先月、祇園祭にいったとき
親友のMちゃんに
「Ponco,前に、嵐山にいったときも
その服きてたなあ~。」
と言われて気がついた。
そうかもしれない。
6年前に嵐山の法輪寺に十三参りに行った時も
この服をきていたにちがいない。
覚えているだけでも3回、夏の京都に
この服をきている。
それは、ずいぶん前にアメリカの妹から送られてきた
ローラアシュレイのワンピース。
紺地に白の格子にみえて
よくみると、紺地の中にも
グラディーションがあるので
タータンチェックともいえる柄。
子供とおそろいだった。
ローラシュレイらしく、膝が隠れるので
娘は、お茶会にもきていったことがある。
私は、夏の京都にいくとなると
つい、この服をきてしまう。
麻がはいっていて、涼しいこと。
紺地と白、丈などが、キチンとした感じがでるので
どこへいっても重宝なこと。
いわば、私の「京都服」というか
京の夏の暑さと闘う「勝負服」である。
手入れも簡単で、家で洗える。
ローラシュレイのほかのワンピースももっているが
ドライ専用だったり、シルクがはっているのは
家で、とても洗えない。
そして、何年もたって、だいぶ、傷んでいるが
サイズも変わった私が、ずっと着られるあたり
(まあ、きつかったりするが・・・)
すごい服だとおもっている。
できれば、この服と同じか
色違いが数枚ほしいくらい。
本当に使えるお気に入りの一着だ。
友達のKちゃんは、着心地がいいスカートを
なんと、高校から、愛用しているそうだ。
それには及ばないが、私の「勝負服」も
すごい年月、愛用している。
ファストファッションが流行る昨今
私とKちゃんは「スローファッション」を
実行している。
彼女と友達でいるのが、自分で納得なのだ。
「Ponco、篠笛きく?」と案内してくれたところは
大きな鯉の幟が飾られている「誉田商店」さん。
一般の人が入れない、その門をくぐった瞬間・・・・・。
ああ、ここに、テレビや、高級雑誌でみて、
私が、何回、京都にきても、みることが、できなかった世界があった。
ちょっと、一言では言葉にできない感動でした。
子供のときから、きている京都である。
お参りも、観光も、してきたが、こんなに、大人の京都を味わったのは
初めて。
そして、最初で、最後かもしれないなあ・・・。
と、思うくらい。
私の力では、味わえない、最高のもの。
「ありがたい」は、「有り難い」とかく。
「滅多にないもの」
まさに、有り難い。
持つべきものは、友達。
お誕生日のプレゼントも、わんさか、くれて、ほんまに ありがとう!
そして、おつかれさま!
また、「そうだ!京都いこう」(JR東海のCMのキャッチコピーなので関西の人は、この、むずむずしてくる感じ、わからないかもしれないが)となったら、よろしく!です。
これぞ、祇園祭り!
祇園祭りは、その昔、都に疫病が流行ったとき
その平癒を願って、始まったそうだ。
祇園祭りのときは、京都は、とても暑い。
どうして、こんな暑いときに?
と思うが、祇園祭りは「祈り」の行事なのだ・・・。
でも、暑くて、倒れそうだった・・・・。
私が、最後に祇園祭にいったのは、学生のときだから、はるか昔・・・。
でも、そのすばらしい世界は、決して、忘れることなく
毎年「ああ、祇園祭り いきたいなあ・・。」と思うである。
印象に残っているのが、鉾にかけられた、飾り。
今回みたのは、鳳凰と思ったら、顔は、龍の、初めてみるものだった。
なんというのだろう?強そうだ。
前日、雨だったので、雨よけがかけられているが、
その威容は、押してしるべし!
もう、半月ほど前になるが
帰省したとき、親友に無理をいって
祇園祭りにつきあってもkらった。
彼女は、京都のエキスパートであるから
誕生日直前の私のために、私が喜びそうな場所を設定してくれていた。
まず、いったのが、京料理の「桜田」さん。
通りになじんでいて、暖簾がなければ、わからないお店である。京都らしい。
それで、一歩お店にはいると、現代的なお店である。