タイニーハウス東京

東京でタイニーハウス暮らしを実現する。超小型木製トレーラーハウスの自作にチャレンジ

ヒッチメンバー取付 その16 試運転での評価

2019-11-23 09:50:00 | 車・木工DIY他ホビー
今回の車中泊キャンプで取り付けたばかりのヒッチメンバーでの牽引の調子を確かめて見てみましたが、その評価を纏めました。


1.走行距離

今回は国道17号線から浦和で左折して463号線に入り、その後254号線をひた走る下道での単純なルートを取り、片道89km、往復で178kmとなりました。




2.燃費

行きも帰りもほぼ同じような交通事情だったため平均燃費は9.8km/Lでした。

経路は大都市近郊なのでそれ程燃費は伸びない区間ですが牽引した場合は、先日の牽引なしの学校橋河原の区間での燃費と比べて2km/Lほど落ちています。(因みに学校橋河原はかんなの湯の途中にあり我家から2/3くらいの位置にあります)

但し、同じ条件では前の車と比較すると燃費の2km/Lの改善が見られます。


3.牽引中の安定性

W246は前の車W245と比べて車高が若干低くなりました。

その分ヒッチメンバーの取り付け位置も下がり、トレーラー側のカプラーも以前より下がったためか、走行安定性が上がったような感じがしました。

具体的には道路表面の起伏に対してトレーラーの揺れが少なくなった印象です。

また、トランスミッションがCVTからDCT7速に変わったことにより、通常走行時はトランスミッションの滑り感がなくなり、しかも無理なくスムーズに走っている感覚があります。(先述のように燃費改善にも貢献)


4.低速時のトルク

新車のエンジンのサイズがダウンサイズしたせいか低速時のトルクが少し低くなった印象を受けました。

これは公道走行ではなく自宅マンションの駐車棟の急勾配のスロープを登る時に感じたことです。

トレーラー側の条件は変わっていないので、明らかに車側の問題です。


5.牽引部連結時の後方視認性

新車のW246のリアビューカメラは純正のものが付いており、その取り付け角度が秀悦でヒッチボールが良く見えるので、バックして連結する際にとても便利になりました。






ほぼピッタリ近づけることが出来るようになり連結作業が迅速に出来るようになりました。

これは車に装備されているアクティブガイドライン機能によるところが大で、バックする時にピンポイントで車を誘導出来ます。


6.総合評価

今回、初牽引した第一印象は極めて良好で満足出来る水準でした。

今回の走行距離は200km弱でしたが、1000km走行した後でヒッチメンバーを固定しているボルト/ナットの増し締めをする必要があるので来春に予定している整備の際に実施したいと思っています。





関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s

リアビューカメラシステム 画像自動切替 その5 漸く解明出来たこと

2019-11-19 15:47:00 | 車・木工DIY他ホビー
意外なことが起こりました。

実は全く期待していなかったAmazonの販売元の一つから一時間もしないうちに返事が来たのです。




ナビ背面の緑色のFAKRAコネクターだとのこと、ディーラーのサービス担当者の話の内容と共通なのは…

緑色のコネクターであることです。






ベンツのナビは日本仕様と海外仕様では異なることは昨日も報告しましたが、製造元は三菱電機でありコネクター類はベンツの指定仕様で日本では馴染みのないFAKRAコネクターになっています。

従って、リアビューカメラのビデオ入力端子がFAKRAであることは疑いのない事実である訳です。

そして、背面にあった緑のコネクターは…




LVDSインターフェースと言う液晶ディスプレイ接続に使われる標準インターフェースなので絶対にリアビューカメラ入力端子ではない筈です。

結論としては先述したLVDSインターフェースの右隣の緑色のコネクター(ソケット)がビデオ入力用の端子ではと推測しています。

但し、車側の既存リアビューカメラが接続されているので、多分黄色の端子がリアビューカメラ入力用ではないかとも考えています。

つまり、緑色のFAKRA端子は外部入力用のビデオ端子と言うのが筆者の見立てです。

供給元である三菱電機にも質問を投げてみましたが当然OEM製品なのでベンツに聞いてくれとの返事を頂きました。



そんな訳で、再度ディーラー側にメルセデスベンツに確認して欲しい旨のメールを入れました。



尚、品質保証の観点でメルセデスベンツは、この手の情報を開示したがらないので、対応頂けるか心配なので保険として同じ質問を冒頭のアダプターケーブルのメーカーにも投げておきました。

何れにしても難儀な問題です。(最悪は背面の端子を虱潰しにチェックすれば判明はすると思いますが…)







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     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s

ナビシステムについて

2019-11-18 19:48:00 | 車・木工DIY他ホビー
昔々ナビシステムなどなかった頃は家内や友人に助手席に座ってもらい道案内をして貰ったものです。

一人で運転する場合は、初めての場所に行く場合は地図で道順を事前に調べておくのが必要でした。

そう言う意味ではナビが普及して大変助かっています。



更に最近では従来の車載型に加え所謂モバイルネットワークを利用したクラウドサービスの水準も非常に高くなって来ています。

通信環境にもよりますがリスポンスも早くPOI(目的地などの地理情報)のカバー率は車載型と比べて非常に大きく、しかも常にアップデートされていることもあり利用するサービス品質は非常に高いものがあります。


