人が好んでいることを
否定して、なにが、気持ちいいのだろう?
とおもうことがあった。
最近の私は、人と「共感」することを
心がけているし、お友達もそういう方が
多いので、気持ちがいい。
「いいね!」と言葉にすることが
関係をよくすると思う。
たとえば「今夜は、満月ですよ。
月のパワーがいっぱいです」と
ヨガの先生にいったら
「おっ!そうですか?みなくては!」と
いってくださった。
そこには、微笑みがあって気持ちがよかった。
同じことを、違う人にいったら
「月は『陰』の気があります。
女性は陰の気を受けやすいので
私は、お月様は、みないようにしております」と
いわれてしまった。
そんなの変だ!
とおもって、いろいろと調べたら・・・。
確かに、細木 和子先生が、同じようなことを
テレビでいったみたいだった。
また、北欧にも、若い女性が満月をみてはいけない、とか
「ほんまでっか」でも、満月には、女性ホルモンに影響があったり
脳科学的にもなにかあるようなことをいっていた。
ほんまでっか!?(笑)
月光浴が好きな私は、陰の気を受けるのは、
いやだが、皓々とした光に、嫌な気はしない。
パワーアップできるとおもったほうが
気持ちいいし、最近は、そういう考え方をすると思う。
「肌」にも、いろんな臓器の名前にも「月」の部首があるのだから
体に影響があるのかもしれないが・・。
人が「好きです」といっているものを
公衆の面前で、皮肉ぶるのは
私は、いかがなものだろうか?
と、思っている。
根にもっている私こそ、陰の気に満ち溢れている!?
(京都 一日目 お昼をいただいた 「くろすけ」 昔のお茶屋さんで湯葉料理を堪能)
私は、自他ともに認める「わがまま」である。
それを「Poncoは、『こだわり』をもっているだけ。
それを含めてのPoncoだから。」と認めてくれる友達が多い。
そうでもないと、私とトモダチでいられなかっただろう。
若いときからいわれてきた「わがまま」が
自分では、理解できない。
どこが、どうわがままなのか?
自分が、好きなこと、やりたいことを
人にはっきりいうタイプであることは
確かかもしれない。
ただ、私は、「自分勝手」ではない。
周囲には、とても気を使う人間でもある。
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最近、自分を否定されることが
耐え難くて、とてもつらい。
人からみたら、どうでもいいようなことだが、
私は、傷ついてしまって、先日なんて
泣いてしまった。
相手は、ただ、からかっているだけなのに
だんだん、言い返しても無駄だとおもって
面倒になった。
すると、するりと悲しい感情がおきあがって
涙がぽろりと零れ落ちた。
私には、真面目なこと、
深刻なこと。
それが、笑いの種にされていくことに
我慢がならなくなった。
いったん、落ちた感情に私は素直である。
それが、「悲しい」でも「怒り」でも
私は、自分の感情に素直である。
周りの空気が氷ついても
私には、どうしようもない。
「うれしい」「ありがたい」「楽しい」にも
素直である。
私は、大人げない、年齢を重ねた女性である。
こういう自分が、自分で「厄介」だと思う・・・。
(写真は、先日、旅した京都 上七軒のお茶屋さん 提灯が、目印だそうだ)
京都の旅のこともかきたいのだが・・。
今日は、友人と逗子の「なぎさ橋珈琲店」にランチにいってきた。
ここは、以前、デニィーズ、通称「逗子デニ」があったところだ。
犬をつれての「DOGCAFE」もある。
駐車場にも、大きな松がたくさんあって、風情がある。
ランチより、おしゃべりをして、情報交換やお互いのストレス発散が大きい。
彼女から、このお店からの眺めがよいと聞かされていたので
「いつか、連れて行ってね」といっていた。
逗子でも、このロケーション、最高だなあ・・。
江ノ島がみえるし、富士山の頭も見える。
目の前というか、真下には、ウィンドサーフィンやら、カーヌーをしている人たちが。
今日は、寒くなったのに、楽しそうだ。
この友人とは、息子たちが同級生であるので「受験生のお母さんの大変なところ」で
盛り上がる。
散々、おしゃべりをして、鎌倉経由でかえってくれることになった。
逗子海岸から夕日が見えた。
「ああ、本当に、海で趣味を楽しむのってよさそうね~。生活を楽しんでいる感じがするね~!」
「逗子は、東京にも、直結しているものね」JRも京急でも、東京や横浜へいける。
そういう豊かな土地柄である。
私たちは、神奈川出身ではないので、やっと、普段の湘南のよさを
満喫できたね、という感じだった。
根元 きっこさんの「COYA」というカフェの前もとおったので
確認したら、またまたまたおやすみだった。
4回きて、一回しか、中で食事できていない。(笑)
Kちゃんのリクエストがなかったら、きっと知らなかったことだろう。
平日の134号線沿いは、ゆったりして、気持ちいい。
私は、子供のときから、日本史がすきで
いわゆる「歴女」であり、特に興味があったのが
女性、それも、悪女といわれた人たちだった。
(なにが、悪女なのか?よくわからないが・・)
(なにが、悪女なのか?よくわからないが・・)
その中でも、テレビドラマや映画で必ずしっかり見るのが
「淀君」
どんな役者さんが、どんな淀君になるのか?
毎回、興味津々である。
淀君は、北の政所にくらべ、気がつよく
大阪、豊臣家を滅ぼした張本人みたいに
いわれるが、彼女は、とても人間くさく、魅力がある人だ。
昔から、たくさんの役者さん、たとえば時代劇の大女優、
新進の若手、宝塚出身の女優さん・・。とみてきたが
今回の「江」の宮沢 りえちゃんの淀殿は、一番好きになった。
これまでの「淀君」は、ひたすら、プライドが高く
北の政所に、ライバル心まるだしで、大勢をみない。
また、史実には、ヒステリーであり、偏頭痛もちであり
情緒不安定だった。
そして、妹・江の最初の娘を手元に引き取り、養育し
宿下がりした侍女にも心遣いをしたという記録もあるらしい。
優しい情けももった人だった。
どれもこれも、そうだったろうと思う。
今回の宮沢 淀殿は、美しいのは、もちろんだが
優しく、心根が綺麗で、謙虚であり
また、はかない・・・・。
りえちゃんの淀殿の衣装のすばらしさ。
片身が、柄がちがっていたり
大人の女性の紫や黒、金が絢爛豪華で、ろうたけた凄みがあった。
そして、息子をひたすら愛する母親、女として息子に頼りたいか細げな
ひたむきさ。
息子に涙をみせる淀殿は、初めてかもしれない。
大阪城からでて、山里曲輪が、自刀の地となっている。
私は、高校のころ、よく大阪城にいっていたような気がするが
「淀君 自刀の地」の石碑の前にいった記憶があって
テレビをみながら、「石碑はもっと大きかったような気がする!」と
一人、思いを大阪城に寄せていた。
太融地に供養塔があるのは、知らなかった。
あのあたり一帯、私には「歓楽街」のイメージしかなかったので、
失礼しました。
りえちゃんの「淀殿」で、この人物を演じるハードルを
あげたな~と思う。
来週から、もう、淀殿でてこないとおもうと、とても寂しい・・・・・。
家族がいなかったら、テレビをみながら泣いてしまうところだった。
私ほど、おもいいれがない家族も一同、感動していた。
↓ N.H.Kのサイトで、りえちゃんの「淀殿」がみられます。