<世界の中心で俺だけが楽しいシリーズ>
『ボルシア・ドルトムントには、如何に格好いい名前の選手が多いかを真夜中に一人で語る』
前から言いたかったんだけどさぁ。
香川君の前所属チーム、ボルシア・ドルトムントって、本当、格好いい名前の選手が多いチームなんだよね。
まず、もともと、レアルに行って出戻った『ヌリ・シャヒン』(トルコ代表)の名が格好いいなと思ってましたの。
エキゾチックだよね。
転校生の名前がヌリとかだったら。
この人はレアル・マドリー、そしてリバプールでスタメン定着できませんでしたが、ボールを持ったらほんまに巧い。
そして、そのシャヒンがレアルに去った際の後釜が、あなた、『イルカイ・ギュンドアン』(ドイツ代表)ですから。
トルコ系移民なのでトルコ名なんですが、イルカイ・ギュンドアンはトルコ語だと「新月の日の出」という意味だそうです。
あれ?新月なのに日の出?
いや、でも、格好いいよ。
いまは『ギュンドアン』で落ち着いてきたけど、移籍当初、日本では『ギュンドガン』で表記されることが多くてね。
ギュン!ドガン!
そんで、また今季の新戦力に至っては・・・、
『ムヒタリアン』(アルメニア代表)
『オーバメヤン』(ガボン代表)
『パパスタスプーロス』(ギリシャ代表)
・・・ですから。
もう、完全に名前で選手選んどんのかと。
特にゲッツェから10番を受け継いだムヒタリアン、開幕ハットトリックのオーバメヤンは実際のプレーもすこぶるイイですね。
あー、あと、このチームには世界一呼びにくい選手も在籍してます。(夜間飛行調べ)
その名は、
『ヤクブ・ブワシュチコフスキ』(ポーランド代表)
言うてみ、あんたちょっと言うてみ!
しかし、調べてみたら、このブワシュチコフスキは、10歳のときに父親が母親を刺殺し、祖母に育てられながらも2007年からドルトムント所属。
そして、2010年には25歳にしてポーランド代表のキャプテンにまで這い上がった男。
こんなふざけた記事に載せるのが失礼なほど、立派な漢(おとこ)なのだった。
というわけで敬意を評して、クバ(ブワシュチコフスキの愛称)と香川君のじゃれ合いショットで、おやすみなさい。