僕はちゃんと生きています。

僕の生存確認用の(自己中心的な)ブログです。空を飛ばないユーラシア大陸横断旅行記を書いていきます。

9月18日 トルクメニスタンを抜け、カスピ海を渡り、カフカスへ!

2012-09-18 21:03:27 | アゼルバイジャン

 

あこがれのカフカスの大地にたどり着きました!

今はアゼルバイジャンのシェキという、真ん中よりちょっと北の山の方にいます。

涼しくとても過ごしやすいです。

あと街並みがヨーロッパっぽい。

シェキは明日のんびり観光しようと思います。

 

ついに時差が日本時間から-5時間になりました!

遠くに来たなーと思ってます。

しかし今はサマータイムで一時間早くなるので、結局今まで(中央アジア)と同じ4時間の時差になります。

 

トルクメニスタン入国から振り返ります!(量が多くなりそうなので軽めで)

 

・トルクメニスタン入国

ブハラからバスを乗り継いでイミグレに着く。

途中で会ったトルクメニスタンのおばさんにそこまで連れってってもらった。

ウズベキスタン側を通過。

 

いざ、トルクメニスタン側に行くとランチタイム。

12時~14時まで昼休みらしい。

眠い。

 

トルクメニスタン側で荷物を全部開けた。

しまうのがめんどい。

 

国境を抜けるとタクシーがたむろしている。

トヨタの車ばっかりだった。

乗りたくないが乗るしかないので乗る。

 

 

・ティルクメナバード

最初の街ティルクメナバードに夕方ぐらいに着く。

夜行でアシガバードに行こうと思い、チケットを取る。

そしたら夜中の2時発のチケットだった。なにしてようか・・・

夜行の値段は7マナト。200円。破格だと思う。

 

駅で出会ったオーストリア人と英語がしゃべれるトルクメニスタンの女の子と一緒に、そのへんを観光した。

金の大統領とか100年前に造られた橋とか見た。

 

 

・アシガバード

アシガバードに着いたのは翌日の16時。

お目当ての安いドウノーラウ邸、アマーノウ邸ともになくなったらしい。

というのを、道を聞くために入った高級ホテルのフロントの人が教えてくれた。

近くに35ドルの宿ならあるというでそこを紹介してもらう。

「送ってくからちょっと待って」と言われてちょっと待つ。

その間、コーヒーとかサンドイッチとかをもらった。ありがたい。

 

夜は街をうろつく。

宮殿みたいな建物の写真を撮ろうとすると、警備員みたいな人に怒られた。

よく見るとそこかしこに監視の目がある。

 

次の日の朝は、路線バスに乗ってテケバザールに行った。

トルクメニスタンの公共の交通機関はめちゃくちゃ綺麗だ。

 

駅の荷物預かり所に荷物を置いて、街の中心部に行く。

金の前大統領像はたくさんあったけど、太陽とともに回転するやつが見つけられなかった。

地図が古く変わった部分が多くてわからなかった。

 

夕食に鶏肉とじゃがいもの煮物を食べる。洋風の肉じゃがみたい。

 

夜行列車に乗りティルクメンバシュへ。

また7マナト。200円。夜行2回、1200kmぐらいの道のりを合計400円はすごい。

ラピュタでも見て寝ようかなとパソコンを開くと、そんなもの見てないでこっちきなさいと言われた。

トルクメニスタンでは駅でも電車でも憔悴するほど、色々な人に話しかけられた。

外国人はやはりめづらしいらしい。

もはや珍獣あつかいだ。

 

 

・ティルクメンバシュ

ついに港町ティルクメンバシュに着く。

食料を調達して、船に向かう。

港にはアゼルバイジャン行きの船が泊まっていてちょうど良かった。

3時間待って、出国手続きを済ませる。

どこで金を取られるのかなと思っていると、船の入口に乗務員がたむろしていてそこだった。

90ドルと言われた。

これは現地人価格の5~10倍ほどだ。

ここを渡るしかないから乗るしかないのだけど、足元を見られて金づるだと思われてるのが船員たちの態度でわかったから、とても悔しかった。

これなら「外国人は90ドルだ」とそっけなく言ってくれたほうがいい。

 

乗船して、キャビンルームを一人で使った。

部屋は案外快適だった。

持ってきた袋ラーメンを食べた。

 

