昨日は、成人の日だった。
うちの次女も、新成人だ。
今回、鶴岡八幡宮での、成人祭に参加させていただいた。
舞殿の上で、成人になった誓いをたて
玉串ではなく、破魔矢を立てる。
宮司さんの祝詞のあと、雅楽にあわせて
巫女さんが、美しい舞を舞った。
さすが、舞殿。
なんともいえず、清廉な風が吹いている。
女性は、晴れ着、男性は、鎌倉時代の正装である
直衣と烏帽子をかぶる。
参列の私まで、ハレの場所というので晴れ着をきていった。
舞殿の下に結界があり、参列者は、そこで見守る。
(結界の中から)
舞殿の周囲には、たくさんの見物の方が
カメラマンをかまえていた。
私たちは、参列者なので、これ一枚くらいしか
とっていない。
金の幣でお祓いもある。
その鈴の音の美しいこと。
そのあと、直会殿(なおらいでん)にで
お祝いのお膳がでる。
それを直会といい、古式ゆかしく、鎌倉にご縁がある
食べ物、そして、新成人が生まれた年に作られた古酒が
振舞われた。
緊張の儀式のあと、宮司さんは、優しいお人柄で
いろんなお話しやら、言葉をかけてくださり、だんだん、空気が和んでいった。
市町村で、主催される「成人式」にでるのがあたりまえだとおもってた。
5年前の長女のときは、アリーナまで送ったのに、はいっていないというので
あきれた。
今回、次女が友達との情報交換で、アリーナだと、たった30分だけに
大変な思いをして、たいして、心にのこることはなさそうなのだ。
だから、きちんと、神事をしていただいたほうがいい、ということになった。
本当に、参加させていただいてよかった。
成人の式としては、いいものだった。
そのあと、お嬢は、ランドマークのホテルの同窓会にいくのに
自宅で、ドレスにお色直しをして
私は、着物のまま、京懐石をひさしぶりに食べて
疲れた一日。
今日から、着物の片付けなのだが、大変なことになっている。
たたむのは、できるのだが、いちいち、お手入れをしたり
今まで、おざなりになっていた、呉服の引き出しの整理もかねてしようと
おもうので、収集がつかなくて、頭が混乱してきた。
とにかく、洗濯できるものは、洗濯し、付け下げも洗いにだし
着物も増えたので、整頓して、今年は、昨年より、着物を日常に着たいなあ、
とおもっている。
母が送ってくれたウールの着物は、とてもあたたくて着易い。
レンタルにすれば、こんな、大変なことにならないのに
なんで、しないかなあ?とおもうが・・。
娘が二人であること、自分が気にいったもの
こだわりをもると、結果、こんなことになってしまった。
12月から、日常がくるっている。
いつ、復活するだろう・・・。