そんな訳で筆者も常々愛用しているのですが、時々問題も発生します。

例えば、目的地の登録が車載型とネット型で差はあるのですが、共通するのは誘導する経路が全くインテリジェンスに欠けると言うことです。

設計した方のセンスと能力が問われる問題ですが、ルート決定のアルゴリズムが変なのです。

具体的に言うと…かなりの頻度で遠回りをさせられるし、状況の悪い道に導かれます。


知っている場所であれば気が付きやすいのですが…初めての場所では知りようもありません。

先日も台風の中、熱海からゴルフ場に行く経路で途中でおかしいと気付いたのですが、台風の大雨でナビに逆らって別のルートを撮る余裕もなくナビに従ったのですが、最後は大雨で激流が道の上を流れる中とんでもなく狭い山道を走る羽目になりました。

また、一昨日はキャンプを諦めて打ちひしがれての帰り道、偶にはナビの誘導に任せて帰ろうとネット型のナビの言うままに走ったのですが(途中で道を間違えたこともあり狭い道の嵌り込んだことも一因)、最後は道幅もメチャクチャ狭いどん詰まりに迷い込まされてしまいました。

ナビ上では狭いながらも、先で右折出来る事になっていましたが、その先は…民家の先の田んぼの中の草だらけの場所(もしかしたら農道)で、バックするのも道が狭く凄く難儀しました。


そう…車載型もネット型も同じくどうしても信じきることが出来ないんです。

ですから、時々地図を拡大して道がおかしくないかチェックをしたりするのが無難です。

メーカーやサービスプロバイダーには、この誘導アルゴリズムの格段の改善を進めて頂きたいと思います。




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リアビューカメラシステム 画像自動切替 その4 日本仕様ナビシステム

2019-11-16 10:20:00 | 車・木工DIY他ホビー
読者の皆さんはご存知かどうかは分かりませんが、日本とそれ以外の国のナビシステムは異なります。

正確に言うと採用している地図情報(地理空間情報と言います)の規格が違うのです。(地図情報は定期的に更新される必要があり、日本の地図会社はこの日本規格に則り電子地図を作成しています)

日本のそれは日本の道路事情(首都高の高架道路など)も考慮して、単純な緯度経度情報の欧米規格に対して複雑になっていて、日本国内では大変使いやすいのですがある意味ガラパゴス化しています。

所謂「外車」に搭載する純正ナビシステムも日本仕様のものになり、当然ながら日本メーカー製のものが使われてベンツの場合は三菱電機製を採用しています。(因みに三菱電機はベンツ向けに欧米仕様の製品も供給しています)



そんな訳で最後の望みの綱である三菱電機に週末に問い合わせのメールを入れておきました。

OEM製品なのでまともに回答頂けるか心許ないのですが、当たって砕けろの心境です。

まあベンツに文句を言うのも何ですが、日本のディーラーであるヤ○セは整備用の作業指示書は持っていても、日本仕様の範囲でしか情報がなくナビのような電装品の詳しい情報は持ち合わせていないのです。

今回の筆者のような仕様外の要求に対してはノウハウもないので仕方がありません。


未だ個人的な推定の段階ですが、例の緑のコネクターはLVDS仕様の高速データ通信用のものなので多分ディスプレイ接続のものではと疑っています。




また、その隣に空きソケットがありますが、こちらは何の用途の拡張用なのかとの好奇心も芽生えてきます。

来週前半には何らかの反応はある筈なので、それを期待することにします。

最悪情報が得られない場合は、実機を使って各端子を片っ端から繋いだり外したりして得意のトライアンドエラー戦法でビデオ入力端子の在処を探す所存ですが、もし昨日ディーラー経由で頂いた情報が正しければ、プランを再考する必要があります。


追記)

希望薄ですがダメ元で変換ケーブルの発売元にも問い合わせをしました。



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リアビューカメラシステム 画像自動切替 その3 再度深みへ

2019-11-15 19:00:00 | 車・木工DIY他ホビー
午前中の投稿記事で報告したように今日は一年点検のためディーラーに車を持って行きました。

夕方整備作業の終わった車を取りに再度の「散歩」に出かけました。








ヤ○セに整備に行くと嬉しいのは整備後にピカピカに洗車されて戻って来ることです。


そして、今日更に嬉しいのは実は朝サービス担当の方にナビシステムの配線情報を頼んだのですが快く引き受けて頂いたので…ウキウキしながらディーラーに向かいました。

多分…




コネクターの色から判断すると、この黄色だと思うのですが…昼の間ずっと回答が待ちどうしくしていました。

既に発注しているベンツBクラス用のFAKRA/RCAアダプターケーブルの形状から考えても間違いはないと確信しています。





ところが、その担当の方の説明では、どうも緑のコネクターらしいのです。




もし、その情報が本当なら困ったことになりました。





良く見てもらえば分かりますが、緑のコネクターは4芯なのです。

手配したのは…



この一芯のコネクターです。

しかも、購入したもの以外の商品の仕様を確認しても同様でした。

先のサービス担当の方が言うには、ベンツのサービス作業指示書の図面にはコネクターの色や端子番号等の記載はなく、ナビのメーカーに問い合わせて頂いて確認したそうなのですが、緑色のコネクターであるとのこと、しかも配線図面上には信号線に加えて全部で4つのケーブルが接続されているのを確認したとのことでした。


うーん🧐、またややこしいことになってきました。

念のため来週にでもメーカーである三菱電機に問い合わせをして見ようと思います。





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