詩吟と健康

詩吟での腹式呼吸・腹式(丹田)発声は、健康はもとより全ての基本。

カラオケの事や愚痴も書きます

いよいよ、ギヤチェンジ

2009-02-14 05:45:57 | 詩吟

今年も各団体の吟詠コンクールが始まる。

財団が4月から始まる。

コロムビアは埼玉地区予選6月21日。決選8月9日

千葉地区予選が7月12日。決選・4都県名流大会8月30日。

クラウンやキングにも我が会員は挑戦する

 

審査していて感じる事は、シッカリと腹から発声している人が意外と少ないという事。
綺麗な声で詠えば良いんだと考えているのだろうか。

大きな声を出そうとしてガナル人。
声帯潰さないかと心配になる。

上手く詠おうとして、軽くなってしまう人。
主人公になって、ただ語れば充分なのに、つい飾ってしまう。
歌は物語だから語れば良いのに、つい詠ってしまう。
だから言葉にならないで、文字を読むようになってしまう人が多い。

音高に届かない人も多い。
あげる時に、届かなかったり、下がる時に浮いたり、滅入ったり、
1/8狂う人はざら。
音程での減点にはならないけど、流れが不自然になって減点。

ブレスが上手く出来ない人が多い。
吸わなくっても、語れば勝手に入ってくるのに、
此れが出来ないと、間が悪くなってリズムが合わなくなる。

姿勢の悪い人も多い。
姿勢が悪いと響きも悪いし、伸びも無くなる。
幅も、厚みも、奥行きも、詩情も全部自然体が一番。

自分の気持ちを飾らずに、全身で遠くの人に解かる言葉で語りかければ、それだけで、音程・声量・声質・詩情など充分なのに。

力まず・驕らず・飾らず・憶さず・自然体で詠い終えた人が勝つ。

人生も同じなんだけどなぁ。
自我の強いよぼじぃには、たった其れだけの事が出来ない。
何時か出来る事を夢見て、楽しんでいこう。