タイニーハウス東京

東京でタイニーハウス暮らしを実現する。超小型木製トレーラーハウスの自作にチャレンジ

買い物で思いついたこと

2017-09-25 22:59:40 | 仕事と生活
今日は夕方付近のディスカウントストアに買い物に出かけました。有名な安売りチェーン店ですが、私の感覚では言われるほど安くもなく店舗内の展示が乱雑で品物を探すのが難しく、どちらかと言うと嫌いな店舗なのですが、家内が結構好きなので時々仕方なく一緒について行っています。





店内の展示は非常に狭い通路の両脇に堆く積み上げられ、彼等自身はそれを自分達の特徴あるいは強みと認識しているのですが、私としては通るだけも難しく大地震でもあったら非常に危険だと思っており、その意味でも余り出かけたくない場所でもあります。消防法的にも大丈夫と思ってしまいます。

それ以上に許せないのは駐車場です。出入りの車線が極めて狭く、ゲートの位置もかなり無理があり車を入れるのに難渋します。全体のコストを下げるために、建物そのものの効率を上げたい気持ちはよく理解できます。
ただし、先述した店内展示の仕方にしても駐車場の狭さにしても、本当に顧客のことを考えているのか疑問を感じます。安全や心地よさとは全く正反対ではと私は思っています。他方で、この乱雑さが好きだと言うお客さんも多いようで(家内もその一人)、特段安いわけでもないのに多くのファンがいるのも事実です。いつも多くのお客様で混み合っています。人の考えや好みは様々であることの一例です。

さて、先週9/20にユニクロがスペインのバルセロナに同国での第一号店をオープンしました。ユニクロは、最近では何度か難しい局面もありましたが、日本では長いデフレ環境下での勝ち組として位置付けられています。一方で、同社の海外進出の熱意や努力とは裏腹に、海外での評価は余り高くはありません。事実、ニューヨークやパリ等に進出したものの、正直業績はパッとしていません。一体何が国内外の評価の違いを生んでいるのでしょう?

その原因は日本で成功した同社のビジネスモデルそのものにあるのではと思っています。ユニセックスで比較的安価で品質の高い衣料品を提供すると言う同社のそれは、実は同社オリジナルではありません。至極簡単に言えば、米国GAP等の既に成功した企業のビジネスモデルのコピーです。こうした米国のような先行市場で一定の成功が検証されたビジネスモデルを時間差で採用して日本で事業化するのは何もユニクロだけではありません。ファーストフード、コンビニ、インターネット関連事業は、その典型です。

私は、このような手法が悪いと言っているのではありません。そもそも、外から導入したビジネスモデルだけでは勝算が低く、本家本元の海外市場で何を強みに戦うのかを明確にする必要があると言うことを示したいのです。やはり勝つためのシナリオをもう少し考えてみるべきだと思っています。

先にあげた時差型ビジネスモデル採用方式で挙げた事例は、良く良く見てみると全てサービス業です。つまり、従来日本が得意としてきたハードウェア事業と較べると、現地の消費者の動向や嗜好により大きく左右される事業であることです。日本のサービス業は総じて海外進出の歴史が短く海外市場での経験値が
十分でがありません。今後の日本経済を支える大きな柱であり、将来の事業展開能力の高度化が期待されます。



関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s

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