goo blog サービス終了のお知らせ 

『夜間飛行』

また靴を履いて出かけるのは何故だろう
未開の地なんて、もう何処にもないのに

トッテナム vs チェルシー (おかえり、ランプス)

2010-12-14 | Football(サッカー):蹴球しようぜ

 

トッテナム・ホットスパーFC  VS チェルシーFC

Dec.12.2010

@ホワイトハートレーン

プレミアリーグ

 

トッテナムホームでのロンドン・ダービー。

 

主将ジョン・テリーの不倫問題もなんのその、今シーズンの開幕直後はチェルシーが化け物のような強さを見せた。

さぁ、こりゃどこがチェルシーを止めるんだ・・・?

と思ったもんだけど。

 

世の中に、ずっと変わらないものなんか無い。

サッカーを観ていると、いつも、そんな当たり前のことを思い起こさせられる。

 

チェルシーは11月から不調に入り、リーグ戦で5試合、勝ち無し。

ここ7試合で奪った勝ち点、わずかに6。

対するトッテナムは5位につける好調ぶり。

 

前半、勢いの差は如実に表れた。

 

トッテナムの中盤が気持ちよさそうにゲームを作る。

オタオタとボールを追いかけるチェルシーには、昨季チャンピオンの風格が見られない。

やっと攻めに転じても、トッテナムは中央でパラシオス(ホンジュラス)とモドリッチ(クロアチア)が、蓋を閉じている。

 

そして、前半15分にはトッテナムFWパブリチェンコ(ロシア)のゴールで、早くもリードを奪われる。

 

でも、戦術的理由とやらでスタメンを外れ、前半ベンチでふんぞり返っていた象のような男・・・。

ディディエ・ドログバ(コートジボワール)がハーフタイムにピッチに登場すると、全てが変わる。

 

スタメンのアネルカ(フランス)は驚異的なスピードを持った優れたFWだが、ドログバはちょっと人間じゃない。

 

70分、ペナルティ・エリアの左脇でボールを受けたドログバは、トッテナム主将でイングランド代表のCBドーソンに背中をぶち当てて15m吹っ飛ばすと、そのまま切れ込んでシュート。

ボールは、止めに入ったトッテナムのGKゴメス(ブラジル)を観客席まで吹っ飛ばして、そのままゴールイン。

あんた、少林サッカーですか・・・。

 

1-1の同点になり、その後は物凄い集中力でアタックの応酬が続く。

プレミアの新しいスター、左サイドのベイル(ウェールズ)は、今夜はさほど冴えず。

右のレノン(イングランド)は、逆に動きが良い。

 

ここが勝負と見た、チェルシー、アンチェロッティ監督は8月以来怪我で戦列を離れていたNo.8、フランク・ランパード(イングランド)をついに投入!

今節は間に合わないと公式にアナウンスされていたが、心理戦だったか。

 

スタジアムが沸いた。

極東の地で俺も沸いた。(うほっ)

やはりチェルシーの核は、テリー、ランパード、象。

この、2人と1頭による縦のラインだ。

 

しかし。

本当にサッカーは分からない。

分かんねぇ、マジで。

 

今まさに激闘に幕が下りようとしていた後半ロスタイム、91分。

チェルシーがPKを得る。

哀れトッテナム・・・、誰もがそう思った瞬間。

チェルシーは、キッカーの象さんが、すきゃんてぃを履き忘れたのか、まさかのPK失敗。

 

観客全員がズッコケ、ロンドン・ダービーはドローで幕を閉じたのだった。

 

トッテナム監督のハリー・レドナップは

「諦めなかった相手をほめよう。彼らはチャンピオンだし、一生懸命やっていた。最後はフェアな結果になったよ」

と、一応、やっこさんも称えて5位キープ。

 

ドログバ

全てを吹っ飛ばすドログバ。

AH~、象さんのスキャンティ~は、ちっちゃいけ~れど~♪


コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『夢を見るために毎朝僕は目... | トップ | 映画 『ノルウェイの森』 »

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (DA)
2010-12-18 05:33:36
ドログバのシュートはリアルタイガーショットだね。ランパードも帰ってきてコンビが復活すると思うと小便漏らしそうなくらいワクワクしますわ。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。