ひさびさにαjunoをもてあそんでいて、いろいろ調べてみたのだが、シンセはなかなかおもしろい。
JUNOシリーズはROLANDの中では比較的、安い価格帯のシリーズである。
1982年の「JUNO-6」に始まり「JUNO-60」ときて、1984年に今でも愛用者が多い「JUNO-106」となり、
1986年に「Alpha Juno-1」、「Alpha Juno-2」が出て、いったんシリーズが終わる。
(ちなみにROLANDの20世紀最後のアナログ・シンセはSuper JX JX-10でJUNOではない。)
そして、2000年代に入り「JUNO-D」で「JUNO」ブランドが復活して、いまでも現行のシリーズとなっている。
(80年代と00年代以降のものでは当然ながらまったく別物といえる。)
80年代に「JUNO-106」はそれ程、評価されたシンセではなかった。
発売される1年前に「YAMAHA DX-7」というデジタル・シンセサイザーが出ており、
(当時としては)昔っぽい音がする初心者用のシンセというイメージがあった。
90年代に入ってから海外のテクノ・クラブ系クリエーターの再評価によって、
いわゆるヴィンテージ・シンセの仲間入りをしたわけである。
その「JUNO-106」の後継機である「Alpha Juno」はシンセサイザー独特のツマミや
フェーダーを廃して、プリセット音色をボタン一つで呼び出せるようなミニマルな
デザインになった。
「Alpha Juno」はツマミやスライダーがないので、積極的な音づくりをすることにむかないため、ずっと、ヴィンテージの仲間入りができず、安価で取引されている。
しかし、最近は、フリーウェアでPCから音色のエディットができる。マニュアルを見比べても、JUNO-106とスペック的にはほとんど同じである。(当然音の印象は人によって違うと思うが…)表面にツマミやスライダーがない分、故障の原因も少ないという見方もできる。
「Alpha Juno」自体は、raveの代名詞的なHooverサウンドで有名だったりする。
とはいっても、海外のクリエーターは、ヴィンテージうんうんということより、手に入りやすい機材を使って、
オリジナルな使い方をしているような気がする…。
αjunoのDCOの構成について書こうと思っていたのだけど、JUNOシリーズの歴史みたいになってしまった……。
それでは良い連休を。
JUNOシリーズはROLANDの中では比較的、安い価格帯のシリーズである。
1982年の「JUNO-6」に始まり「JUNO-60」ときて、1984年に今でも愛用者が多い「JUNO-106」となり、
1986年に「Alpha Juno-1」、「Alpha Juno-2」が出て、いったんシリーズが終わる。
(ちなみにROLANDの20世紀最後のアナログ・シンセはSuper JX JX-10でJUNOではない。)
そして、2000年代に入り「JUNO-D」で「JUNO」ブランドが復活して、いまでも現行のシリーズとなっている。
(80年代と00年代以降のものでは当然ながらまったく別物といえる。)
80年代に「JUNO-106」はそれ程、評価されたシンセではなかった。
発売される1年前に「YAMAHA DX-7」というデジタル・シンセサイザーが出ており、
(当時としては)昔っぽい音がする初心者用のシンセというイメージがあった。
90年代に入ってから海外のテクノ・クラブ系クリエーターの再評価によって、
いわゆるヴィンテージ・シンセの仲間入りをしたわけである。
その「JUNO-106」の後継機である「Alpha Juno」はシンセサイザー独特のツマミや
フェーダーを廃して、プリセット音色をボタン一つで呼び出せるようなミニマルな
デザインになった。
「Alpha Juno」はツマミやスライダーがないので、積極的な音づくりをすることにむかないため、ずっと、ヴィンテージの仲間入りができず、安価で取引されている。
しかし、最近は、フリーウェアでPCから音色のエディットができる。マニュアルを見比べても、JUNO-106とスペック的にはほとんど同じである。(当然音の印象は人によって違うと思うが…)表面にツマミやスライダーがない分、故障の原因も少ないという見方もできる。
「Alpha Juno」自体は、raveの代名詞的なHooverサウンドで有名だったりする。
とはいっても、海外のクリエーターは、ヴィンテージうんうんということより、手に入りやすい機材を使って、
オリジナルな使い方をしているような気がする…。
αjunoのDCOの構成について書こうと思っていたのだけど、JUNOシリーズの歴史みたいになってしまった……。
それでは良い連休を。