Poncoの ぴろ~・ぶっく 

枕元においたノートに
日々の生活で感じたことを
好き勝手に綴りたい・・・・。

思い出の服に、ありがとう、さようなら!

2010年09月29日 | Weblog

先日、屋根裏収納を片付けていたら
子供の中学の体操服や、夏ズボンが
でてきた。

大方、2年前に寄付したとおもっていたが
まだあったのだ。

シャツもある。

中学では、文化祭などの行事のときのバザーで
ただで、制服や体操服がもらえる。
娘たちは、買ってやったもので
十分だったが、サッカーをしていた息子は
よくいたむので、自分で用意したほかに
体操服も友人のお子さんのお下がりや
バザーでもらっていた。

さて、どうしよう・・。
卒業して、2年近くたつ。
お下がりのものもあるし
うちの子のものも、大して綺麗じゃない・・。
捨てたほうがいいかな?

でも・・。
やはり、まだ中学生がいるご近所さんに
もっていってもらうことにした。

それは、面倒くさいことだが、
できるだけ、使えるものを捨てたくない、
という私のポリシーだし、バザーで
もらえると気持ちが楽だったもの。

今日、ズボンをあらってアイロンをかけた。

こういうのが、面倒くさい。

屋根裏の娘の服は、袋2つ、
リサイクルショップにもちこんだ。
おしゃれな長女の服は
お金がかかっていそうだ。
残念ながら、私ははいらない。
また、私の服も、処分した。

何年間かの思い出が、
些少な金額になっていった・・。

「ありがとう」の気持ちで、さよなら。


AUN J-クラシック・オーケストラ

2010年09月26日 | Weblog
AUN J-クラシック・オーケストラ 「桜-SAKURA」アルバム 発売記念ライブ


昨日、テレビでみた、邦楽集団
「AUN J-クラシック・オーケストラ」

世界遺産、フランスのモン・サンミッシェルでの
演奏、すばらしかった。

和の音は、室内できくのが
本来だとおもっている。
あの天井の高い聖堂の中での演奏は
きっと、フランス人の心を揺さぶったとおもう。

できたら、私もライブをきいてみたいとおもった。

とにかく、かっこいい!
本当は、音階がちがう洋楽を
演奏するのは、とても大変だと思う。
お琴や和太鼓をもって、300段以上の階段を
上って会場入りなんて、この若者たちでないと
できないかも?

2年前に、増上寺できいた和の音がとてもよかった。
祈りの場所で、聴くのは、絶対にいいと思う。

前向き駐車

2010年09月24日 | Weblog
今朝は、車の前向き駐車をしないといけなくて
べそをかきそうになった。
 
駅前のフィットネスクラブの敷地外の駐車場で
住宅に接している部分が前向き駐車なのだ。
 
時間的にちょっと余裕があるかな?
と挑戦してみたが、全然駄目。
 
なんとか、スペースに前向きに
収めたが、車の下をすっていないか
とても心配。
 
コストコにいくと前向きにとめる。
買い物をしたものを後ろからいれやすいから。
友人にきいたら、アメリカの駐車場は
斜めになっていて、前向きでないと
いれにくいそうだ。
アメリカのモールにいったことがあるが
スペースが広いので楽なんだとおもっていた。
それもたぶんにあるだろう。
 
今日は、日本の狭いコインパーキングで
前向きにいれるのに難儀した。
 
ああ、駄目だ。
この間みたいに、1番があいていなければ、もっと遠くの
駐車場にいれるしかない。
「このクラブ、やめたい!」と叫びそうになった。
ストレスが多いクラブだなあ・・。とつくづく思う。
 
レンタルボックスがいい位置だし、スパの設備がいいのと
お手ごろ価格なので、前のクラブにもどるのに
二の足を踏んでいる。
いろんなこと、なんとかしてほしい。

シロップのおかげ

2010年09月23日 | Weblog
昨日も、真夏日でぐったりした。
 
今年の夏は、熱中症のニュースが多くて
自分も子供たちにも猫にも親にも
注意していたが、結局、倒れたものはいない。
 
息子の友人たちは、結構、体調を
崩したみたいで、うちの子も
ずいぶん、無理をしていたのに
倒れないのは、不思議だと思う。
 
私は、ひそかにそれは、6月につくった
梅シロップとレモンシロップのおかげじゃないか?
と思っている。
ひたすら、梅シロップと冷水には、レモンをいれていた。
カロリーは、あるので太ったくらいだが
毎日、何回ものんだ梅シロップは、絶対に
体によかったとおもう。
そして、姑手作りのふりかけ、ゆかり。
赤紫蘇を細かく刻んだものは、
市販のものより、しょっぱくて、効きそうだ。
 
