今日はいよいよ最後の工程です。
先ず、排気管回りの耐熱・耐火のため亜鉛引き鋼板を加工し、キャンパーシェル の底面に貼り付けます。
前回と同様にカッターナイフで二十回ほど切り込みを入れて、切断面を何回か織り込んで切断して行きます。
貼り付ける面に合わせて一部をディスクグラインダーで切断し、織り込むところは十回ほどカッターで傷つけてから織り込みます。
更に、取付け用のビス穴を開けて・・・
・・・出来上がりました。
排気管を底面から少し離して取り付けるため、クランプに脚を付けるため加工します。場所合わせが必要なので数種類用意します。
これらの部品を排気管を取り付ける周囲の底面に取り付けて作業終了です。
排気管の先の固定は丁度合うボルトとナットがなかったので仮止めです。
次は、燃料の灯油を入れてテスト運転を実施します。
今日は試運転で問題が発生すれば解体の必要も出てくる可能性もあるので灯油を少しだけ準備します。
最初に燃料タンクに灯油を入れて燃料の漏れがないか確認します。因みに、この燃料タンクは鍵付きです。また、燃料パイプの取付け口には開閉コックも付いています。
15分ほど様子を見ましたが燃料パイプ等の接続部に燃料漏れはないようです。外側の吸排気管の出口の下も確認しましたが・・・・お陰様で燃料漏れはありませんでした。
さて、いよいよ今日の本命のテスト運転の開始です。
先ず最初にコントローラーを使って燃料をヒーターまで送り込んでおきます。燃料タンクの下のコックを開きます。そして、先日YouTubeで確認した操作で燃料ポンプを起動します。ダッダッダとポンプが動き出しますが、ヒーターまで届くまでには結構な時間がかかりました。
燃料パイプが長ければ気が遠くなるほど待つ必要があるようです。因みに、この送油操作を行わなくても良いのですが、何回もエラーが発生し、その度に初期起動電力を食ってしまうので、この操作は実施すべきと思います。
そして、スイッチを入れ・・・
暫くすると微かに温風がでてきて暖房が始まったような気はしましたが、燃焼音がはっきり聞こえず、しかもカバーの上から触ってみても熱さが伝わってこないためヒーターが動作しているのかわかりませんでした。念のため外に出て排気を確認してみると・・・
結構な排気音と共に熱い排気ガスが出ていました。尚、前述のように室内では排気音は殆ど聞こえませんでした。
室内に戻って・・・
温風吹き出し口に手をかざしてみると、今度はしっかりと暖かな熱風が出ています。
問題なく動作するのを確認できました。
序でなので先日YouTubeで仕入れた情報を元にLCDコントローラーの操作を確認します。ステータスの確認、温度調整等々です。
幸いなことにYouTubeの情報通り間違いなく操作できることを確認できました。以前もお伝えしましたが、中国のメーカーには設計力、ファームウェアも含めてありません。従って、チップセットのメーカーやデザイン会社が提供したものを使って製造しているので、メーカーが変わっても実はハード、ソフト共に同じであることが多いのです。ですから、自分が購入した会社のものでなくともマニュアル等は流用できる可能性が高く、ある意味では便利です。
コントローラーの使い方も無事習得し、FF暖房化プロジェクトは終了です。
最後に、スイッチを切ってから心配していた排気管の周辺部分他の熱の持ち具合を調べて見ました。初めてのヒーターの運転なので出火等の危険性もあり、スイッチオフ後の冷却具合の確認も兼ねています。
ヒーター本体の外側のシェルは運転中もそれ程熱くならず、ほのかに温かい程度でした。問題の排気管ですが、先端は運転中はかなり熱く触れば間違いなく火傷する温度でしたが、意外と早く冷却しました。排気管の根元の耐熱・断熱テープを巻きつけたところは、運転中は結構熱くなりますが、直ぐに火傷するほど熱くはありませんでしたが、逆に冷却には時間がかかりました。排気管の出し口の周辺ですが、思ったほど熱くはなっていませんでした。室内の取り付け金具も若干熱くはなりましたが、火傷するような熱さではありませんでした。一応、実施した耐熱・断熱対策は効果があったようです。
今回の試運転は正味10分ほどだったので、もう少し長時間の場合は違ってくるかも知れないので、次回別途機会を設けて検証してみたいと思います。
次のプロジェクトは、横転事故の際のキャンパーシェル 側の損傷箇所の修理を予定しています。
関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s
