サンダー杉山blog

まあいろいろと。音楽主体かな。あと本とかアニメとか。

使用ベースなど

2011-06-23 23:17:19 | 機材
いまさらと言ってしまえば今更なんだけど、今まで使ってきたエレクトリック・ベースについてまとめてみる。

結構長く、バンドみたいなことをやっているのだけれど、あまりベーシストという意識がない。どちらかというと作曲とか、コンセプトとか、そういうことばかり考えていたので、人と一緒にやるため、というかバンド形態を維持するために、ベースを弾いてるような気がする。

とはいってもそれなりにこだわりがあったりします…

1984~1985
フェルナンデス、モデル不明
これについては、その当時、人間ホルモンというバンドのドラムのお兄さんの所有していたモデルを借りていたので、詳細は不明。プレべでもジャズべでもなくて、2PUだったような気がする。もう手元にもないので確認しようがない。人間ホルモン、西荻窪ワッツのライブや、ソノシートのレコーディングに使った。

1985~1990
TOKAI PBタイプ
初めて自分で買ったベースで、ちょっと珍しかったメタリックブルーのモデル。正名 僕蔵くんにゆずった。猛毒の「窓の外はガッツ石松」、「十六文」のレコーディングに使った。

1990~
TUNE TB-04

当時のベースマガジンに広告が載っていて一目ぼれしたベース。とにかく、PUがブリッジのピエゾのみ、しかもフレットレスという、シンプルすぎるルックスがかっこよく見えた。ボディーが木目できれいで、ピックガードがなかったんで、ピック弾きをやめて指弾きに、奏法を変えた。とはいってもいきなりフレットレスだったんで、慣れるのにちょっと時間がかかった。というのは「十六文」のレコーディングの時、すでに入手していたのだけれど、持っていかなかったという記憶がある。「これで終わりだと思ったら大間違いだ」は全部、これ一本でレコーディングした。とにかく、コンパクトで軽い、ということで、ツアーとか楽だった。2003年に池袋手刀で人間ホルモン再結成をやった時に、80年代っぽい音が出したくて、引っ張り出して使ったりして、いまだに手放せないベースである。

1994~
Musicman Stingray (USA、フレットレス)

ベースを初めて10年にして、やっと入手した舶来のモデル。べつに国産とかUSAメイドとかいまだに、そんなに興味はないんだけどね。ライブの本数が多かったということもあって、とにかくパワーがあるベースが欲しかった。この当時、裏通しモデルの人気が高くなってきてのだけれど、ちょうど現行モデルで裏通しがなくて、これは表から弦を通すタイプ。なんか、中古のベースってあまり好きじゃない。さすがに一生ものという感じで、これに勝るベースはないんじゃないかと思うくらい、お気に入りで、いまだに飽きが来ない。テレビの仕事とかでも使っていて、YOUTUBEにあがってる猛毒の動画もほとんどこのベースなんで、トレードマークかな、なんて思ってます……。

2005~
G&L L2000(USA ワイドネック)

Stingrayを手にして、もうベースはいらないや、とか思っていたのだけれど、自分が歌うバンド、NUMBER.4を始めたので、どうしてもフレットがあるベースが必要になって入手したモデル。人間ホルモン再結成でTUNEのフレットレスを弾きながら歌ったのだけど、やっぱやりづらかった……。でまあ、Stingrayのフレテッドも考えたんだけれど、すごい人気が出ちゃって、値段が高いなあ、と思っていたところに、代理店変更、チョイキズアウトレットで、このモデルが安くなっていたので、入手した。そういうこと書くと、あんまり気に入ってないようなんだけど、いろんな意味で使いやすい。最近ライブ・ハウスにいくと、必ずと言っていいほど、このベースを使っている人を見るくらい、人気があるのもうなずける。オースティン・レコードの「APOCALYPSE GOLD」のレコーディングでも使用した。


とまあ、個性派が好きな割に、実は結構、スタンダードだったりするよね。

おっと、忘れちゃいけないのが、いまある4本目の(?)ベース。
Spectrasonics Trilian

これはかなりの優れものです……


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