『夜間飛行』

また靴を履いて出かけるのは何故だろう
未開の地なんて、もう何処にもないのに

『ボストン来日公演』 君は生き延びることが出来るか

2014-09-08 | Music(音楽):音楽は風に乗る


山手線、某駅のホームにて。

こ・・・、これはッ!

35年ぶりに、BOSTON来日ですかッ!


「残された最後の奇跡!

天才トム・ショルツ率いる伝説のバンドが前回の来日から35年の時を超え、日本への幻想飛行!」


言うとは思ってたけど、やはり日本への『幻想飛行』と来たか。

俺もブログのタイトル、そっちに変えようかしら。


しかし、誘えん。

ダサ過ぎて友人や後輩は誘えんぞ、これは。

俺のシティーボーイとしての看板に傷がついてしまう。


同じ大御所でも、

2月のストーンズとか、


5月のポール(病気で帰っちゃったけど)とは、

だいぶ意味合いが違うのだ。


武道館か。

こうなったら、一人で忍び込むしかないッ。


ちなみに・・・。

ボストンはドイツ系アメリカ人のトム・ショルツが70年代に立ち上げたバンド。

8年に1枚くらいしかアルバムを出さないのに、出せば必ず全米3位以内に入るという凄さ。
(さすがに2000年代にはちょいと失速)

1976年の1st『幻想飛行』は全世界で、あーた、1,800万枚の天文学的大ヒット!


う~ん。

書いてたらなんか懐かしくなってきた。


ここで、1曲貼っておこう。

数ある代表曲を完全に無視して・・・、

高校時代、相部屋だったT君と大音量で聴きまくった"Something About You"をペッタンコ。

Boston - Something about You (Boston) HQ


さて、イントロのアルペジオの後の古くさいエレキ・ギターの唸りに耐えられるかな?

カラカラカラ。


そういえば、ボストンについて、高校生のとき俺が持ちネタとしていたクイズがありまして。

(今、「うわ~。クイズの持ちネタっだって、友だち少なそう~」とか言った人、処刑)


さて、このメンバー写真(77年当時)のうち、中心人物のトムはどの人でしょうか?



中央、または中央右あたりの個性派がクサいと思われたコトと存じますが。

正解は・・・、




左から2番目がトムで、ほかの人たちは実質トムのソロ・プロジェクトだったボストンをバンドっぽく見せるためにかき集められた、雇われミュージシャ達じゃいッ!!



え、当たってた?

嘘つけ、あんたスピリチュアル女子大生かっつーの!



■追伸

ボストンのボーカル、ブラッド・デルプ(右から2人目)は2007年に自殺によりこの世を去った。

ツアー後に結婚も控えており、当日夜も(別バンドで)ライブの予定があったそうなんですけどね。

デルプはメインボーカルのみならず、全てのコーラス(多重録音)を担当していた。

メインボーカルと全く同じ声質でバックコーラスを重ねると、圧倒的に相性が良い。

当たり前のようだけど、誰もハッキリ教えてくれないそんな事を、高校時代の俺に教えてくれた人だった。



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