『夜間飛行』

また靴を履いて出かけるのは何故だろう
未開の地なんて、もう何処にもないのに

『オブ・ザ・イヤー 2022』

2022-12-31 | プロフィール

ちゃんと年内に1年を振り返って オブ・ザ・イヤー を書くのも何年ぶりでしょうか。
一瞬で過ぎ行くようで、振り返ってみるとやっぱり色々あったりもする。

年の瀬に静かに今年を振り返る、『オブ・ザ・イヤー 2022』


■嗜み オブ・ザ・イヤー『憧れのバーで教わったコニャックの味』


東京には憧れのバーが幾つもあります。
念願叶って、今年そのうちの1店にお邪魔することができたのでした。
ぶらりと散歩中、「あ、この辺り、あのお店が近いぞ!早い時間帯だし、入れるんじゃ・・・」と。
ドアを開けると、9席しかないカウンター席が、ままま、まさかの小生一人。
名店独占状態で、バーテンダーさんに教えてもらったのがコニャックの味わいです。
一応お酒はひと通り飲んできたつもりだけど、あまり知らないのがコニャックの世界。
ポールジローの15年は、胸に灯がともる美味しさ。
ちなみにポールジローの場合、15年はブレンドされた中で一番若いお酒の表記。
実際はもっと熟成されています。
また、お邪魔します!


■ステーキ オブ・ザ・イヤー 『ギャラハーのポーターハウス』

これは文句なしに、先月行ったNYのギャラハーで食べたポーターハウスです。
頑張って働いてると、たまにはいいこともあるんだなぁ(笑)
店名の入ったステーキナイフも格好良い。


■ブック オブ・ザ・イヤー 『東京四次元紀行/ 小田嶋隆』

稀代のコラムニストが初めて上梓した小説。
6月に発売されるや否や、電子書籍で買って楽しく読了したのですが。
小田嶋さんは自身初の小説を出版したその僅か20日後、病気により65年の生涯をとじました。
私が小田島さんの文章に初めてふれたのは中学生時代。
確か、パソコン雑誌か何かに小田嶋さんが書き散らしていた(?)小さなコラムだったと思います。
その頃からもちろん文章はキレキッレ。
中学生ながら、すぐに小田嶋さんの名前を記憶に刻んだものでした。
こうして振り返ると、小田嶋さんは、翌月起きた安倍元首相の暗殺事件さえ知らずに逝ったんだなァ。


■フォトジェニック オブ・ザ・イヤー 『トーマス・トゥヘル監督』

あの、ブンデスリーガでアウクスブルクやマインツ05を率いていた生真面目なドイツ人青年監督が・・・。
いつの間に・・・、一体いつの間にこんなギリシャ彫刻のような精悍な漢になっていたのでしょうか。
ライバルのクロップほどキャラ立ってなかったんですけど、かつては。
芝生のグリーンとジャージのブルーの見事なコントラストは、もはや最先端家電のデザインのよう。
今年9月6日、CL開幕戦でディナモ・ザグレブとのゲームを落とすと、翌日、チェルシーはトゥヘルを解任。
しかし、まだ49歳。
この戦術マニアの旅はまだ続くことでしょう。


■表紙 オブ・ザ・イヤー 『Brutas 959号(22年4月15日号)』

とても素敵な写真。
小生などは数年前のトルコ暮らしを思い出してしまいます。
ロカンタ(大衆食堂)でスープを注いでくれるおばさん。
肉料理をサーブしてくれるおじさん。
東アジア人(俺)は珍しいので、食べていると店のオーナーまでフロアに出てきます。
「なあ、美味いか?そりゃ美味いだろう。俺の店のどこが好きだ?味は勿論だろ?雰囲気かね?料理の種類の多さかね?全部かい?全部が好きって訳だね?」
こっちは曖昧にほほ笑むだけでもOK。
オーナーの自問自答で勝手に会話が進んでいきます(笑)
表紙写真は十条のクルド料理店『メソポタミヤ』。
本特集、副題は「日本で味わう、48の国と地域の食文化」。
これは、コロナ禍で何処にも行けない私たちのニーズをうま~く汲み取った特集でしたね。