今日は、さらに強力なシロップが加わった。
 
処方箋をもって岩瀬の薬局にいくと
広口瓶に梅がつけられていた。
「これ、梅ですか?梅シロップ?」ときくと
大高酵素につけた梅だそうだ。
材料だけで1万円以上する。
 
「それは、効きそうですね~!
贅沢ですね!」というとベテラン薬剤師さんが
「シロップ好き?」
ときくので、即座に「大好きです」と答えた。
するとトントンと二階にあがっていき、小さなペットボトルを
くださった。
すももの2年もののシロップというか
リカーもはいっているので、すもも酒かな。
 
「ちょっと味みて」というのでいただくと
きゅっ!と気付けになった。
 
「効きました!」と目を見開いてしまった。
私は、ときどき、養命酒を気付けにのむが
あまり美味しくはないので、忘れがちだ。
 
この李酒は、甘酸っぱくて美味しい。
二口のんで、夕食時には
水割りでいただいた。
 
その女性薬剤師さんは、お元気で
初老ながら、ピンと背筋が伸びた人だった。
ご自分でも「元気で働けるのよ」とおっしゃった。
 
私は、自分では、そんなに元気でもないとおもうが
なんとかやり過ごせるのは、こんな風に、あれこれ
養生訓みたいなことを生活にとりいれているからだと思う。
 
植物のシロップは、植物のパワーを移したものだから
一種の「レメディ」といえるんじゃないかなあ?
今、レメディが問題になっているが
それだけに固執すると駄目だとおもうが
私は、自然には、とても力があると信じている。
シロップを愛飲していたおかげで、今日は、処方されるより
もっといいお薬をいだたいた気分だ。
 
 

息子の文化祭

2010年09月20日 | Weblog
土曜日、日曜日と息子の高校の
文化祭にいってきた。
この学校は、文化祭と体育祭が
隔年なので、息子にとっては
初めてで、最後の文化祭になる。
 
我が子中心に、この行事の感想をかくと
「いろいろ、やっていたんだなあ・・。」である。
 
初日、女装コンテストにカツラをかぶって
ステージにてスカートをはいて、クラブの仲間たちと
モーニング娘の「ラブ・レボリューション21」を
踊っていた。
 
その前にみた、クラブの映画でも
ちょい役で、でていたが
そんなのぶっとぶくらいである。
 
がに股で、ミニは、ないぞ~。
ああ、メイクした顔がおねえちゃんに
そっくり!
しかし、おねえちゃんより、清楚そう・・。
 
 
昨日は、朝一番のクラスの劇にでるらしいので
三脚を持参して、高速でいった。
 
こちらは、あまり期待していなかったが
意外と、イケル!
ピーターパンのお芝居でヒロイン、ウエンディの
お兄さんジョンの役だった。
ダンスシーンでは、なかなか、こなれた動きだった。
動きは少ないのだが、腰が据わっていて
動きが、ピタッ!と決まるダンスで私としては
合格~!!
 
で、その直後、「お笑いコンテスト」に漫才で
出演。
 
3月にクラブの打ち上げで一緒にコンビを組んだ子と
でるのだが、あのとき、お笑いに厳しい大阪人の私としては
「お笑いのセンスがあま~い!!」だったので
どうなんだろうか?とおもっていたが、
独自のギャグを開発していた。
舞台にあがったとき、「○○~~!!」(息子の名前)
の呼び声と拍手が盛大で、
ああ、結構、人気があるのね。とうれしかった。
男子先輩がたで、黄色い声じゃなくて
野太い声だけど・・・・。
 
 
親友の八面六臂の活躍には負けるが
いろんなことを、ラグビーをしながら
練習していたのね・・。と、感心した。
 
たぶん、これだけのことをしていたら
授業中は、睡眠をとっていたことだろう・・・。
 
これで、お笑い系、新宿二丁目系、
いろんな方面にも、職業選択の幅が
広がるのか?とちょっと、期待と不安が
入り乱れる。
 
お勉強は、エリートコースに乗れないのが
確定したが、
こんな楽しいことを仲間とできて
豊かな人生を送っているということが
私としては、うちの子らしいな。とおもった。
 
そして、息子とお友達になってくれて
ありがとう~!!と
ママ友と涙でもりがったのである。
 
 
 
 
 
 
 

秘密の花園?

