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キャンピングトレーラー改修プロジェクト サブバッテリーシステムのアップグレード(P3) その31 反論に対する反応

2021-02-26 22:00:00 | キャンピングトレーラー自作
ご存知のように、春節休暇中に沢山の評価テストを実施して2/18に反論を提出したのですが…

昨日、残念な反応が返ってきました。





返事の趣旨は:

①バッテリー容量が合っているのだから問題ないでしょう、

②充電器の容量が20Aになっていないとのクレームは、テストの様子が良く見えないから採用しない、

だそうです。


アリエクスプレスは「バイヤープロテクション」を謳っていますが本気で購買者を守る気があるのか呆れてしまいます。

それでも挫けず昨日から再度評価テストを行なっているのですが、明日までにもう一度結果を纏めて提出するつもりでいます。





但し、実は前回の反論の中でも真正面から触れていますがエラーマージンを考えるとバッテリー容量は販売者側が言う200Ahの近似値に計算上なっています。(合わせて三回の放電テストを実施して検証済み)

問題は、1/5Cと2/5Cの電流の時に結構な電圧降下が発生することです。

鉛バッテリーと異なりリン酸鉄リチウムイオンバッテリーは電圧降下の幅が少ないと聞いているのですが、満充電で1/5C弱(約36A)程度の電流負荷をかけただけで13Vを下回るので、バッテリーの中のバッテリーセルの劣化を心配しています。

自己放電テストを一週間実施した後に、再度放電テストを実施したのですが、エラーマージンを考慮し計算すると、自己放電分は良く見積もっても一週間で3%、悪く見ると8%の放電深度(DoD)となります。

つまり一ヶ月に換算すると簡単に5%以上の自己放電率となる訳で、標準的なリン酸鉄リチウムイオン電池の放電曲線と比べると明らかに劣っているとの結果となりました。(つまり中身のバッテリーセルが劣化しているか中古の古いものかと言う推測になります)

中国のバッテリーメーカーのテスト手順を見ると、1Cの出力で1時間放電させるテストを複数回実施して容量を測るようですが、筆者には同等の負荷をかけられるだけの設備がないため、バシッと証拠を突きつけられないのが大変残念です。


その他の要件についても全く触れられていません。

(1) BMSの容量が違う(150Aを発注したが、120Aである)

(2) ACプラグの形状(米国式2ピン=日本式)を発注したのにアースポール付き

(3) 充電器の能力(20Aとの表記があるが10Aまたは8A程度しかない)

(4) 空輸で輸送期間13〜20日を謳っておいて75日以上かかっている


これは、今回のテスト結果を示すと同時に、そろそろ別の手を考える必要がありそうです。





関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s


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