Panasonic LUMIX DMC-3D1-K を使い始めて早くも五ヶ月…
3D 動画と 3D 静止画の撮影が日常的な楽しみになってきました。
コンサートなどの収録でも“サブ・カメラ”として活用しています。
こじんまりとしたライブハウスのコンサートではカメラが小さいので
観客の邪魔にならずに撮影を楽しめます。
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Panasonic LUMIX DMC-3D1-K の3D 静止画は実に高画質です。
3D 動画との比較では色調と質感描写が良好で不満点はありません。
メディア・クリップは 3264 x 1840 ピクセル/180 dpi の「 MPO 」形式。
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草花や工芸品などを 3D 静止画で撮影し、 Movie Studio Platinum 12 Suite の
「トラック モーション」または「イベントのパン/クロップ」で被写体の
“拡大(寄り)/縮小(引き)/傾き補正/回転”を演出できます。
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BGM のリズムや小節の変わり目で「トラック モーション」または「パン/クロップ」の
“位置( X: 左右または Y: 上下)/幅と高さ/回転(アングル・傾き)”の変化を
マッチさせると 3D 動画とは一味異なる画像の演出が楽しめます。
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***** 自動 3D 調整と 3D 視差調整 *****
自然な立体感を得るために「自動 3D 調整」を活用しています。
持ち歩きにおける振動で左右レンズのカメラ機構が僅かに誤差を生じます。
その誤差を調整するのが“セットアップ”に属している「自動 3D 調整」。
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日中の戸外で Panasonic LUMIX DMC-3D1-K を三脚に装着して固定し
“セットアップ・メニュー”の「自動 3D 調整」を選択します。画面左側のインジケータが
上図の表示になったら“ OK ”をタッチします。調整が始まったら
カメラを絶対に動かさないことです。そして「終了」の表示をタッチします。
*
“撮影メニュー”に属している「 3D 視差調整」は被写体の遠近に関与します。
通常は「 ∞±0 」にします。カメラを被写体に近接させた場合は
「 ∞-1 」または「 ∞-2 」にします。私は「 3D 視差調整」を
“ショートカット設定”で、いつでも呼び出せるようにしています。
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「 ∞+1 」または「 ∞+2 」にすると近接の被写体が見苦しくなります。
被写体が遠方にある風景などは立体感が増します。これは試し撮りをします。
***** 超近接 3D 撮影 *****
Panasonic LUMIX DMC-3D1-K の近接撮影は「約 90 cm 」が推奨距離。
そこで「約4倍」の拡大鏡を使って“超近接 3D 撮影”を試みました。
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使用した拡大鏡は取っ手が付いているニコン製の「 4D 」。これをレンズに密着させて撮影…
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「 3D 視差調整」は「 ∞-2 」にしました。これは探究心をくすぐるアイテムになりそうです。
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***** 本日はここまで *****