![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/d5/099f517e4d7982f2e6226515b7a84736.png)
よく晴れた日でね。
のんびり六本木を楽しんだ。
個人的に、
六本木は最高に楽しくて夜更けまで帰りたくないよな日と、いまいち気分が乗らない日に分かれるのだ。
ウォーホルは、オリヴァー・ストーンの映画『ドアーズ』(米・91年)みたいに、変質者的な感じで描かれることが多い人ですが。
お金にもむちゃくちゃうるさかったしね。
仕事済んでも、クライアントから振り込みがあるまで信用しないし(笑)
でも、俺は実際のエピソードで
「あれ、意外とイイ奴じゃん?」
的なこぼれ話がスキ。
ジョナサン・リッチマンがジョン・ハーヴァードのヴェルヴェッツ本で語ってるエピソードみたいなね。
憎めないよーん。
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カシャッとな。
今回は国内史上最大の回顧展とのこと。
ちゃんと年代別に整理されてんのが良かったね。
作品全般については、面倒なので、得意の【大省略】でお願い致します。
商業作品の鬼へと邁進していく前の、素朴な中にセンスがキラリな作品群もステキだった。
期待していたファクトリー実物大(?)再現に関しては、完全拍子抜け。
個人的に、無類の基地好きなもんで。
少々期待し過ぎたみたい。
そういえば、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/24/1dc589e0ad36759f42d8330d796344f9.jpg)
2年くらい前に品川駅にてドドーンとウォーホルが貼ってあったね。
我ながら、新幹線乗り遅れそーなくせに写メ撮っとんのかいという。
没後に、飲んだこともない缶コーシーの広告に使われるのってどーなんかな?
と一瞬思うものの。
本望だよね。
イメージの拡大再生産の『祖』たるウォーホルとしては。
そして、何より、
晩年、突如モデル・エージェントに自ら登録して喜々としてモデル活動をしていたウォーホル的には(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/6b/090313e3414d9d9d9dd7ce1f0c2488a9.jpg)
本展の副題「永遠の15分」はウォーホルの発言、
「将来、誰でも15分は世界的な有名人になれるだろう」
から。
短いセンテンスではっきりと意図を伝えることも多いウォーホルだけど。
この言葉については、結構いろんな解釈ができるよね。
ちなみに、俺が一番好きなウォーホルの言葉は、こちら。
「アンディ・ウォーホルって人間について知りたければ、ぼくの絵や映画を、ただ表面的に見ればいい。
そこにぼくがいるから。
裏には何もないんだ」
だって、普通は「中身がなんかある!」って他人に思わせたいもんでしょ、人間なら。
さすがだね。