今日はお盆の入りですが、新型コロナ感染蔓延のため例年と異なりお盆の行事を控えているご家庭も多いと思います。
そもそも、「お盆」とは何かご存知でしょうか?
お盆の語源は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」から来ています。
元々は サンスクリット語の「ウラバンナ」で「逆さづり」という意味だそうです。
なぜ「ウラバンナ」がお盆になったか、これには次のような逸話があります。
お釈迦さまの弟子の一人が、「自分の母親が地獄で逆さづりにされて苦しんでいる」ということを知り、お釈迦さまに相談 しましたところ…
「雨季の修行を終えた僧侶たちが7月15日ごろに戻ってくるからたくさんのご馳走を差し上げてお母さんを供養しなさい」と伝えました。
弟子がその通りにすると、お母さんは無事極楽浄土へ行くことができました。
お盆にお墓参りをしてお供えものをする、というのはこういった逸話から習慣ができたのです。
上のエピソードでも分かるように、元々お盆は7月15日頃でしたが、明治時代に入り新暦に変更されたことで1ヶ月ずれが生じ7月15日が8月15日になりました。
現在では、「正月」などは新暦で迎えていますが、「お盆」はほとんどの地域でそのまま8月に行い続けられています。
そのことから、現在8月に行われているお盆を「旧盆」と呼ばれています。
我が家でも、今年は異例の「お盆」となりました。
今年は父の十三回忌も兼ねてお盆に法要を行う計画でしたが、兄弟で話し合い来年に延期しました。
新型コロナ感染が早期に終息してくれることを祈っています。
関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s
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