■ムービー オブ・ザ・イヤー 『キングメーカー 大統領を作った男』

韓国映画は陰影を描くのが上手い。
ややもすると展開がドラマチックになりすぎて、これが邦画だったら「ちょっとついて行くのが辛いな」と思うかもしれない。
でも、近隣とは言え、そこはやはり外国映画。
「まあ、そういう世界もあるんだろう」と思って素直に観れますね。

野党候補キム・ウンボムを演じたソル・ギョング(右)。
自らも政治家になり表舞台に立つ野心を抱く腹心ソ・チャンデを演じたイ・ソンギュン(左)。
どちらも良かったな。
なんか詳しそうに書いてるけど、韓国名は覚えるのが難しく、今、調べ直して役者名を書いている事は、ここに告白しておきます。


■アンバサダー オブ・ザ・イヤー 『キリアン・マーフィー/モンブラン』

キリアン・マーフィーは好きな俳優ですが、何といっても魅力はクリストファー・ノーランも認めた神秘的な瞳。
(ダークナイト・トリロジーに出てきた悪者、スケアクロウを思い出して下さいませ)
そのキリアンを今年モンブランがブランド・アンバサダーに起用。
彼らのレザー・コレクション「エクストリーム3.0」のバックパックを背負わせているじゃないですか。
キリアンが背負ってると、何か特別なものに見えてくるなぁ。


■コレクション オブ・ザ・イヤー 『グローブトロッター/Dr.NO(ドクター・ノオ)』

銀座を歩いていて、ブティックの前で思わず足を止めてしまいました。
今年もっとも怪しい耀きを放ったコレクションと言えば・・・、そう、グローブトロッターのジェームズ・ボンドコレクション『ドクター・ノオ』ラゲッジコレクションでしょう。

記念すべきジェームズ・ボンド1作目『007/ドクター・ノオ』。
オープニングシーンのモーリス・ビンダーによるカラードットのシークエンス。(あの、映画開始1分~3分までの無駄にオシャレな映像)
これが、グローブトロッター特有のヴァルカン・ファイバー・ボディに、そりゃまあ堂々とペイントされてございます。


■やられた!! オブ・ザ・イヤー 『ロエベのピクセル・パーカー』

悔しい、これは悔しくて、年越しそばも喉を通りません。
我が目を疑いましたよ。
今年9月、パリで行われた『ロエベ』の23SSウィメンズコレクション。
突如ステージに現れた時の、この違和感。

「ちょ、ちょま、ちょ待てよ!」(キムタク)
ドット絵っスよ、コレ。
あー、このアイデアをまさかスペインのラグジュアリーブランド『ロエベ』なんかに取られるとは。
今や米国がリードするグローバル・ゲーム市場ですが・・・。
1980年代、ドット絵の世界だったゲーム業界を牽引したのは、誰が何と言おうと我が国ジャパンです!
この服のデザインだけは、是非とも日本のブランドに発明して欲しかった。


■閉幕 オブ・ザ・イヤー 『Whitehouse Cox』

これは寂しかったですね。
英国ウォルソールの革小物ブランド、ホワイトハウス・コックス社が今年をもって147年の歴史に幕。
5代に渡り続いてきた名門ですが後継者もおらず、会社をとじることにしたそうな。
写真は私が愛用しているプレイテッド・ベルトですが。
元々は犬用のリードを作っていたところ、出来ばえに感心したラルフローレンが人間用のベルトを発注した事が始まり、というのは有名な逸話。
止める穴が自由自在なので、大盛り中華を食べた後も、誰にも気づかれる事なく、スムーズにお腹を緩めることができます(プフォッ)
エッティンガーや、グレンロイヤルなど、良い皮革ブランドは他にもありますが、名門の閉幕は残念ですね。


