『夜間飛行』

また靴を履いて出かけるのは何故だろう
未開の地なんて、もう何処にもないのに

マンチェスター.C vs アーセナル (シティ・オブ・マンチェスター)

2010-10-29 | Football(サッカー):蹴球しようぜ

マンチェスター・シティ VS アーセナル
@シティ・オブ・マンチェスター
Oct.24.2010
プレミアリーグ



今節はこの試合が一番だったと思う。

面白かった。

満員のシティ・オブ・マンチェスター。


シティのギャングスタ系の、またはストリート・ファイター系のメンツを眺めていると、どうしてもアーセナルを応援してしまう。

アメフトじゃないんだから。


アーセナルにはサミル・ナスリ、アルシャビンというご贔屓の二人がいるが、特にナスリは今季好調。

前半21分、そのナスリがペナルティ・エリア内でアルシャビンとワン・ツーを決め、豪快にネットを揺らした。

あのシーンは、もう、ウイイレだった。


ナスリはそんなにスピード系ではないけど、どこで突っ掛けるかをよく分かっている。

ペナルティ・エリアの端っこでボールを持ったとき(アルシャビンにボールを渡す前)、シティのDFは枚数が足りていたのに、ナスリにはゴールの匂いが強く漂った。


あと、セスク・ファブレガスは・・・・

すげーよ、ほんと。

好調時のグティ(06-07シーズン、07-08シーズンにレアルで見せていたスルーパスをご記憶だろうか)が通すようなスルーパスを、スパンスパン通す。

もちろん色々なキックが出来るけど、あの浅いモーションでまっすぐスコンって通すヤツは、寸分の狂いなし。

自分でもらったPK外したのはご愛嬌。


ちょっとシティのことも書いちゃう。

テベスはムチムチとよく走り、だいぶ気分がよさそうだ。

シウバも相当フィットしてきた。

ちゃんと前線でプレスも掛けながら、ボールを持った時はスペイン代表の洒落っ気も出しつつある。

前半開始55秒、あのテベスの低いクロスに合わせたヒールシュートん時、俺は思わず叫んだ。

「この、お洒落さんっ!!」

しかし、アーセナルのGK、ファビアンスキのスーパーセーブでゴールならず。

ここは、実はこの試合の分水嶺だった。


アーセナルは後半にソング、ベントナーが加点し、

結果、0-3でアーセナル。

アーセナル、マンU、マンCが同勝ち点(17)で並び、仲良く、首位チェルシー(22)を追いかける。


美しいサッカーを志向するアーセナルを応援したいけど、前日チェルシーもウルブス相手にアーセナル張りのパス回しでゴールを奪っており、なんだかちょっと穴が見つからない。

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