『夜間飛行』

また靴を履いて出かけるのは何故だろう
未開の地なんて、もう何処にもないのに

くるり "琥珀色の街、上海蟹の朝"

2018-02-05 | Music(音楽):音楽は風に乗る

ずっとループする4つの循環コード。

重いトーン。

ロックバンドがラップに手を出すありがちな展開かと思いきや、サビで転調。

一転して、上海ガニと書いて愛、の世界へ。



この曲、『琥珀色の街、上海蟹の朝』は、くるりが自身の20周年を記念して2016年7月にリリースした通算30枚目のシングル。

個人的な話だけど、一昨年は海外に住み始めた頃で、くるりをフォローする余裕がなかった。

そんな訳でこの曲は少し遅れて、去年(2017年)、個人的なヘビーローテーションになった。


くるり - 琥珀色の街、上海蟹の朝 / Quruli - Amber Colored City, The Morning of The Shanghai Crab (Japanese ver.)


ニューアンセムだなぁ、と思う。


この曲の日本でのチャートアクションは存ぜぬが、でも94年の『ブギーバック』だって確か最高位15位とかだったよね。

とっくに、曲の力(影響力)とチャートの順位が直結しない時代になってるから・・・。


正確には、うちのパダワン(下の子)が土曜日の朝に、コネコネした紙粘土に木工ボンドを練りこみながら、

「上海蟹食べたい♪ 一杯づつ食べたいよ♪」

と、口ずさんでるのを見て、少なくとも我が家ではアンセムだと思った。


紙粘土つくってる時は、子供が一番集中する時間だからね。

そん時、口ずさむ歌は、六腑に落ちてるって事、たぶん(笑)


ちなみにウチの子は、台湾から帰国後、自ら「小籠包」を名乗り始めたほどの中華料理ファンなので、この曲の

「小籠包じゃ足りない♪」

のところを

「小籠包も食べたい♪」

に変えて歌うのだった。

そうね、小籠包も美味いよなぁ・・・。

なんでこの曲がグッとくるかって、結局、アナタと食べたいのが『温かい料理』ってとこがポイントなんじゃないかな。


<熱帯雨林>

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