2010年09月18日 | Weblog
想い出の市岡 03 教材園の移り行き


母校には、たくさんの植物があった。
庭もあった。
中庭は、全員知っている。

しかし、一年生のときの教室の
裏にあった庭。

なんだったのだろう?
私にとっては、秘密の花園だった。
人にみられたくないことがあると
こっそりいった。

あれは、「教材園」だったと、今、知った。

私が在校していたのは、この動画のずいぶんあとで、
教材園は、もっと鬱蒼としていたようなイメージがある。

今は、存在しない庭。

感慨深くて、じっとみいってしまった。


バンブーストール

2010年09月17日 | Weblog
以前、このブログにも書いたが、
私は、あるとき、バンブースカーフというものを
見つけた。
 
竹でできたストールである。
正確には、竹の繊維でできたストールだ。
 
数年前、新横浜の横濱スカーフのお店で
それを見つけた。
私は、元来、スカーフが好きである。
ストールは、日々の生活に欠かせない。
 
その竹でできたストールは、
絹ほど、頼りないわけではなく
麻みたいに、シャキシャキしていない。
とても柔らかくて、軽い。
 
ほしい!とおもったが
急に買えるお値段ではなかった。
 
私が、衝動買いをするのは、せいぜい3桁である。
 
それでも、ずっと気になって、
あれ以来、スカーフのお店があると
必ず、竹素材を探すようになった。
しかし、ないのだ。
 
同じお店にいっても、なかった。
もう、製造中止になったのかもしれない。
私の見間違いだったのかもしれない。
 
そんなことも思った。
 
水曜日に、みなとみらいに行く用事があり
久しぶりなので、ランドマークのお店をたくさん
見て回った。
足もくたびれてきたが、横濱スカーフのお店にいくと
バンブースカーフがあったのだ!
しかもSaleで、半額である。
即「買いだ!」と思った。
 
「これ、竹ですよね?」
「そうです」
「珍しいですよね?」
「ええ、もう、残っている分しかありません」
 
五枚、五色しかない。
お店の人に相談しながら
私は、柔らかいオレンジ、白、ピンクに
グラディーションになっているものに決めた。
これなら、和服にも合いそうだ。
 
その前に、タルボットで、新作のカーディガンを
散々、迷った挙句、買わなかった。
 
ああ、よかった。満足!満足!
 
それでいて、私が、心配しているのは
はたして、このストールが、私の一生ものになるか?どうか?ってこと。
 
2年前に、Kちゃんとおそろいでかったアイリスリネンの
ストールは、すごく気にいった。
ブログにも写真をアップした。
なのに、なのに・・。
東京の同窓会にいったとき、なくしてしまった。
私は、あまり物をなくさないのに
疲れているのと、荷物が多かったので
うっかりしてなくしてしまった。
あとで、霞ヶ関ビルやら、JRに問い合わせたが見つからなかった。
ああ、残念。悔しい。
 
そして、そのあと1000円の綿のストールをかったら
それが、大活躍なのだ。
なんて、いい子なんでしょう!と思う。
 
一番思い切ってかったパシュミナのストール。
これも、大事なので、クリーニングにだすが、大事にしすぎて
どこにいったかわからず、なくした?と、とても心配したことがあって
それ以来、もったいなくて、クローゼットにかかったまま。
 
パシュミナと同じ大きさでも、ウールのものは
どっしりしていて、羽織るのにいいが、
重いので、肩がこる。というわけで
これも、クローゼットの肥やしに・・。
 
エルメスは、本当に綺麗な色で
惚れ惚れだが、これもしっかりしすぎて
普段には、もったいないのと
スカーフにこちらが負けてしまうので、
ほとんどしていない一枚がある。
エルメスは、こちらも気合がいる
エネルギーを持っていると思う。
ただし、私のここ一番のラッキーグッズであることに
間違いはない。
 
たった一枚の布だが、スカーフやストールにも
相性やら、TPOがあり、一番活躍してくれるのが
値段が手ごろで、軽くて、質が優しいものである。
毎日、使うので、ぞんざいに扱うものもある。
 
