などからの逆流を振り返り、「老人医療費有料化から42年。ここを出発点に、高齢者のいのち・健康と人権が尊重される日本にするため、頑張っていきたい」と訴えました。
各団体が訴え。「5年に1度の年金法改正だが、高齢受給者の低年金の実態の議論も検討もない。物価高騰を上回る年金額ひきあげを実現するため、政治を変えないといけない」「マイナ健康保険証は定着するどころか、医療現場に混乱・トラブルが続出している。保険証残せのたたかいはこれから」などの報告が続きました。
中央社保協の林信悟事務局長が「いのちと暮らし、平和を守る“権利としての社会保障”を実現させるため、ともに頑張ろう」と呼びかけました。
日本共産党の倉林明子副委員長・参院議員があいさつしました。
参加者は午後から野党国会議員への要請を行いました。
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