■再会 オブ・ザ・イヤー 『祖父に贈ったビアマグ』

勿論、人に贈ったモノは戻ってこない方が嬉しいです。
ずっと、その人の手元に置いてもらえた方が。
しかし、祖父が施設に移り、家にあったものを処分する必要があり。
その昔、小生が初任給で祖父に贈ったというビアマグが2脚、今年我が家に返却されてきたのでした。
私は普段はガラスの口当たりが好きなので、グラスを好みますが。
陶器のマグ特有のこのクリーミーな泡立ちは流石。
人にモノを贈る時には、背伸びをせず、かと言って出し惜しみもせず、自分でも使いたいと思えるものを送るべきですね。
こうして思いがけず、手元に返ってきたりする事もあるから・・・。


■パーソン オブ・ザ・イヤー 『ミシェル・ザウナー(Japanese Breakfast)』

ミシェル・ザウナーの事は2016年にソロ・プロジェクトであるジャパニーズ・ブレックファスト (Japanese Breakfast) の1stアルバムをリリースした頃から気になっていました。
しかし、近年の躍進ぶりは才能が開花・・・というか爆発した感があり。
コロナ禍の2年間において最も小生を刺激し「俺もこんな風に生きないと!」と奮い立たせてくれた存在です。
ミシェルは韓国ソウルに生まれ、オレゴン州で育ったアメリカン(父)とコリアン(母)のダブル。
初期は割とシューゲイザーっぽい曲を演ってて、少しニューウェイブっぽい路線も経て、21年発表のアルバム『Jubilee』で完全にポップ&キャッチーに弾けました。
『Jubilee』以降の躍進は、これは正直言って完全に想像を超えていましたね。
アルバムはグラミーの2部門にノミネート。
上梓したメモワール『Hマートで泣きながら』はニューヨーク・タイムズ・ベストセラーに入り、オバマ元大統領も推薦。

個人的なハイライトは、何といっても今年シカゴで行われた Pitchfork Music Festival のステージに、Wilco のジェフ・トゥイーディーが飛び入り参加したことでしょう。
ロック・ミュージシャンにとって、これ以上ってあるのかしら?
もう少しカルトヒーローっぽい路線を行くのかなと勝手に想像してたら、このアイデンティティで臆することなくメジャー街道を行く。
とにかく格好良いのです。


■代名詞 オブ・ザ・イヤー 『ハセベの位置でプレーさせた / キッカー誌 』

これは何のことを言うとるかといいますと。
今年7月、ドイツ、ブンデスリーガのホッフェンハイムで元ドイツ代表のMF、セバスティアン・ルディが3バックの中央に置かれると、キッカー誌はすかさず
誌面で「ルディをハセベとして試した」と表現。
これには衝撃を受けました。
『ハセベ』ってもはや、3バックの真ん中を示すポジション名なんだ、ドイツで(笑)
アンドレ・ブライテンライター監督曰く「ルディは戦術家として後方からゲームを指揮できる。例えば、さほど長身でない長谷部がフランクフルトで何年もそうしているようにね」。
日本代表は引退したので今月ドーハではその雄姿を観る事ができませんでしたが、長谷部誠、いまだ恰好良し。


■展覧会 オブ・ザ・イヤー 『安野先生のふしぎな学校』

これは本当に楽しかった。
一昨年のクリスマス・イヴに94歳の生涯をとじられた安野先生(安野さんは35歳まで教師でした)。
先生のふるさとである島根県津和野町の安野光雅美術館にも、いつか行ってみたいナ。


■リペア オブ・ザ・イヤー  『ボディバッグの修理』

いやー、職人さんは恰好良いなぁ。
休日のお出かけでは、両手が自由になるボディバッグを愛用しています。
ところが、愛用のバッグの革の部分がへたってきてしまいました。
新しいのを探しても、なんだかピンとくるものがない。
(このリモンタナイロンの肌触りが好きで。ボディバッグに限ってはオール革じゃない方が好み)
そこで近所の、若いご夫婦がやってる修理屋さんに持っていったところ、見事な仕上がり。
余計なモノを買わずに済んだし、お気に入りのバッグを明日からも使えるしイイ感じ。
何でも捨てて買い替えるほうが経済には貢献できるけど、そんな時代じゃなくなっちゃいましたね。


