マンチェスター・シティ VS アーセナル
@シティ・オブ・マンチェスター
Oct.24.2010
プレミアリーグ
今節はこの試合が一番だったと思う。
面白かった。
満員のシティ・オブ・マンチェスター。
シティのギャングスタ系の、またはストリート・ファイター系のメンツを眺めていると、どうしてもアーセナルを応援してしまう。
アメフトじゃないんだから。
アーセナルにはサミル・ナスリ、アルシャビンというご贔屓の二人がいるが、特にナスリは今季好調。
前半21分、そのナスリがペナルティ・エリア内でアルシャビンとワン・ツーを決め、豪快にネットを揺らした。
あのシーンは、もう、ウイイレだった。
ナスリはそんなにスピード系ではないけど、どこで突っ掛けるかをよく分かっている。
ペナルティ・エリアの端っこでボールを持ったとき(アルシャビンにボールを渡す前)、シティのDFは枚数が足りていたのに、ナスリにはゴールの匂いが強く漂った。
あと、セスク・ファブレガスは・・・・
すげーよ、ほんと。
好調時のグティ(06-07シーズン、07-08シーズンにレアルで見せていたスルーパスをご記憶だろうか)が通すようなスルーパスを、スパンスパン通す。
もちろん色々なキックが出来るけど、あの浅いモーションでまっすぐスコンって通すヤツは、寸分の狂いなし。
自分でもらったPK外したのはご愛嬌。
ちょっとシティのことも書いちゃう。
テベスはムチムチとよく走り、だいぶ気分がよさそうだ。
シウバも相当フィットしてきた。
ちゃんと前線でプレスも掛けながら、ボールを持った時はスペイン代表の洒落っ気も出しつつある。
前半開始55秒、あのテベスの低いクロスに合わせたヒールシュートん時、俺は思わず叫んだ。
「この、お洒落さんっ!!」
しかし、アーセナルのGK、ファビアンスキのスーパーセーブでゴールならず。
ここは、実はこの試合の分水嶺だった。
アーセナルは後半にソング、ベントナーが加点し、
結果、0-3でアーセナル。
アーセナル、マンU、マンCが同勝ち点(17)で並び、仲良く、首位チェルシー(22)を追いかける。
美しいサッカーを志向するアーセナルを応援したいけど、前日チェルシーもウルブス相手にアーセナル張りのパス回しでゴールを奪っており、なんだかちょっと穴が見つからない。