タイニーハウス東京

東京でタイニーハウス暮らしを実現する。超小型木製トレーラーハウスの自作にチャレンジ

日本社会の不可解さ その1

2018-01-24 23:05:34 | 仕事と生活
日頃から大変不思議に思っていることがあります。それは日本社会に潜む様々な矛盾や問題点です。
今日は、相撲協会の不祥事に絡み、その一つを取り上げてみたいと思います。


それは日本のマスコミが好んで使い人々も受け入れている「監督責任」や「管理責任」と言う非常に曖昧な概念です。例えば、とある企業で社員が犯罪等を犯した時に、「某一流会社の幹部が交通事故を起こした」などの記事のようにマスコミ等が好んで使うフレーズですが、こう言った個人が個人の責任で起こした事件に対しても日本では組織が責任を取って幹部や上長が責任を取る等の圧力が発生します。

このような現象については、筆者はかねてより大変疑問に思っておりました。何故個人の問題を組織として責任を取る必要があるのか?また、同様に何故マスコミはそれを混同して責任を追及するのかと・・・。更には、一般の日本人は、この件については疑問をあまり持たないのは何故か?



昨年末から世間を騒がせている日馬富士の暴行問題にしても、今回の大砂嵐の無免許運転の疑いにしても、またぞろ相撲協会や親方の監督不行き届きだとバッシングされていますが、本当にそう言った観点で議論されるべき問題なのでしょうか?個人的には大変疑問です。

何故なら、個人のプライベートレベルの生活や行為に対し、組織が強制的に口出しして従わせるような前近代的な社会に我々は暮らしていないからです。本当に組織絡みの問題であれば、当然組織の長が責任を負うことはあり得ますが、これらの問題は全くそのようには見えません。


これらの事象は大変残念ですが世界の他の国の人々から見ると(少なくとも民主的な先進国)極めて異常に見えるのも事実です。




関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s

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