先ず、排気管回りの耐熱・耐火のため亜鉛引き鋼板を加工し、キャンパーシェル の底面に貼り付けます。
前回と同様にカッターナイフで二十回ほど切り込みを入れて、切断面を何回か織り込んで切断して行きます。
貼り付ける面に合わせて一部をディスクグラインダーで切断し、織り込むところは十回ほどカッターで傷つけてから織り込みます。
更に、取付け用のビス穴を開けて・・・
・・・出来上がりました。
排気管を底面から少し離して取り付けるため、クランプに脚を付けるため加工します。場所合わせが必要なので数種類用意します。
これらの部品を排気管を取り付ける周囲の底面に取り付けて作業終了です。
排気管の先の固定は丁度合うボルトとナットがなかったので仮止めです。
次は、燃料の灯油を入れてテスト運転を実施します。
今日は試運転で問題が発生すれば解体の必要も出てくる可能性もあるので灯油を少しだけ準備します。
最初に燃料タンクに灯油を入れて燃料の漏れがないか確認します。因みに、この燃料タンクは鍵付きです。また、燃料パイプの取付け口には開閉コックも付いています。
15分ほど様子を見ましたが燃料パイプ等の接続部に燃料漏れはないようです。外側の吸排気管の出口の下も確認しましたが・・・・お陰様で燃料漏れはありませんでした。
さて、いよいよ今日の本命のテスト運転の開始です。
先ず最初にコントローラーを使って燃料をヒーターまで送り込んでおきます。燃料タンクの下のコックを開きます。そして、先日YouTubeで確認した操作で燃料ポンプを起動します。ダッダッダとポンプが動き出しますが、ヒーターまで届くまでには結構な時間がかかりました。
燃料パイプが長ければ気が遠くなるほど待つ必要があるようです。因みに、この送油操作を行わなくても良いのですが、何回もエラーが発生し、その度に初期起動電力を食ってしまうので、この操作は実施すべきと思います。
そして、スイッチを入れ・・・
暫くすると微かに温風がでてきて暖房が始まったような気はしましたが、燃焼音がはっきり聞こえず、しかもカバーの上から触ってみても熱さが伝わってこないためヒーターが動作しているのかわかりませんでした。念のため外に出て排気を確認してみると・・・
結構な排気音と共に熱い排気ガスが出ていました。尚、前述のように室内では排気音は殆ど聞こえませんでした。
室内に戻って・・・
温風吹き出し口に手をかざしてみると、今度はしっかりと暖かな熱風が出ています。
問題なく動作するのを確認できました。
序でなので先日YouTubeで仕入れた情報を元にLCDコントローラーの操作を確認します。ステータスの確認、温度調整等々です。
幸いなことにYouTubeの情報通り間違いなく操作できることを確認できました。以前もお伝えしましたが、中国のメーカーには設計力、ファームウェアも含めてありません。従って、チップセットのメーカーやデザイン会社が提供したものを使って製造しているので、メーカーが変わっても実はハード、ソフト共に同じであることが多いのです。ですから、自分が購入した会社のものでなくともマニュアル等は流用できる可能性が高く、ある意味では便利です。
コントローラーの使い方も無事習得し、FF暖房化プロジェクトは終了です。
最後に、スイッチを切ってから心配していた排気管の周辺部分他の熱の持ち具合を調べて見ました。初めてのヒーターの運転なので出火等の危険性もあり、スイッチオフ後の冷却具合の確認も兼ねています。
ヒーター本体の外側のシェルは運転中もそれ程熱くならず、ほのかに温かい程度でした。問題の排気管ですが、先端は運転中はかなり熱く触れば間違いなく火傷する温度でしたが、意外と早く冷却しました。排気管の根元の耐熱・断熱テープを巻きつけたところは、運転中は結構熱くなりますが、直ぐに火傷するほど熱くはありませんでしたが、逆に冷却には時間がかかりました。排気管の出し口の周辺ですが、思ったほど熱くはなっていませんでした。室内の取り付け金具も若干熱くはなりましたが、火傷するような熱さではありませんでした。一応、実施した耐熱・断熱対策は効果があったようです。
今回の試運転は正味10分ほどだったので、もう少し長時間の場合は違ってくるかも知れないので、次回別途機会を設けて検証してみたいと思います。
次のプロジェクトは、横転事故の際のキャンパーシェル 側の損傷箇所の修理を予定しています。
関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s
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