お茶のある生活

富士のふもとのお茶屋“小野園”の若女将がお茶を楽しむ生活の提案をしています。日常生活のエピソードや一期一会の大切さ・・・

家宝がまた一つ・・・

2013年01月06日 14時19分52秒 | わたし
年末に京都 清水寺の貫主様より色紙が届けられた。
亡き母が繋いでくれたご縁・・・・大切にしていきたいを思っている。

お正月から店内に飾ろうと思ったけれど、
尊い四文字の意味が理解できなかった。

「常山蛇勢」・・・・・

困った私は、そのままにする事が嫌でご連絡をとってみることにした。
電話で対応していただいた女性の方が、FAXで解答して下さった。

「じょうざんだせい」と読み、前後左右が相応じていてすきがないこと。
「孫子」による故事。河北省曲陽県の常山に両頭の蛇がいて、
その首を打てば尾が応じ、尾を打てば頭が応じ、中ごろを打てば首尾が応じたという。
転じて文章の首尾が上手く応じていることをいう。

その意味を知り、今年も一年精進していこうと強く思った。

元旦の指定で、京都 清水寺の貫主様と鎌倉 円覚寺の老師様へ
昨年のお礼を込めてお年賀をお送りしたら、早々にご返礼のお葉書が送られてきた。

お忙しい方々なのに直筆でのお便り・・・ありがたい、もったいない・・・・
私にはできないことばかりのような気がした。
母が東西に繋げてくれたご縁に感謝している。

2年前から店内に掛けられている額・・・・

円覚寺の老師様にいただいて額装した「ありがたい、もったいない、おもいやり」
今の時代を生き抜いていく為に必要な言葉だと思う。
またいつかお目にかかれる日まで、いただいいた思いを大切にしていきたい。

また家宝が一つできました^^

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