島ぐるみの会がスタンディング
赤嶺議員が参加
沖縄県名護市辺野古の新基地建設に反対する那覇市の「安里・大道・松川島ぐるみの会」は6日、安里十字路(那覇市)で新年最初のスタンディングに取り組みました。日本共産党の赤嶺政賢衆院議員、渡久地修県議、上原やすお那覇市議、参院会派「沖縄の風」の高良鉄美議員らも参加しました。
20人以上が集まり、「あきらめない 辺野古は止まる!」などのメッセージカードを掲げながら、出勤途中の車に手を振りアピールしました。
安里・大道・松川島ぐるみの会は、無党派層や政党支持者も区別なく草の根で結集する住民組織です。新基地ノーの意思を示そうと、2016年から毎週月曜に安里十字路でスタンディングを続けています。
元鉄血勤皇隊(沖縄戦に動員された師範学校などの14~19歳の男子学徒たちによる学徒隊)の儀間昭男さん(97)は、戦争につながる基地はいらないとのメッセージを込めた自作のカードで通行人らにアピール。今年で80年となる沖縄戦について、姉も看護要員として動員され、犠牲になったと述べ、「あの悲惨さは筆舌に尽くしがたい」と語りました。
スタンディング後のミーティングで、赤嶺氏は米軍の“銃剣とブルドーザー”による土地強奪にも屈せず、基地を受け入れなかった先人たちの闘いを引き継ぐ意義を語り、「みなさんと一緒に頑張っていきたい」と述べました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます