「こだわり(拘り)」は執着や固執の類語で「ちょっとしたことを必要以上に気にする」という独りよがりな状態を指します。
頑固な職人のイメージを打ち出すために広告で使われるようになった単語です。
そのイメージを打ち出して広告系の人が何をやっていたのかというと、
何種類もの食材で獣臭くしたスープの売り込み方を考えたり、
店を持ちたい人達にラーメンを作らせて「まずい、自分で捨てろ」と命令し、
ゴミ箱の前で丼を抱えて泣く顔をアップで撮影して全国放送で流していたりしていました。
ドスケベ丸出しですね。
泥臭い努力はおもちゃにしていいと日本人は皆思ってたんですよ。
勉強や修行は本人の成長ありきです。
だから勉強や修行を続けると
学ぶべき箇所や弱点が変わります。
こだわりの勉強法を中止できるほうが強い。
勉強法が間違っている時だけではなく、
過去の自分を基準にして考え出した方法は割と早く使い物にならなくなります。
中止できない時は結構あります。
方法を変えずに勉強量だけ増やすことが多いのではないでしょうか。
大人になっても漢字をノートに繰り返し書いて覚える人はいませんが、
大人になってから知った漢字を普段遣いに使ってみて自分のものにする人も、
決して多くないと私は思います。
どこか漢字はノートと漢字ドリルで覚えるものだと思っている。
だから大人になると勉強しないんですよね。
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