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後継者不足 解決の道は

2025年01月07日 15時18分14秒 | 一言

紙議員と農業者ら懇談 岩手

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(写真)農業の問題について語る紙参院議員(正面右)=5日、盛岡市

 日本共産党の紙智子参院議員(党農林・漁民局長)は5日、盛岡市で開催された党の新春のつどい終了後、つどい「いのち、食、農を考えよう」に参加し、米農家らと農業が直面する問題について懇談しました。

 紙氏は昨年の米不足問題で、政府に備蓄米の活用などを求めた日本共産党の対応を紹介。問題の根本には農家戸数や生産量の減少があり、2025年6月末の民間在庫量(152万トン)予測は24年と比べてやや少なく、米問屋でも価格が上がっているとし、「国が安定生産や安定価格、安定供給を市場任せにしてきたのが原因です。もっと責任ある対策を国が持たなければなりません」と指摘しました。

 参加者との懇談では、農業者から「後継者がどんどん減っている。高齢で農機具に長時間乗れない人もいる」(花巻市の男性)、「法人の職員から『農地は集まっても人手不足が深刻でこれ以上は引き受けられない』という話を聞いた」(北上市の男性)、「役員が高齢化している」(土地改良区の役員の男性)など、生産現場の実態が語られました。

 後継者対策について紙氏は、福島県が実施するワンストップの「農業経営・就農支援センター」の取り組みを紹介。二本松市ではベテラン農業者からサポートを受けた新規農業者が「手をかけ作ったものが売れるようになって充実感が得られる」と、生き生きした様子で仕事に打ち込んでいると語りました。


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