『夜間飛行』

また靴を履いて出かけるのは何故だろう
未開の地なんて、もう何処にもないのに

夜間飛行 欧州便(イスタンブール篇2: ベシクタシュ)

2016-10-30 | Life(日常):書いとかないと、忘れちゃう

イスタンブールは巨大な都市だ。

真ん中をボスポラス海峡に隔てられていて、

橋の西側をヨーロッパ側(ブルガリアとギリシャに接する)、

東側をアジア側(広大なトルコ内陸部に面する)と呼ぶ。

途中でコーヒーを給油しつつ、バルバロス大通りをテクテクと下る。

今日は用事があってベシクタシュへ。

ベシクタシュってのは、イスタンブール広域市のヨーロッパ側にある、ボスポラス海峡に面する港町。

東ローマ帝国(ビザンツ帝国)のころに開港してるんで、まあ歴史ある街ですね。

ところでこの道(↑)は、本来は海沿いの街道なんだけど。

海側はフォーシーズンズなどの高級ホテルが軒をつらね、進撃の巨人ばりに高い塀を築いてるので、残念ながら海は見えない。

イケずだね。

そこをテクテク歩いて行って。

そう、ベシクタシュ埠頭とオルタキョイ埠頭の間あたり、楽しくてね。

この店のムール貝と子羊の腸はなかなか美味しい。

屋台調のテーブル席がむーちょす楽しい。

ちょっと新橋を思い出す感じで。


オルタキョイ埠頭へ。

手前のオルタキョイ モスクはベシクタシュの名所の一つ。

ベシクタシュは街自体すごく活気があっていいんだけど。

それ以前に、このボスポラス海峡そのものがまず素敵なもんですから。

要するに訪ねてハズレない街なのだ。

実際はこの橋渡るのが、毎日渋滞で大変なんすよマジで。

しかし、休日にこうしてみると良い眺めだね。

毎日暮らしてる中ではアジア要素は感じないけど、こうして見るとオリエンタルなムードもある。


用事部分を色々省略。

さて、帰り道。

そうだ、野菜買おう。


バンの後ろで魚屋開店中。

直販とはまさにこのこと。

注文したらちゃんと、その場で捌いてくれる。

トルコは肉の国だけど、魚もおいしくてね。 

 
いや、内緒だけどさぁ。

帰り道にすっごい迷っちゃって(笑)

気付いたら知らない住宅街にいて、人っ子一人いなくなってて。

そこが、恐るべきにゃんにゃん・ゾーンでさぁ。

子猫だけが道をうろついているという。 

やむなく、このクールビューティーに帰り道を尋ねたりなんかして。

夜は更けていく。
 


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