■マイブーム オブ・ザ・イヤー(グッズ編) 『時計のベルト交換』

楽しいですね、時計のベルトを変えて遊ぶのは。
今、気に入っているのは、特にこういうクラシックな時計を色んなバリエーションで蘇らせる事です。
サイズや素材を合わせに、昔は専門店に行かないといけなかったけど、今はネットで選び放題。
去年、ネットでタミヤのプラカラーを買った時も思ったんですけど、インターネットは僕らの生活を変えましたね。(←今さらッ)


■マイブーム オブ・ザ・イヤー(食編) 『五島名産 かんころ餅』

長崎、五島列島の名物と言えばかんころ餅。
数年前に長崎旅行に行った時にもお土産として買って帰ったりしたのですが・・・。
今年、改めて私的スーパーかんころ餅ブームが到来したのでした。
軽~く焦げ目が付くくらい焼くと、表面はカリ!で、中はもちもち。(餅だから当たり前か)
焼きたてを口に放り込んだ時、広がる仄かな甘みと、叫びたい程の熱さ。
美味しいなぁ。
ちなみにかんころ餅を食べて育ったお腹をかんころ腹と言うそうです。(プフォッ)


■チップス オブ・ザ・イヤー 『タイのドリアン・チップス』

タイ在住の方にお土産で頂いたドリアン・チップス。
ドリアンを揚げて塩を振った後、さらにオーブンで油を飛ばしてパリッとさせてるそうです。
これだけの工程で、なぜか例の匂いはゼロ。
いや~、これはホンマ止まらなくなりますネ!
え、これって常識?
皆さん、昔からこの美味しさをご存知だったの?


■枯渇 オブ・ザ・イヤー 『崎陽軒のシウマイ弁当』

ご存知、我らが崎陽軒のシウマイ弁当。
何かが変わっています。
素材高騰、輸送費上昇などに各企業が苦しんだ今期。
人知れず、市民生活にも影響が出ていたことをご存知でしょうか。
(ちょっとこの写真だと隠れ気味なんですが・・・)

さすが、お眼が高い!!
そのとおりです。
今年のある時期、マグロの供給不足により、鮪の漬け焼きが鮭の塩焼きに変更されていたのです。
まあ、ずっと鮭でも別にいいんだけどね(笑)


■アルバム オブ・ザ・イヤー 『our hope / 羊文学』

例えば、2曲目に先行シングルの『光るとき』が入ってるんですが。
神々しいでしょ、この曲。
その次に、3曲目はご機嫌なロックチューンの『パーティーはすぐそこ』が来るんです。
この流れ好きだなぁ・・・、と思いましたね、今年何度も。
「バカみたいでも知りたい ミラーボールが揺れてる~♪」


■ソング オブ・ザ・イヤー 『Dandelion / Anna Of The North』

ノルウェーのシンガー・ソングライター、アンナ・オブ・ザ・ノースが今夏リリースした、ちょっと切ないポップソング。
こちらはPVでなく、Visualizerという事で映像は気合はいってませんが、ワンちゃん可愛いのでご容赦ください。
そして、アンナ・ロッテルドの後ろの棚はジャケットのこの棚です。
さすが北欧、片づけなくても部屋がオシャレ?
Anna of the North - Dandelion [Official Visualizer]
この夏、やられました。
キャッチーなメロディと・・・、このキュンとくる歌詞に。
「ひとつだけ、今、とても知りたいことがある。
最期にひとつだけ、今、あなたが行ってしまう前に。
ねえ、恋をしてたのって、私一人だったの?」


■コミック オブ・ザ・イヤー 『蒼天航路』

極私的なランキングですので・・・。
蒼天航路は今年完結した訳でも、話題になった訳でもありません。
単なる過去の名作ですが、今年初めて読みました、コロナ禍で。
(連載は1994年~2005年まで『モーニング』にて)
はぁ、溜息でるほど凄い漫画だったなぁ・・・。
全巻大人買いしちゃいました。

