『夜間飛行』

また靴を履いて出かけるのは何故だろう
未開の地なんて、もう何処にもないのに

フットボール雑感(日本代表監督について一人で深夜に語る篇)

2015-02-25 | Football(サッカー):蹴球しようぜ


くっそ、マジかよ・・・。

いつの間にか「パピプペポ」が言えなくなってる・・・。

年なのかなぁ。

こないだまで余裕で言えてたんだぜ?

あーもう、ふざけて

「パペピプ・ペポパポ」

とか、言えないよゼッタイ。


■ミカエル・ラウドルップ(デンマーク/50歳)


いや~、その昔、K新聞社に行かれた佐藤さんと

「(神戸に)ラウドルップ来るねぇ」

とか言ってラウンジで盛り上がったの懐かC!

当時は監督でなく、選手としての来日でした。

ヴィッセルは当時、J2だったからねー。

前年までレアル(その前はバルサ)でプレーして、リーガを5年連続で制した翌年にJ2にラウドルップを呼ぶなんてのは・・・、

本当にもうメチャクチャな時代でした。

あれ、もう20年前(1996年)かぁ・・・。


えっと、デンマーク代表で言いますと、1998年フランスW杯準々決勝のブラジル戦は、俺的ワールドカップ・ベストマッチの一つでして。

弟のブライアン・ラウドルップがゴールを決めてね。

結果は2-3の撃ち合いでデンマークが敗退したんだけど。

ビューティフル・ルーザー(美しき敗者)だな、と思った。

当時のセレソンは今とは比べ物にならないスターチームだったからね。


え、監督としての実績に欠けるって?

ダレだって最初は童貞(処女)なんだぜ。

いやー、いいと思いますね、ラウドルップという選択も!

夢がある。

ただ、確かにあまり結果は出なさそうだなぁ(笑)


天才(ファンタジスタ)にはジーコで懲りたって話もあるけど・・・。

「ファンタジスタさくらだ」だって、BOSEをゲットした訳だしね。

ただ、顔に関してはこの人は美形だとずっと思ってきたが、たった今、苦手な顔だと気付いた。


■ルチアーノ・スパレッティ(イタリア/55歳)

1999年に名波が

「イタリアにスパゲッティを食べに行く訳じゃない」

と言い放ってヴェネツィアに移籍したのに、現地に行ったら監督の名前がスパゲッティだったので日本中がズッコけた訳ですが。

これは当時のありがちな誤訳で、実際は「スパレッティ」監督だったというカラクリで。


まあ、この人の真骨頂はローマ時代のゼロ・トップでしょうねぇ。

トッティがCFの位置でプレーするんだけど、実際はディフェンスを引き連れてポジションを空ける。

くさびのボールをすかさずトッティが神業ワンタッチではたくと、そこにペッロッタが阿吽の呼吸で飛び込んでいるという塩梅。

その後、スペイン代表にもパクられた感じで。(いわゆる偽9番)


魅力はあったよね。

ローマ当時は、トップだけでなくアクイラーニとデ・ロッシのセントラル2枚もスキだったなぁ。

スパレッティの元では活躍する選手たちが、その後、決して大化けしない(笑)のを見ても、やはりチーム作りの名手なのかな?


でも、スパレッティ・ローマと言えばチャンピオンズ・リーグのマンU戦で1-7でボッコボコにされた記憶がちょっと生々しい。

そんな細かいこと覚えてるの俺くらいかしら?

あれはローマが壊れた瞬間だった。


そして、ヴェネチア時代に1シーズン中に2回解雇されて2回復帰した時はマジで冗談かと思った(笑)

1999年当時、会社ですれ違ったビッグと

「スパレッティが先週また解任されたらしい。そして、なんと今週また復帰したらしいぜ」

「ダメだ、あのチーム・・・」

と会話したのが懐かしい。

(当時、名波の活躍は我々の最大の関心事だったのです)

・・・っていうか、スパレッティがどーのと言う以前に俺の記憶力が異常。

ちなみにネット投票によると、スパレッティ就任の場合、日本代表の愛称はパスタ・ジャパンになるそうです。

マジかよっ!!


■マルセロ・ビエルサ(アルゼンチン/59歳)

エル・ロコきた~~~~ッ!

いやー、ワタクシ、2000年頃からかれこれ15年間ほど、日本代表監督はビエルサが良いと申しあげておりまして。

あの頃はアルゼンチン代表を率いていて、

3-4-3変則の3-3-1-3で、当時は両翼がアイマールとキリ・ゴンザレスだったかな?


2000年代初頭、世界で一番強いナショナルチームはアルゼンチンかフランスのどちらか、という勢いでした。

そんで、結局、本番の日韓W杯ではグループリーグ敗退だったんだけどね(笑)


2002年日韓では、

「グラスゴー・レンジャーズで良いプレーをしている」

とか言って、カニーヒャを召集したりしてさ。

2002年にもなって、あの、マラドーナの相棒だった風の子カニーヒャを代表に呼んだのよ?


もちろん、ワタクシもわざわざ仙台までアルゼンチン代表見に行きまして・・・。

いや、カニーヒャ見たいでしょ。


そして、そのお目当てのカニーヒャが1秒もプレーしないままベンチで暴言吐いて、まさかの退場処分になった時・・・、

笑いすぎて、俺ちょっとオシッコ漏れたんだよね、スタジアムで。


その後、南アW杯でのチリ代表も良かったですね。

こん時のサッカーが、日本代表にあってる気がした。


ちなみに愛称のエル・ロコは「変人」という意味でして。

チリ代表では就任後すぐに代表の合宿所に引っ越して、本気で日常生活を始めて周囲を驚かせたという・・・(笑)

まあ、本物の変態さんです。

大好きだ。

日本代表にすげー合ってると思うんだけどな。 


ちなみにワタクシ、最近ではアスレティック・ビルバオ時代にも、オブ・ザ・イヤー2011で監督オブ・ザ・イヤーに選ぶと共に、日本代表待望論を説いておりまして。

ビエルサ・ジャパン実現だったら俺きっと毎試合観ます。



■代表監督とは何の関係もない「おまけ」

昨季、ミランにローンで加入して本田とポジションを争ったターラブト(モロッコ代表)。

そのあと、プレミアに戻ってクイーンズ・パーク・レンジャーズでは監督のレドナップ爺と

「太った」

「いや、太らない」

で前代未聞のつばぜり合いを繰り広げておりましたが(笑)


そうねー、まあちょっと丸くなったかな。

ミランにいた時は直線的にゴールに向かう動きがスキでしたが・・・、

今、ミランではボナベントゥーラ(イタリア)が同じような動きを見せてますね。

今節の活躍は素晴らしかった・・・。



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