普通の客船はデッキの上とか入れないけど、この貨物船はデッキの上に上がったりできるので面白かった。

夕焼けも良かったけど、星空の方がすごかった。

真っ暗な海を船が走っているから、デッキから見える星の量が半端じゃない。

しゃがんで夜空を見上げると海が視界から消えるので、まるで宇宙船に乗ってるような気分になれた。

思わず夜更かししてしまった。

 

 

・アゼルバイジャン、バクー

朝6時に扉をドンドンされて起きる。

出ろというので、急いで下船。

 

アゼルバイジャン入国。

すぐにバクー駅に行ってシェキ行きの夜行の切符を取る。

大好きなメトロに乗って旧市街を観光へ。

メトロはSuicaみたいなやつを買って、チャージしていく方式。

1manat(100円)チャージした。(アゼルバイジャンマナト 1マナトでちょうど100円)

一回乗るごとに0.20manatずつ減った。

 

乙女の塔を見に行く。

工事中だった。

 

朝ごはんにナンを食べる。

朝たたき起こされたせいで、海沿いの公園のベンチで眠くなってきたので寝る。

すると警察に怒られる。

なんでベンチで寝てはいけないんだ。

 

しょうがないので、丘を登る。

ケーブルカー沿いに階段が続いていて、そこをひたすら登る。

ケーブルカーの終点からさらに登って、頂上付近に到達。

いい景色!

ここなら誰も来ないし大丈夫だろうと思って、石段の上で寝る。

30分後、また警察の人に起こされる。

なんで、石段の上で寝てはいけないんだ。

安住の地はないのか・・・

 

火が燃え続けている寺があるのでそこへ向かう。

地下鉄とバスに乗る。

バスの周店の近くらしいが、場所がわからないので人に聞きながらなんとか着く。

たしかに燃え続ける火があった。

むかしは天然のガスだったらしいが、今はガス会社が提供してるらしい。

 

バスに乗って戻って、地下鉄の駅の近くの塀の上に座ってのんびりする。

電車までまだ時間がある。

パトカーがやってきて「そこに座るな」と怒られた。

なんで塀の上に座ってはいけないんだ。

危ないからだと思う。

 

夜行電車がこないなーと思っていたら、奥のホームに既に来ていた。

なんとかぎりぎりで乗れた。危なかった。

 

車掌さんはなにかと助けてくれたし、一緒のコンパートメントの人は良くしてくれた。

朝はみんなでチャイを飲んだ。

 

シェキ駅からシェキ市街までは20km弱離れているので、駅にいた乗合タクシーに乗った。

 

シェキには安宿がなく、情報もない。地球の歩き方にはもはやシェキの情報なんてないし、シルクロードの本は情報が古い。

できれば英語なので見たくもないけど、しょうがなく見たロンリープラネットには「民宿を斡旋してくれる人がいるから〇〇さんに電話しよう(電話番号もちゃんと書いてある)、残念なことに英語は通じない」と書いてあった。

じゃあどうすればいいんだよ!!

旅行会社があるはずだから、そこ行けばなんとかなるだろう。

行くとすでになくなっていた・・・歩き回るけど見つからない・・・どうしよう・・・

 

銀行に行って英語しゃべれる人を見つけて電話してもらった!

その人が来て、民泊するところを紹介してくれた。

 

今はちょっと大きな家に泊めてもらっています!

1泊朝食付きで12manat(1200円)。

ちょっと高めだけど、アゼルバイジャンの物価を考えるとこれはいいほうだと思う。

 

しかも、wi-fiがあるから驚いた!

良さそうなところなので2泊します!

 

シェキ観光したあと、グルジアのトビリシに向かいます。

 

グルジアでは山に行きたいです!

久しぶりにトレッキングしたいなーなんて思っています。

 

シェキ観光が終わったらまた更新します。

 

それではまた!

 

 

 

 

 

 

 

トルクメニスタンの物価

 

1ドル=2.85manat

1manat=28円

 

500mlのファンタ      1.2マナト(←ファンタとコーラで物価水準がわかる)

ナン                  1マナト

夜行電車14時間         7マナト

カフェで食事            7マナト

カップ麺             1.5マナト

路線バス            0.2マナト

種ありブドウ1kg        1.5マナト

YesterdayとSailingの生演奏が聴こえてしまい、思わずほいほい入ってしまったバーで飲んだアップルのカクテル      15マナト