げに愛しきは、迷子の将軍・夏侯惇。
でも、トータルで最も好きなキャラは・・・、「曹操!最期に問答をしかけてくれたことを深甚に思う!」の陳宮かな。
なんて爽やかな、それこそ「蒼天」を思わせる最期のセリフ。


■教訓 オブ・ザ・イヤー 『「反論しない」というセオリーを持つ』

2012年の松浦弥太郎の著書『考え方のコツ』から。
正直に言いますと、部屋の本を処分しようとして手に取った一冊でして。
10年前の自分には必要でも、現在の自分には必要ない本って沢山あるでしょ。
それで、捨てようとしてパラパラめくっていたこの本を、ありがちな話ですが、結局本格的に全ページ読み返しちゃいまして。
「反論しないというセオリーを持つ。
 コミュニケーションにおいては「顔を立てる」「花を持たせる」ことが大切」
普段なら読み飛ばしたであろうこんなお説教が、なぜかその時はスコンと腹に落ちたんです。
勿論、争わないといけない時もあるけど、全部に引っかかってたら仕事が進まない(笑)
今年前半にたまたま読み返した本からこの教訓を得て、仕事上、とってもラッキーでした。


■旅 オブ・ザ・イヤー 『男子旅』

今年はパダワンと二人で2回、旅が出来ました。
生粋のママっ子なんで、よく、父との遠出に付き合ってくれたなと思う。
旅は人生の栄養なんで、また出掛けたいな。


++++


さて。
やはり書いてみると、色々あるもんですね。

今年は父が亡くなった。
家族で父の最期を看取れたこと。
そして、父の強い希望で今際の際に父子で乾杯できたこと。
これらは、忘れがたい思い出となっています。

また入社以来、仲良くしてきた同期も今年還らぬ人となりました。
入社式の夜、初めて会った彼は、眼光するどい褐色のクールなテニスボーイ。
その実は、義理堅く、今時珍しいくらい生真面目な性格。
いつも胸の内に熱い想いをたぎらせていて、中身はクールなんかじゃなかったね。
いつか、向こうでまた一杯やりたいもんだ。
俺はまだしばらく生きるから、いい店を探しといて欲しい。
寒くない時期なら、今は無くなった、あの寮の屋上のベンチで缶ビールでもいいよね。

そして、そんな中にも関わらず、我が胸に鳴っている音楽は「哀悼」という言葉とは10万キロ離れた、こんな音なのでした。

CHAI - アイム・ミー / I'M ME - Official Music Video (subtitled)
そんな時になんつう歌、選んどるねん!
と言われれば、その通りなんですけど(笑)

でも、この歌詞。

------------------------------------
Always I'm pretty girl
わがままな 私をみて
Always you're pretty guys
きまぐれに わがまましたい

Oh, what a cute girl I am!
私が私を かわいくするの
Oh, what a cute girl you are!
Everybody's wonderful, All right!
------------------------------------

ちょっと、夜間飛行的に勝手に意訳しますと・・・

「私はかわいいし、あなたもかわいい
 誰に何と言われようと、スーパーかわいい
 なぜなら、私がそう思ってるんだから!」

ってな感じで。
要するに人生賛歌です。
これを Chai が歌うところがまた素敵。

大事な人を亡くしたからって、喪に服して沈痛な面持ちで生きてく必要はないと思う。
故人を偲ぶこととふさぎ込むことは、初めのうちは一緒にやってくるけど、同じではない。
人生は短く、時は矢のよう。
その人たちが残してくれた事に感謝しつつ、前を向いて、全力で楽しく生きたらいい。
だって、私もアナタも最高(かわいい)なんだから。

そんなわけで、来年も私は小さな事にいちいち驚いたり、いつくしんだり、味わったりしながら生きていきます。
今年一年お疲れ様。
皆さんもどうかお元気で。


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