でも、クローゼットの肥やしにしているのも
かわいそうだし、気張って出かけてなくすのも
もう、いや・・。
 
私は、おニューのバンブースカーフを
して出かける日がくるだろうか?
と、枕元において寝ている。
もう、買っただけで、満足で、新品のまま
子供に譲り渡すことになったりして・・。
 
クローゼットの肥やしにならないように
愛用したい、とはおもっているのである。
とりあえず、今年の秋は、少しおしゃれできたら
いいな・・。とおもっている。
 
 

宴のあと

2010年09月12日 | Weblog

宴の後

金曜日の夜、高校の同期会があった。

大阪の高校をでて、はや幾歳。
進学、就職、結婚、転勤で
地元を離れて、ときに孤独を味わい
ときに文化の違いに戸惑いながら、
がんばってきた仲間が集った。

楽しかった。
温かかった。

私は、代表幹事のお手伝いを
しながら、準備段階から、だんだん
楽しんでいたのである。

この高校は、旧制中学が男子校だったので
私の学年も男子が多い。
質実剛健をうたいながらも
我々の時代は、女子と男子が仲がよく
同期同士の結婚が多い学校である。

結婚までいかなくても
今だに、友人として
友達以上恋人未満みたいな
仲のよさの間柄の人は結構いて
きょうだいというか、とにかく身内という感じがする
人も多い。

近年、大阪の同窓会に携わっていた関係で
普段から、高校時代の友達と交流があって
むかし、大阪をでたときのような孤独から
抜け出していたような気がしている。

それでいて、
同期会がおわったあと、寂しい。

昨日は、疲れが残っていたからさほどではなかったが
今日、実生活の中の人間関係。
家族と接すると、現実に戻されて
唖然とする。

私がつくってきた家族は、
私の理想に反して
いたわりがなく、気がきかなく
情けないことがたくさん・・・。

「つまんない!」とおもってしまう。

私は、そこでは、「おかあさん」であり
人格なんて認めてもらえない。

ああ、このギャップ。

情けなくて涙がでてきた。

私は、子供を産んで育ててきたので
しっかりしなくてはいけなかった。

最近、そんなかわいげのない自分がいやだった。

先日、妹が「お姉ちゃんをいじめる人なんて
いないでしょう?」といった。
「うん、いない」と即座に答えた。
正確には、「最近」はいない。

よそもので世間しらずで、体がよわい私は
心無い言葉にきずつき、
悔しいおもいをしたことがある。
そんなときも、夫は家庭から逃げ出し盾になるとかしない人間だから
自分や子供やいじめられないようにするには
自分が力をつけなければ・・・。
と思ってきた数十年だった。

社宅時代は、なんで、こんな目にあうのだろう?
ということ、神経を煩わせること、多々あった。
モラルのない人、口がたつ人、要領がいい人、
居住年数で、序列や決まる生活。


そうやって、私は、鍛えられ、自分で、やりやすいように
アレンジする能力を培ってきたのである。
最近、そんな自分が「かわいくないなあ・・。」とおもっていた。

同期会にいくと、少数の「女子」であり
ジェントルマンになった何人かは、丁寧に接してくれた。

ああ、よい気持ちである。

甘えくせがついてはいけない、いけない、
とおもいながら、つい、むかしから気心をしっている友達に
好き勝手いい、好き勝手いわれ、和気藹々としているうちの
気持ちは、乙女心とまでいわないが、結構、女子モードになっていた。

優しい人が多いから
とても快適である。

顰蹙もののサラリーマンがいるんじゃないか?
という心配は、無用だった。

顰蹙もののサラリーマンは家庭にいたのだ。
顰蹙ものの高校生も家庭にいる。

あああ!
と私は、情けなくなった。
「つまんない!」と思うと
堰をきったように
現実を嘆き、やる気をなくした私になってしまった。

私が楽しい気分でいて
うれしいそうにしていることが
ストレスなんだそうだ・・・・。


自分が否定されることは
とてもこたえる。
そんなこと、かまわぬ、
というほど私は器が大きくないので
今日は、とても不幸な気分。

共感することを大事にしてきた私にして
この家族。
失望・・・・。

私は、元気になったら、また自分への
ご褒美を考えようと思う。

もう、寝込む生活はいやだし
いったん寝込んでしまったら
立ち上がれないような気がして
歯をくいしばってきたんだもの。

氷枕の冷たさに顔をうずめてワンワン
泣いた残暑の休日。

でも、また笑顔でいくよ~!
笑顔ができる私でいたい。

 


