結婚したとき、住所録を用意した。
あれから、幾年月・・・。
年賀状をやりとりする人もいるが、人間関係もかわったし
お互いに、住所も変わった。
ちょっと整理したいなあ・・・。とずっとおもっていた。
この漆調のアドレスブックは、昔 いただいたものなので
名前と住所、電話だけのシンプルなもの。
数年前、私は、ネットの友達用に、たくさんかけるアドレス帳を用意した。
パソコンや携帯電話の中のアドレスで、十分だとわかってきたので
あえて、贈り物をしたり、されたりする間柄や
もし、死んだら、知らせてほしい、と思う、友達だけを集めることにした。
私は、弘法大師じゃないので、ペンを選ぶ!
このペンは、子供のペン習字用にかったが、あまりに書きやすいので
自分ように、ネーム入りを注文しずっと愛用している。
父の死後、たくさんの書類をかくことになったときも、まっさきに家族に
「あれ、もってきて!」といったくらい。
たくさん、書いたからか、私のくせになじんでいるのか?とにかく、書きやすい。
それで、「さあ、書くぞ」と・・・・。
高校時代の友人が、ほとんど。
できるだけ、そぎ落とそう・・・・。
我が家のアドレス帳をみながら、点検したら
相手が、独身だった頃や、「これ、誰だったかなあ?」とか
夫の関係者で、あったこともない人など、時代を感じた。
独身→社宅→海外駐在→社宅→自宅→同居の人も。
ご夫婦→奥様ご逝去のままの人も。
現在は、再婚なさって、幸福そうな年賀状がきている。
よそのおうちもいろいろあったなあ~、と、懐かしい、が、感慨に耽ってはいけない。
できるだけ、シンプルに!とおもっていたら、おもったいより、早く済んだ。
友達、少ないのかな?
いや、本当の友達は、こんなにいてくれるってことだ。
ちなみに、私の変遷は・・・。
新居→海外転居→転居→転居→帰国社宅→社宅→自宅である・・・・。
年賀状をださなかったら、友達から、忘れ去られていただろうな~。
そうそう、今日は、お天気がよかったので、やっとお雛様をしまった。
今度は、よろいかぶと・・。
むすこは、「ださなくていい」といったが、「美しいから」っていってみた。
引越しなみの季節行事。
今度、引っ越すときは、このアドレス帳だけで、ことたりますように。