暑さと、邦楽

2010年09月04日 | Weblog

今、はがきを出しにポストにいった。
もう、痛いほどの紫外線と暑さ。

今年は、異常気象だという。
8月にはいってから
少しだけでも、外を歩くと
くたくたになるので
午後は、日差しをカーテンなどで
さえぎって、冷房の中ですごしている。

暑さって、やる気もでてこないなあ・・。

****


今日は、恩師の三弦と地唄をラジオで
聴いた。


番組ではお琴と三弦と胡弓と地唄。

懐かしいとともに新鮮だった。


そこには、最近聞きなれている
西洋の音楽とは別の音階やら
リズムというか、ゆったりとした時間が流れている。
日本語の言葉の美しさ。

初めて聴くのに、次の音がでてくる。
たとえば
「たきがわ~~~」とくると、次の
音は、「に」か「の」だな・・。

大和言葉を朗々と歌いあげるうちに
その情景が浮かんできたりする。

そこには、自然であったり、
筝曲部であった時代の母の姿がでてきて
不思議だった。

ゆったりとした時間の流れ。
いつもと違う、「時」をすごした。


静かな夕餉

2010年09月03日 | Weblog

娘が合宿にいっていないので
家は、静かである。

末っ子は、ついにひとりっこ状態になった。

昨日は、スーパーの特売日だったので
彼だけに、大きなシュークリムをかってあげた。
彼だけ、ステーキを焼いた。
彼に合わせて、献立を決める。

クラブで疲れて帰宅したら、
それに合わせて、御飯をつくってあげる。

昨年の喧騒がうそのようである。
長女がいて、夕方早くに、御飯を自分の分だけ
作る。
私が台所にはいると、調理したお鍋が流しにあって
私は、うんざりした。
そして、次女と息子のための料理するのに
洗いものから・・・ってなあ・・・・。
と不機嫌である。
猫は、「まんま、ちょうだい!ちょうだい!」と
エプロンのすそに立って、爪を立てる。

食事を作っても、次女は時間どおりにかえってこない。
やっと帰宅し、二人で食事。
二人で、テレビをだらだらとみて
やっとこさ、洗い物をしたとたん
息子が帰宅しようものなら
「なんで、今ごろ・・。」といきなり
不機嫌である。

そんな状態が、ここ数年続いていたなあ・・。

とにかく、あと数日は、息子の食事時間に合わせて
体力温存していてお給仕してやると、息子は落ち着いている。

猫も、静かである。

昨日、息子がしみじみといった。
「家の中の人数が少ないと、平和だなあ・・。」

 

彼が生まれたとき、社宅暮らしで
病院から車で社宅の駐車場についたとたん
遊んでいた子供たちが、かけよってきて
触ろうとした。
無菌状態の新生児がいきなり泥だらけの
手で、囲まれた。
私は、悲鳴をあげたっけ。
それ以来、彼がひとりだったことは、ほとんどない。
家には、姉たちがいて
周りには、社宅の子供たち。

どこにいっても、すぐ、友達を作る。
この地区で、息子を車に乗せて走ると
「あ!○○だ!」と、叫ぶ。
サッカーのクラブチームは、結構、広範囲だから
とにかく、知り合いを見つける。

落ち着かない人生なんだな・・。


「末っ子の男の子だから、かわいいでしょ?」と必ずいわれる。
かわいくて、たまらないというのは、ちょっと違う。
面倒くさいこと、たびたびである。

手を抜かざるを得なかったこと、たびたびである。
今は、姉二人の育児のあと、軽く、流して走っている感がある。
それで、いいのかもしれない。

やいやいいうと、反抗期の男子は、えらく暴走し
かまってやれないと、それはそれで、すねているのかな?
と思う。

私は、息子と二人で、どこかに行くのがすきである。
話をするのが好きである。
どういう感じ方をして、どんな考え方をしているのか?
それを知るのが、単純に好きである。
(彼の機嫌が悪いと地獄である)

それは、姉たちも同じ。

やっと時間ができて、子供たちのことをふりかえってみると
なかなか、面白い人間に仕立ててきたなあ~。
と思うのである。

とりあえず、孤軍奮闘、がんばってきました。